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「いつか読むかも」「また読むかも」はどう判断する?こんまり®流片づけコンサルタントの本の片づけ方法

前回、こんまり®メソッドの片づけがスムーズに進む順番は「衣類→本→書類→小物→思い出品」と紹介しました。

前回の記事はこちら

これは「ときめき」という感覚で選びやすい順番であり、洋服の片づけを終えたら本の片づけに取り組みます。

中身は読まずに判断!こんまり流の本の片づけ方

こんまり流では、本棚から本を全て出して、 中身は読まずに「ときめくかどうか」で残す本を選んでいきます。

「本棚に入ったままでも、タイトルが分かれば選べるのでは?」と思われるかもしれませんが、本棚に入った状態の本を眺めるだけでは「ときめき」の感覚で選ぶのが難しいため、全て出して一冊一冊手に取って判断します。大変ですが、本棚を綺麗に掃除できるチャンスでもあるので、頑張って全部出してみてください。

出した後は、育児書、料理本、自己啓発本、雑誌、小説等ジャンルごとに分けて、「やりやすそう」と感じるジャンルから判断していきます。

この時のポイントは 、中身を読み込まないことです。読んでしまうと「ときめくかどうか」の感覚ではなく、「必要かどうか」の思考で判断してしまうからです。どうしても迷った時は、パラパラと少し読む程度にしてみましょう。

「いつか読むかも」「また読むかも」はどう判断する?

本の片づけで難しいと感じるのは、「いつか読むかも」「また読むかも」という本の判断だと思います。

「いつか読むかも」

買ったものの、読んでいない「いつか読むかも」と思う本。買ったその時は読みたかったのかもしれませんが、読んでいないということは「自分にとって本当は必要な本ではなかった」ということは考えられませんか?

「読みどき」を逃した本は手放すことで、自分がいま本当に読みたい本を手に取りやすくなります。「自分にとって必要な本だったらまた手元にやってくる」と考えて、一度手放してみることをおすすめします。

「また読むかも」

何度も読み返したいお気に入りの本は、もちろん残しておきましょう。

「一度読んだきりで、また読み返すかも」と思う本は、「前に読んだのはいつ?」「読んだことで何か変化はあった?」「今本屋さんに並んでいても買いたい?」と自分に問いかけて、これからも手元に置いておきたいのかを判断しましょう。

本の片づけは自分の思考の棚卸し

本の片づけは、自分の思考の棚卸しと言えます。 

本棚がすっきりするだけではなく、今の自分が興味があるテーマ、力を入れたいこと、大切にしたい価値観がハッキリして、頭の中もすっきりします。

そうなることで必要な情報をキャッチしやすくなり、次の行動を起こしやすくなります。「今の自分はどんな思考を持っているのか?」そんな視点で本の片づけに取り組んでみるのはいかがでしょうか。

次回、準備がしやすいランドセル収納についてお伝えします。

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担当カテゴリー

家事・住まい

こんまり®流片づけコンサルタント 広田なつき

こんまり®流片づけコンサルタント。埼玉県在住、小学生の男の子2人のママ。元金融会社員。
片づけを通して、家族のときめく空間&時間作りと、ママが自分の好きなこと・やりたいことに情熱を注ぐお手伝いをしたい、という思いで活動しています。
無印ムック本「子どもとスッキリ暮らす収納術」等メディア掲載実績多数。

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