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子ども、家庭、そして推し活!ママの“好き”を大調査

毎日、子育てに家事に仕事に精一杯頑張っているママたち。
今回は、そんなママたちの別の一面をクローズアップ!
今ハマっているものは? 推しているものは?
ママたちを癒やし、元気の源になっている「好き」を一挙公開します。

※データは2023年6月7日~7月4日にあんふぁん読者に実施したアンケートから。有効回答数1682

※カテゴリー分類は読者の意見に添っています

Q 大好きなものがある人生、いいことだと思う?

Q あなたは今ハマっているもの、大好きなものがありますか?

Q そのジャンルを教えてください

1位 アイドル
2位 漫画・アニメ
3位 アーティスト
4位 食べ物・料理
5位 YouTube・ユーチューバー

6位 映画・ドラマ
7位 音楽
8位 スポーツ
9位 俳優
10位 美容
11位 ゲーム
12位 Instagram・インスタグラマー
12位 本
14位 アート
15位 キャラクター

[その他]
手芸・ハンドメイド、お笑い芸人、カメラ、旅、キャンプ、文房具、声優、虫、プチプラの買い物、2.5次元ミュージカル、ヨガ、インテリア、サウナ、バイク、ポイ活、鉱石、紅茶、折り紙、手話、着物、歴史、北欧雑貨など

Q 大好きなものが自分に与える影響は?

ドキドキワクワクして若返る!(福岡県/年長・プレ保育のママ)

母ではなく、自分としての時間を持てる。(東京都/年中・未就園児のママ)

“推し“のためにきれいになりたいとダイエット目的で運動を始めた。(東京都/年長のママ)

トキメキの補充。(北海道/小学生・年長のママ)

新しい友人ができた。(大阪府/年長のママ)

1人の女子としてキャーキャー騒ぐ時間はストレス発散に!(東京都/年少・未就園児のママ)

もはや生活の一部、生きる活力。(神奈川県/小学生・年中のママ)

たくさん笑えるようになった。(東京都/年少のママ)

嫌なことがあっても浄化される。(北海道/小学生・年中のママ)

ママたちの“好き”をのぞき見 パワーチャージして家族に優しくなれる!?

ママたちに、ハマっていることや大好きなものについて、その魅力を語ってもらいました。

“推し”ができたら世界がキラキラに (小沢一都さん・神奈川県)

ダンスボーカルグループが好きで、頑張っている姿を見ると自分も頑張らなきゃと思えます。今まで20年以上“推し”という存在がいませんでしたが、「これが“推し”なんだ!」と分かった瞬間から世界がキラキラして見えました。目標もできるし自己肯定感も上がった気がします。行動範囲も広くなりました。「自分なんて…」と思ってる人はぜひ“推し”を作ってほしいです。きっと世界が変わるはず!

かわいい毛糸にトキメキます (鶴見沙織さん・東京都)

毛糸を選ぶことから楽しくて、かわいい毛糸に出合うとテンションが上がります。編み物をしている間は家事などは忘れて自分だけの時間に没頭でき、リフレッシュ! 作った作品を使うことで毎日が楽しくなるし、子どもが喜んでくれるととても幸せな気持ちに。販売もしているので、かわいいと購入してもらえるとうれしくて、新しい作品をたくさん作りたくなります。子連れOKの編み物教室も開催しています。

“推し” 活で心も髪も明るく (樽見由貴さん・埼玉県)

アイドルの推し活をしています。YouTubeやTikTokなどのSNSの視聴、ライブDVD鑑賞を経て、今はこんなふうにカッコよく踊りたいと独学でダンスを始め、おかげで産後太りも解消。ちょっと面倒な家事も曲を聞きながらだと楽しくはかどります。また、今までは「もういい歳だし、子どももいるし」と勝手に諦めていた明るいヘアカラーにも挑戦! 心も髪も明るく日々を送ることができています。

子ども時代からの憧れを実現 (益子沙織さん・千葉県)

息子2人がクラシックバレエを習っていて、レッスン見学などをしているうちに、自分もやりたくなり先生に直訴。大人クラスを新設していただきました。仲間たちとたくさん汗をかいて、まるで部活のような、青春時代のような時間を過ごせる上、先生がよく褒めてくれるので、幸せな気持ちになります。子どもと同じ習い事なので、「一緒に頑張ろうね」と言えるのがとても良いなと思っています。

歌う難しさを体験! 少しずつ前進中 (山岡摩由さん・福岡県)

