【入園グッズ】巾着型とマジックテープ、2種類のお弁当袋の作り方

【入園グッズ】巾着型とマジックテープ、2種類のお弁当袋の作り方

来春のことを考えてそろそろ入園グッズを作ろうという人も多い時期ではないでしょうか。
お弁当袋が必要な園も多いと思いますので、今月は裏地なしの「巾着型」のお弁当袋と、裏地つきの「マジックテープ」を使ったお弁当袋の作り方をご紹介したいと思います。
分かりにくいところは動画もチェックしてみてくださいね。

【材料】

☆表地50センチ
※キルティングは分厚くなるので不向き! オックスくらいの布を用意してください
☆マジックテープの場合の裏地50センチ
※裏地に関してはローン(シャツ生地)くらいの薄手の生地をチョイスしてくださいね
☆ヒモ(60センチ×2本)orマジックテープ
☆巾着型の場合はヒモの先に付ける留め具

■生地の詳細はこちら

《ワンポイントアドバイス》
表地が薄い色で裏地が白黒ストライプのようなハッキリした柄だと、裏地が表地に透けてしまって残念な感じになりますので、組み合わせに気をつけてください。
可能であれば、実際に店舗で重ねて見てみるのも◎!

【巾着タイプの作り方】

●裁断

柄に向きがあるかで1枚仕立てか2枚仕立てかを決めます。
ボーダーやドットなど向きが無い生地や無地の生地は1枚仕立てでOKですが、向きのある絵柄は2枚仕立てにしてください。
ちなみに、生地が薄すぎて不安な場合は、底の方にもう1枚しっかりめの生地を重ねるのも◎。
私は今回この作り方(生地を重ねる作り方)で作ってみました。
その場合は、もう1枚このサイズの生地が必要です。帆布(キャンバス)生地やオックスがおすすめ。

●作り方
・柄向きがある生地の場合は、まず2つの生地の底になるの部分にジグザグミシンをかけます
・表地の2枚の生地を縫い合わせて、縫い代をアイロンで割ります。ここで、しっかりと柄の向きが合っているかチェック!
※柄向きが特にない1枚布で仕上げる方はこの工程は飛ばしてください。
・底面強化でもう1枚布を重ねる場合は、この段階で裁断した上下の端をは1センチ内側へ折り込んでアイロンをかけます。
・その後本体の底と重ねるようにしてコバステッチで縫い付けます


※生地は重ねるだけです。切り替えではありません

・ジグザグミシンをかけます。
・中表にして両サイドを1センチ幅で縫います。上から7センチは縫わないので注意!

・アイロンで縫い代を割って、縫い線が分かりやすいようにキレイにしておきます。

マチを作ります
今回作るお弁当箱のマチは13センチにします。
・端の縫った線を中心にマチを底辺の長さにした△になるようにまち針で印をつけます
(まち針の印が分かりにくい方は、鉛筆やチャコペンで書いてしまってもOKです)

・その部分をミシンで縫います
・縫い代を1.5センチ残して切り落とします。
・切り落とした部分にジグザグミシンをかけて、ほつれてこないようにします。これを、両サイドおこないます。

口の部分を縫います
・まずは、1センチ幅(0.8㎝ステッチ)で空き止まりを縫います。図を参考に縫ってみてください

・最後に口を1センチ+2センチの三つ折りにします

・1.8センチ幅で縫います
・最後に紐を通して留め具をつけてできあがり♪

【マジックテープタイプの作り方】

●裁断
今回作る「マジックテープタイプ」のお弁当袋には、年少さんでも食べやすい量の平たいアルマイトお弁当箱~1段低めのプラスチックお弁当箱までが入る大きさです。
また、カトラリーセットの大きさによっては一緒に入らないサイズですのでご注意ください。
・表地1枚、裏地1枚を下の写真のサイズに裁断します

●作り方
・表地と裏地をくっつけるところからスタート! 開いたときに入口になる端の部分から縫っていきます。中表にして、上から1センチほどのところを縫ってください

※図にはジグザグミシンと書いてありますが、裏地が付くので飛ばしてもOKな工程です。よりしっかり作りたい方はジグザグミシンがおすすめです。

・縫えたら割るようにしてアイロンを掛けます(ジグザグミシンを2枚一緒にかけたら飛ばしてOKな工程です)
・表に返して、コバステッチをかけるときれいに仕上がります。

《ワンポイントアドバイス》
⇒裏から見て、少しだけ表地が見える様にずらして縫うと表から見たとき裏地が見えなくてキレイに仕上がります!

↑裏から見ると見るとこんな感じ♪

・生地を13センチ内側に折りアイロンを掛けて、折り返して中表になるように合わせます

・フタ(フラップ)の端の表地裏地を裏側へ1センチ折り返してアイロンがけをしておきます

・フタの部分の脇を縫います。端から縫って行き、袋の口の部分と重なる部分を2センチほど縫ったらストップ

表地裏地をそれぞれ縫って、マチを作ります

・表地の両端を1センチで縫って、その後マチ6センチで作っていきます。
※POINTは、1センチで縫ったあと、端の部分の縫い代をカットすると、マチを作りやすくなります。

・写真のようにそれぞれの両端を1センチずつ縫ったら、端を三角に広げてマチを作ります

・同じく裏地も両端を1センチで縫って、その後マチ6センチで縫っていきます

・こちらは裏地があるので、切った後は切りっぱなしでOK

・両方マチを仕上げるとこんな感じになります!

ひっくり返しましょう!
・縫っていなかったフタ(フラップ)の端1センチに折っただけの部分からひっくり返して表に返しましょう

・ひっくり返した口が内側に入るようにして、ふた部分に0.2センチ幅のコバステッチをかけます

これで、形はできあがり!

マジックテープを縫いつけましょう

・最後に、閉じるときによい部分にマジックテープを縫いつけましょう
※マジックテープは本体に縦につけると、お弁当箱の大きさに合わせてフタを閉められるのでおすすめです

これで完成です!

ちなみに、お弁当は横向きに入れます。

まだ力が弱い年少さんは、巾着タイプのお弁当袋だとヒモをキューっと絞ることが苦手な場合もあります。
お子さんの成長にあわせて、使いやすいタイプのお弁当袋を作ってあげるといいですね。
年末年始のおうち時間で、ぜひハンドメイドを楽しんでください!

ライター

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こどもりびんぐ &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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