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パパが自営で将来が不安。持ち家も気になるし2人目もほしいけれど…
パパは自営で独立志向。持ち家も気になるし、２人目もほしいけど、将来が不安で…とあれこれ悩んでいるママに、お金のプロがアドバイスします。
今回の相談者
25歳／会社員
S.Sさん
自営業のパパ（25歳）、長男（3歳）の3人家族。パパの仕事は建設関係で、会社に所属して定額収入はあるが自営扱い。昇給もないので、いずれ独立開業したい。両家の実家も近くにあり、旅行で遠出することはないが、休日は近場レジャーで散財しがち。現在の住まいは賃貸で、戸建てを購入したほうが得なのか気になる。2人目もほしいが、将来が不安で踏み出せない。
月間収入（手取り）
月間収入（手取り）
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パパ
円
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ママ
円
月間支出
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住居費
円
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保育料・教育費
円
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保険料（教育資金・個人年金）
円
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水道・光熱費
円
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食費
円
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通信費
円
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車費
円
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ママお小遣い
円
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パパお小遣い
円
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レジャー費
円
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その他
円
月々の貯蓄
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現金・iDeCo・小規模企業共済
円
ボーナス時収入（年間）
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ママ
円
ボーナス時支出
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支出
円
ボーナス時貯金
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貯金
円
現在の貯蓄
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貯蓄
円
ミニアドバイス1
ママは医療保険に入っていないとのこと。2人目を希望しているなら、妊娠前にママも加入を。20代なら月千円台で加入できるはずです。
ミニアドバイス2
小規模企業共済とiDeCo（個人型確定拠出年金）はどちらも節税効果がありますが、今後、増額・減額するときは小規模企業共済を優先して。iDeCoは途中で拠出をやめても毎月口座管理費がかかるので注意しましょう。
advice 1 20代で転勤なし。このケースは持ち家向き
賃貸か持ち家、どちらが得かは、物件価格や金利、地域、年齢、居住年数など、さまざまな条件によって変わりますが、このご夫婦はまだ20代で転勤もなく、持ち家向きといえます。
仮に30歳で戸建てを購入するとして、今から頭金を毎月5万円ずつ貯めると、5年間で300万円。住宅ローンを3000万円、金利1％、35年返済で計算すると、65歳完済で、月の返済額は8万4000円。現在の家賃とほぼ同じですし、駐車場代も不要になります。お住まいの地域で調べてみたところ、予算3300万円で戸建ても可能そうですよ。
advice 2 住宅の頭金と開業資金をそれぞれ貯める
持ち家を検討するには、まず住みたい地域の住宅展示場やモデルルームを見てまわるのがおすすめ。休日のレジャー費の節約にもなりますし、「こんな家に住みたい」と具体的な目標ができると、貯蓄も楽しくなります。頭金を貯めるには、4月から3歳児クラスになって保育料が浮く分に加え、レジャー費を下げる想定で、毎月5万円を先取り貯蓄にしましょう。
パパの独立開業にも資金が必要ですね。パパ名義で貯蓄している毎月4万円と、格安スマホに乗り換えて浮いた分を合わせて、開業資金として貯めていきましょう。
毎月6.2万を貯蓄へ 住宅購入の頭金＆パパの開業資金に
| 支出 | Before | After |
|---|---|---|
| 保育料・教育費 | 44,000円 | 6,000円 |
| 通信費 | 23,000円 | 11,000円 |
| レジャー費 | 40,000円 | 28,000円 |
result 不安より夢を膨らませて家計管理を頑張って
子どもの教育費は着々と準備できています。2人目を踏み出せないとのことですが、ママも仕事を続ければ、あまり心配いりません。両家の実家にも子育てをサポートしてもらいつつ、正社員を続けてくださいね。ママもパパもまだ若いので、不安よりも夢を膨らませて、持ち家も、独立開業も、2人目も叶えられるように家計管理を頑張っていきましょう。
※この記事は、2020年12月発行の「ぎゅって年末年始号首都圏版」に掲載した記事を再編集したものです