もともと歌が好きだったのですが、ママゴスペルグループに加入したこともあり、スキルアップを目指して月2回夜にボイストレーニングに通い始めました。空気と声の通り道、喉の位置、立ち方など、細かな事を習っています。歌うってこんなに難しいんだ! と、プロの歌手のすごさを体感。発声や筋トレの自主練もしています。夜の自分時間なんてほぼなかったのでリフレッシュにもなり、帰ってきてからもご機嫌に過ごせます。

大人目線で深いストーリーに感動 (松田真愛さん・東京都)

大人になってからハリー・ポッターシリーズを見返し、子ども時代には気付かなかった視点や深いストーリーに感動して、そこから毎日のように見るように。忙しい日常から少し離れ、映画やグッズを眺めたり、ローブを着用してコスプレをしたりして、魔法界に入り込める瞬間が幸せです。自宅のインテリアを英国調にし、家の中でも世界観に浸れるように工夫しています。

着物の”沼” にハマっています (高橋美香さん・神奈川県)

息子の七五三で着付けしてもらった時に着物の魅力を聞き、着付けを習いだしたらもう”沼”です。着付け教室や教室の友人とのおでかけ時は着物を着用。普段は接点のない人と着物でランチや会話をすることで、自分の世界が広がりました。夏はお祭りなどあれば子どもたちと一緒に浴衣を着ます。今までこんなにハマったものがないので、とても楽しく何をするのにもモチベーションが上がります。

刺激的なコメントにドキドキ (匿名希望・大阪府)

恋愛シミュレーションアプリでキャラクターに悩み相談をしたり、刺激的なコメントをもらったりして楽しんでいます。実際に恋愛することは許されませんが、少しのドキドキは自分の魅力をアップさせてくれる上、毎日の活力になっている気がします。ゲームの中のキャラクターなのでトラブルになることもなく、そのドキドキのおかげで夫婦仲も最近良くなっています。

“勉強垢” で投稿をチェック (佐藤真由美さん・大阪府)

”推し”の言葉を理解したいと思ったのがきっかけで、語学勉強(韓国語、中国語)をスタート。勉強そのものが楽しくなり、今も続けています。単純ですが、言葉を聴き取れた時はとてもうれしいです! 試験や検定を目標にすることがモチベーション維持に。SNSの“ 勉強垢”で同じ志を持った人の投稿を見るのも、やる気をアップさせてくれます。日本語教師の資格を取ることもできました。

大好きなもの=趣味との上手な付き合い方って?

推し活にまい進している人もいれば、なかなか趣味が見つからないという人も。そこで、趣味との上手な付き合い方について、専門家に聞きました。

Q 趣味があることのメリットって?

趣味がある人は、幸福感や人生満足度が高いという研究結果があります。仕事や家事、育児に忙しい日常の中でも、自分の趣味に没頭する時間を持てるとリフレッシュでき、それは日常生活にも良い影響を与えますよね。

また、趣味を持つことが自己表現につながることも。趣味について語る、グッズを集めて飾る、それらは全て自己表現です。さらにそれを通じて、共通の趣味の友人が増えたり、ネットワークを広げたりもできます。今までと違う価値観の人と出会って、自分の世界が広がるかもしれません。

Q 趣味と子育ては関係しますか?

趣味は実は親から子に受け継がれることが多いのです。車の中で親が聞いていた音楽を今の若い世代が聞いている… そんな話を聞きませんか? だから、機会があれば子どもと一緒にさまざまな趣味を楽しんでください。親子の絆を強めることができ、さらに子どもはそんな経験を重ねることで、多様な文化を理解できる「文化的な寛容性」が身に付きます。

Q 「趣味がない」ことが悩みです

「うんちくを語れたり、たくさん知識があったりしないと趣味といえない」なんて思っていませんか? それは趣味の意味を狭く捉え過ぎています。「自分の心地の良い時間」= 趣味でいいのです。例えば、「散歩する」「ネコと遊ぶ」などでも十分。「自分の心地の良い時間」って何だろう? と、少し振り返ってみてください。きっと何か見つかるのでは?

教えてくれたのは…  片岡栄美さん

駒澤大学教授。専門は、文化社会学、教育社会学、社会階層論。著書に「趣味の社会学 文化・階層・ジェンダー」(青弓社)、共著に「変容する社会と教育のゆくえ」(岩波書店)ほか多数。

ライター

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こどもりびんぐ &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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