空間を仕切って収納力がアップ!便利グッズを使ったアイデアで部屋がスッキリ
クローゼットや押入れなどの備え付け収納をうまく活用できていない、といったお悩みはありませんか?今回は、備え付け収納の収納力を最大限に生かすためのアイデアと、便利に使える収納アイテムを紹介します。
空間を区切って収納効率を上げる
家の中に物を収納できる空間はあっても、収納のための仕組みがなければ、ただ物を積み上げていくことになり、中の物を取り出したり片付けたりしにくくなってしまいます。物を使いやすく空間を最大限に活用するためには、収納する物に合わせて適切に空間を区切っていくのがポイントです。
棚板を動かす・追加する
棚板を動かせるタイプの収納なら、入れたい物に合わせて棚板の位置を調整することで、収納空間を無駄なく使うことができ、収納力がアップします。元々ある棚板の枚数では足りなければ、棚板を追加することもできますよ。
追加の棚板は、ホームセンターやネット通販などで入手が可能です。既存の棚板のサイズを測り、同様の素材の板を選んで、カットしてもらいましょう。追加したい枚数に応じて棚ダボの準備も忘れずに。
わが家のリビング収納も、「ここにもう1枚棚板があれば、これも収納できるのになぁ…」と思い、数年前に追加の棚板をネット注文しましたが、既存の物と比べても全く違和感なく、収納量を増やすことができました。
ラック類を活用する
各種ラック類も、空間を上手に区切って収納力を上げてくれる強い味方。例えばコの字型のラックは、上下に区切って収納量を増やしたい時に便利です。
わが家のクローゼット上段で使っているのは、縦にも横にも伸縮するタイプの整理ラック。ラックの下側にはバッグ類を並べ、上側には使う頻度の低い季節の物や冠婚葬祭用の物を入れた収納ボックスを置いています。
ラックがない時は何も置けずにいた空間にも、ラックを置くことで収納できるようになりました。
カラーボックスを活用する
カラーボックスも、収納の中を区切るのに役立つアイテムの1つです。他の場所で使わなくなったカラーボックスが、仕切り収納として活躍するかもしれません。幅・奥行・高さや段数もさまざまな物が売られているので、収納空間に合わせて選びましょう。
わが家では、こちらもクローゼット上段で、バッグ類の収納として2段のカラーボックスを使っています。上下左右に壁があるので、周りの物の影響を受けずに収納場所を確保できます。
奥行のある収納を奥まで活用する
方法1:手前と奥に分ける
奥行きのある収納は、せっかくなら奥までしっかりと活用したいですよね。そのための1つの方法は、空間を手前側と奥側に分けて、奥にはあまり使わないものを収納し、手前によく使うものを収納する、というものです。このとき、奥行きと手前を2分割くらいにすると使いやすいと思います。
わが家の例ですが、奥側には年に一度しか使わない節句飾りを収納し、手前側には普段使う書類を収納しています。
手前に置く物は、ボックスなどでまとめて動かしやすくしておくと、奥の物が取り出しやすくなります。奥側も、必要に応じてラックなどを活用しましょう。
また、下段の奥側には季節物家電などの重い物を入れることも多いと思いますので、キャスター付きのラックや台車などに乗せておくと取り出しやすくなります。
方法2:衣装ケースを使う
奥行の活用には、収納の奥行に合わせた、例えば衣装ケースのような引き出し式の収納ケースを使うという手もあります。引き出せば奥まで見渡しやすいのがやはり便利です。ケース毎に物の分類もできますし、奥行だけでなく、幅や高さも収納空間のサイズに合わせて組み合わせて使うことができるのもいいですね。引き出し式の収納ケースは胸から下の位置で使うのに適していますが、複数置く場合は、よく使うものほど取り出しやすい腰高〜胸の位置にくるようにしておくと便利です。
わが家の場合、衣装ケースの上と手前にあえて少し余裕を持たせて、上には大きな画用紙など置き場所に困りがちな薄い物を、手前側は臨時でサッと物を置けるような場所にしています。
余った空間を活用する
収納したい物が多いと、余った空間もできるだけ有意義に使っていきたいですよね。ちょっとした隙間や扉の裏など、場所に応じたアイテムを使って収納に活用していきましょう。
例えば扉の裏なら、扉に直接フックなどを貼り付けたり、扉の上から引っ掛けるような収納アイテムを使って、バッグや帽子、掃除用具など比較的軽い物を収納することができます。
他にも、隙間ラックや突っ張り式の収納用品など、収納場所に合わせたさまざまな便利アイテムがあります。ぜひそういった物も使いながら、収納空間を最大限に活用してみてくださいね。