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31歳パート職ママの願望は「2人の子どもを大学に行かせたい!」今からどう準備すべき?
3歳と1歳の子を大学に行かせるには、いつまでにいくら準備するべき?4年前に購入した家は、住み替えたほうがお得なの?お金のプロであるファイナンシャル・プランナーの氏家祥美さんが解説します。
家計簿 Check!
月間収入(手取り)
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パパ
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ママ
月間支出
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住居費
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保育料
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保険料(学資保険含む)
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水道光熱費
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通信費
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車費(ガソリン代含む)
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食費
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その他(パパの財形)
ボーナス時収入(年間)
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パパ
ボーナス時支出(年間)
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臨時お小遣い
現在の貯蓄
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貯蓄(※2019年9月時点)
ミニアドバイス1
「節約のため週3日ほど無買DAYを設けている」というのはGood!「 3000円以上の買い物はクレジットカード。パパの管理でムダ遣いがないかダブルチェック」というのも、節約効果大。
ミニアドバイス2「保険料(学資保険含む)」
下の子の学費を学資保険で積み立てたい場合、元本割れ商品もあるので、「トータルの払込額」と「受取額」をよく確認しましょう。投資に抵抗がなければ、積立NISAでの運用も検討の価値ありです。
advice 1 2人分の大学の準備金はコツコツ蓄える
大学の学費は、国立・私立、文系・理系など学校によって大きく変わりますが、入学までに準備しておきたい最低ラインは300万円と考えましょう。
上の子の分は学資保険で準備を進めている300万に加え、保育料無償化で浮いた約3.4万円を3年間貯めれば122万。合計422万円で準備金としてはOKです。下の子の準備もすぐにスタートを。
生命保険料が掛け捨てタイプの割に高いので、シンプルな掛け捨てに見直せば、夫婦で月1万円程度に抑えられるはず。1万5000円が浮くので、それを大学入学まで蓄えれば、約300万になります。
advice 2 住み替えは不動産の暴落や売買失敗リスクも
これまで不動産が高騰していて、住み替えで得をした話も聞きますが、今後は暴落する可能性も。売買で失敗するリスクもあるので、今の家が気に入っているなら住み続けるほうが安全です。
住宅ローンは67歳完済で組んでいるので、パパの定年である60歳まで短縮したいところ。税金の住宅ローン控除があるので、借り入れ金利が1%未満なら、当面は繰り上げ返済しないほうが得なのですが、固定金利2.39%、変動1.175%で組んでいるので、余裕ができたら繰り上げを。
ただし、住宅ローン控除の期間は焦る必要はなく、優先するのは教育費です。
保育料無償化で浮いた約3.4万円と保険料見直しで、貯蓄学費に備える
支出 | Before | After |
---|---|---|
保育料 保険料(学資保険含む) |
34,400円 40,000円 |
0円 25,000 |
result 節約努力の効果あり!学費は早めの準備を
「近くの実家では週2回程度の食事、義実家への帰省時はお金や日用品をいただいて、家計が助かっている」とのことですが、それに加えて「無買DAY」を設けたり、格安スマホにしたりと、月々の節約をしっかりしている成果も大きいようです。
学費は早めに準備を始めたいところ。その他の貯蓄と混ざらないようにし、コツコツ蓄えていきましょう。
※この記事は、2019年12月発行の「ぎゅって首都圏版」に掲載した記事を再編集したものです