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消耗品やサンプルなどこまごました物が多い洗面所…こんまり®メソッドによる片づけ法ではこう解決します!

こんまり®メソッドは片づけがスムーズに進む順番が体系化されており、「衣類→本→書類→小物→思い出品」の順番で進めていきます。今回は小物の片づけの中でも「洗面所の片づけ」について紹介します。
全てのモノの定位置を作る
洗面所は家族全員が毎日使う場所。だからこそ、全てのモノの定位置を作ることがスッキリをかなえるために特に大切なポイントになります。
定位置の決め方としては、まずはドライヤーや歯ブラシスタンド等、家族で共有しているモノから優先的にしまいやすい場所を定位置として確保します。
そのあと、余った場所に個人で使用しているモノの定位置を決めていきます。「ここは夫エリア」、「ここは妻エリア」、「ここは子どもエリア」、と人別にきっちりエリアを分けましょう。

定位置を作る前の手順
1.種類ごとに一カ所に洗面所のモノを集める
2.ときめきで残すモノを選ぶ
がありますので、まずはこちらから取組んでみてくださいね。
「1」のステップは全部出したうえでやると洗面所にあるモノの正確な総量が把握できるので望ましいですが、まとまった時間がとれないようでしたら、種類ごとに「今日は洗剤だけ」等でも大丈夫です。
「洗面所のモノにときめくかどうかは、どうやって判断するの?」と思われるかもしれませんが、「使っているかいないか」ではなく、「これから(も)使いたいか」で判断することがポイントです。
消耗品の在庫管理をしやすくする収納
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、歯磨き粉、洗剤類、掃除用品等、たくさんの消耗品が集まる洗面所。それぞれの在庫を管理しやすくするために、種類ごとに収納していきます。
「種類ごとに収納」というのは、1種類ごとに収納するのではなく「お風呂で使う種類」「掃除で使う種類」「歯磨きで使う種類」等、使用するシーンごとに分類していきましょう。そうすることで、種類が多くなりすぎずに管理がしやすくなりますし、家族もわかりやすくなります。

今までハンドソープ等の詰め替えをママばかりやっていたのが、種類ごとに収納したことで家族も補充してくれるようになった!というお声もよく聞きます。
こまごまとしたモノにも定位置を!
ヘア関連グッズ、サンプル等のこまごまとしたモノが多い洗面所。そういったこまごまとしたモノも、洗面台の鏡裏や鏡の両脇スペース等を利用して定位置を作ります。

100円ショップのグッズ等を活用するのもおすすめです。わが家は鏡裏にダイソーの「積み重ね収納ボックス」シリーズを活用しています。
定位置を作ることは、洗面台に置くモノが最小限になりスッキリした洗面所をかなえることにつながります。例えば、よく洗面台に放置されがちだった髭剃りや髭剃りの充電器も、定位置を作ったことで元に戻してもらえるようになりました。
家族全員が毎日使う洗面所ですが、共有のモノ、個人のモノ、消耗品、こまごまとしたモノ、それぞれのモノの定位置を作ることで、ごちゃごちゃを解消することができます。ぜひスッキリを目指して片づけに取り組んでみてください。
次回、キッチンの片づけについてお伝えします。