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家計管理が苦手で育休中の収入減に焦り!家計に見合う貯蓄額は?
今回の相談者は夫婦ともに公務員。育休明けで家計を立て直そうと奮闘中です。「貯蓄を別口座にして把握したい」というママに、お金のプロがアドバイスします。
家計簿 Check!
月間収入(手取り)
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パパ
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ママ
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児童手当
月間支出
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住居費
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保育料・教育費
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保険料(医療保険)
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水道・光熱費
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通信費
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車費
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パパのお小遣い
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ママのお小遣い
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食費
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日用品費
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医療費
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奨学金返済
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その他(レジャー、外食、コンタクト代など)
月間貯蓄
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普通貯蓄(児童手当分)
ボーナス(年間)
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パパ
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ママ
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貯蓄…特に定めなし
不明
年単位の支出
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旅行・帰省など
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ローン返済
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固定資産税
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臨時お小遣い
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奨学金返済
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その他(子ども費など)
現在の総資産
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普通貯蓄
advice 1 別口座での貯蓄はOK。目的に合った貯蓄方法で
別口座で貯蓄するのは大賛成です。教育費の準備は児童手当の貯金に加えて、1人1万円をNISAで運用するのがおすすめ。家電の買い替えや旅行費用など2~3年おきの支出は給与振込口座の自動積立、車の買い替え費用などの数年先に使うお金は勤務先の財形貯蓄、リフォーム費用や老後資金など65歳以降に使うお金はiDeCoなど、目的に合った貯蓄方法を選びましょう。
advice 2 「家計」と「お小遣い」メリハリを付けて管理
コンタクト代や奨学金返済など「相手が払っているから自分は関係ない」という個人負担意識の家庭は、家計にもお小遣いにも計上されない使途不明金が増え、貯蓄が少なくなる傾向があります。誰が払うかよりも、家庭内でいくら払っているかの金額の共有を。「子どもとの外食は家計」「友人とのランチはお小遣い」などと分類し、メリハリを付けて管理しましょう。
advice 3 iDeCoの掛金がアップ!パパ名義で始めてみては
公務員に関するトピックスとして、2024年の12月より公務員のiDeCoの掛金が月額1万2000円から2万円になります。所得で税率が変わりますが、パパが月2万円を積み立てると、35年間で総額約168万円の節税に。ただ、奨学金返済など今使うお金も必要ですし、退職金があるので老後資金の優先順位は低めです。まずはパパからiDeCoを始め、余裕ができたらママも。
result 貯蓄は目標額を決めてシミュレーション作成を
育休中に家計が乱れるのは仕方ないので、復帰後のリカバリーがカギです。公務員は昇給や年金などの見通しが立てやすいので、将来の貯蓄額をシミュレーションすると、「この時期は厳しい」「退職後は余裕ができそう」など、明確に見える化できます。貯蓄額は「収入の○割」ではなく、目標金額を元に積立額を決めましょう。
イラスト/二階堂ちはる
※この記事は、2024年10月発行の「ぎゅって 2024年11月号 首都圏版」に掲載した記事を再編集したものです