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こんまり®流片づけコンサルタントに学ぶ「ランドセル収納」低学年のうちは“戻しやすさ”もポイント

こんまり®流片づけコンサルタントに学ぶ「ランドセル収納」低学年のうちは“戻しやすさ”もポイント

年長のお子さんがいる家庭では、ランドセル収納を検討する時期ですね。「どこにどう収納しようかな」と悩むママ・パパは多いのではないでしょうか。“子どもが自分で準備ができる”ランドセル収納のポイントをお伝えします。

ポイントは「分散させない」

ポイントは、学校関連の物を分散させないことです。1カ所にまとまっていることで準備がスムーズになり、忘れ物防止にもなります。

学習机があって机の収納も利用するという場合は、その近くに荷物をまとめられるようにしておくといいでしょう。学習机がない場合は、何かラックを準備しておくとスッキリとまとまります。

収納ラックにランドセルや学校で使うものをまとめた例

ランドセルと同じ場所に収納したいもの

わが家の場合は学習机を購入していないため、学校関連の物は全てラックに納めています。写真のラックは無印良品の「パイン材ユニットシェルフ」(58cm幅・小)を利用しています。

下記のようにそれぞれラックのどこに何を置くか決めることで、子どもが自分で準備や片づけをできるようにしています。

  • 上段:ランドセル、教科書
  • 中段:持ち物(ハンカチやティッシュ)、テスト類を入れる引き出し
  • 下段:帽子、水筒、アウター、週末持ち帰るお道具バッグ等

持ち帰ってきたテスト類も置き場を作っておくと散らかりません。だいたい学期末で引き出しがいっぱいになるので、そのタイミングで「残す」「残さない」を子どもが整理しています。

特に低学年の頃は「戻しやすさ」が大切

子どもが自分で準備ができるようになるために、「戻しやすさ」も考慮したいポイントです。

特に低学年の頃は、定位置が上だと重たいランドセルを元に戻せず床に放置されがち…という話をよく聞きます。子どもの腰高の位置かそれより低い位置であれば無理なく戻すことができす。

わが家では小学3年生頃から背が伸びたせいか、ランドセルをラックの下の段に戻しづらくなり上の段に変更しましたが、低学年の頃は下の段を定位置にしていました。

ラックをこれから用意する場合は、このように定位置を自由に変えられるタイプのラックを使うと、子どもの成長に応じて調整しながら使えるのでおすすめです。

また、ラックを置く位置も「どこだったら戻しやすいか?」を考えて決めてみてください。住まいが2階建て以上であれば、可能なら1階に置き場所を設けるなど、子どもが負担なく戻せる場所にするといいと思います。また、子どもが長く過ごす場所に置けると、戻しやすくなり自分で準備ができることにつながります。

次回は、書類の片づけについてお伝えします。

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担当カテゴリー

家事・住まい

こんまり®流片づけコンサルタント 広田なつき

こんまり®流片づけコンサルタント。埼玉県在住、小学生の男の子2人のママ。元金融会社員。
片づけを通して、家族のときめく空間&時間作りと、ママが自分の好きなこと・やりたいことに情熱を注ぐお手伝いをしたい、という思いで活動しています。
無印ムック本「子どもとスッキリ暮らす収納術」等メディア掲載実績多数。

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