プロ直伝「簡単＆お安く」誕生日パーティーをグンと華やかにするワザ

子どもの誕生日には、家族ですてきな誕生日パーティーを開いてお祝いしたいですよね。でも、飾りつけがマンネリ化してしまう…センスに自信がない…そんな悩みをもつ人必見！　華やかなテーブルコーディネートが簡単＆お安くできるアイデアを紹介します。

誕生日パーティーのアイデアをプロに聞いてみた

私は子どもたちが産まれてから毎年誕生日パーティーを開いていますが、飾り付けがマンネリ化してしまうことが悩みの種。毎年似たような誕生日会になってしまい、すっかりワクワク感が薄れてしまいました。

そこで今回、ママ友でありパーティーコーディネートのプロ、ナチュラル記念日スタイリストの砂田喜与子さんに誕生日パーティーのテーブルコーディネートのコツを教えてもらいました。

砂田喜与子　ナチュラル記念日スタイリスト

誰でもすてきにテーブルコーディネートできるコツ

誕生日パーティーの準備を始める前に、まずすべきことは「テーマを決めること」だそう。季節や子どもの好きな色、キャラクター、好きなスポーツや習い事、ハマっていることなどからひとつに絞ります。そのテーマにそった色合いのアイテムを集めていくことで誰でもセンスよく仕上がるそうです。
どんなアイテムを集めていくかは、「遊び心を大切に、準備している本人もワクワクするものを考える」のがおすすめとのこと。

次に、パーティーには「テーブルクロスが必須」とのこと！　その理由は、一瞬でいつもと違う雰囲気を演出できるから。きなりやオフホワイトのシンプルなテーブルクロスなら万能で繰り返し使えて便利です。
テーマによっては、レジャーシートや端切れの布、模造紙などを活用してみても。

こちらは喜与子さんが以前行った「レモン」をテーマにしたテーブルコーディネート。白のテーブルクロスにレモンの黄色が映えて、とてもすてきですね。

家にあるものと100均アイテムでカンタンに華やか

今回は、わが家の小1の娘が好きな「パステルカラー」をテーマに、テーブルコーディネートをしてもらいました。

パーティーの主役になるバースデーケーキは、高さを出してディスプレイしましょう！　ケーキスタンドを買わなくても、スープカップと大皿を組み合わせれば、即席ケーキスタンドに早変わり。なるべくシンプルなお皿を選ぶといいそうです。

100均アイテムを組み合わせてちょっぴり手作りして、ケーキに刺すピックを用意しました。と言っても造花を茎から抜いて爪楊枝や竹串に刺すだけ。

スプーンもシールを貼るだけです。これならカンタンなので子どもと一緒に作業することもできますね。

席札を用意することでパーティー感がグンとアップします。100均に売っているアルファベットシールを活用しテーマにそった物に貼っていくだけ。色を合わせるのがポイントです。スプーンに名前を貼ってもいいですね。

ケーキスタンドのまわりを彩るハートの飾りは、紙でできたガーランド。壁に飾るだけでなくテーブルコーディネートにも使えます。
バルーンもカラーが豊富なので、テーマに合った色のものを見つけることができます。テーブルに置く以外にも、天井から吊るしたり、壁に飾ってもいいそうです。今回はかわいらしくお花の形にして、テーブルに置きました。

お花は、2つのバルーンを結び目を合わせて縛り、2つずつのバルーン3セットをくるくるとねじって連結させると作れます。

パーティーは準備から楽しむことが大切

お家にあるものや簡単な手作りアイテム、100均アイテムを組み合わせるだけで、こんなに華やかなテーブルコーディネートができました！ 「これ本当にうちのテーブル!?」と見違えるほどの仕上がりに大満足。娘の驚く顔が目に浮かび、当日が楽しみになりました。

そして、「息子の時は、昆虫をテーマにしよう！」「観葉植物や昆虫のフィギュアをディスプレイして、テーマカラーは緑で…」「あ、パパの時はあのキャラクターをテーマにしようかな」と新たなアイデアが浮かんで来て、家族の誕生日が待ち遠しくなりました。

家族みんなで作る誕生日パーティー

今回、砂田さんのレッスンを受けて印象的だったのは「パーティーは準備から楽しむことが大切」という言葉。
今までは、誕生日パーティーの準備を私ひとりで抱えこんでいたと気づきました。料理や手作りケーキに飾り付け、家族の誕生日パーティーの日は朝からひとりでバタバタと動き回っていたのです。ママだけに負担がかかっていては、いざ本番！というときにエネルギー切れになってしまいますよね。

今回教えてもらったアイデアは、小さな子どもでも手伝える作業が多く、家族みんなで準備ができそうです。テーマ決めから一緒にできたらもっと楽しくなりそう！　今年は、新しい雰囲気の誕生日パーティーができそうでワクワクしています。みなさんもぜひ参考にしてくださいね。