大学の学園祭レポート！親子で東大五月祭を遊び尽くしてきました

五月祭とは？

五月祭（ごがつさい）は、東京大学の本郷・弥生キャンパスで毎年5月に開催される、東大最大の学園祭。今年でなんと第98回の開催だそう。例年約10万人もの来場者が訪れ、学生や地域の人たち、親子連れまで幅広く楽しめるイベントです。

キャンパスがにぎやかに

今年の五月祭では約600もの企画が行われました。体験・展示・模擬店・講演会と多様なジャンルがあってどれも興味深いものばかり。安田講堂前のステージではパフォーマンスなども行われ、活気であふれていました。また、キャンパス内では五月祭のマスコットキャラクター「めいちゃん」や運動会のキャラクター「イチ公」とのグリーティングも行われ、子どもも大人も大喜びでした。

子どもが楽しめる体験企画も充実

五月祭では企画総選挙で投票数を競っているため、学生たちの企画にかける熱意が伝わるものばかり。今回は取材を兼ねて、いくつか子どもと一緒に楽しんできました。

近未来体験2025

工学部の学生が作ったプログラミングをスクラッチ感覚で解いて遊べる体験。これは低学年でも楽しめます。上級者向けにコードを書いてプログラムを組める体験ルームもありました。ほかにも電子工作体験では、はんだ付けでおもちゃ作りに挑戦。初めてのはんだ付けに我が子はドキドキでしたが、優しいお兄さんとお姉さんたちがフォローしてくれました。

なるほど実感！サイエンスミュージアム

サイエンスショーで科学の面白さがわかるライブ体験。クイズ形式の問題を考える時間もあり、楽しく科学にふれあえます。ほかにも顕微鏡での観察コーナーなどもあるなど、興味津々のキッズでにぎわっていました。

東大の木で！森を感じる工作体験

東大キャンパスや関連施設の樹木を使って、小鳥の鳴き声のような音が出るおもちゃ「バードコール」を創作。工作を楽しみながら、日本の林業に関する話も聞けて学びにもなりました。

めい王のお城

塗り絵、迷路、射的など、キッズ向けのミニゲームコーナーもありました。小さなお子さん連れにも安心です。

展示も夢中になれる

東大レゴ部展示

SNSでも話題の東大レゴ部。昨年は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のオレンジアカデミーを再現して注目されましたが、今年はなんと巨大な東京駅を展示。その後ろを走る電車や線路も全てレゴ製で、約2万ピースも使用したという超大作。他にも人気アニメやゲームをモチーフにした見事なレゴ作品など見ごたえ抜群でした。

折紙美術館’25 in 本郷

東京大学折紙サークル「Orist（オリスト）」が約150点もの折り紙作品を展示。小作品から大作品まで、つい見入ってしまう精巧な作品ばかり。気軽に体験できる折り紙体験コーナーもありました。

1日中遊べて親子ともども大満足

ほかにも、謎解きやカードゲーム、スタンプラリーやキャンパスツアー、飲食模擬店など、飽きない企画が盛りだくさん。校内の雰囲気が知れるうえ、さまざまな体験もできて、大学という場を身近に感じることができました。ちなみに、東大では秋にも駒場キャンパスで「駒場祭」が開催されます。

学園祭シーズンは秋に行う大学も多いので、ぜひ他の学校の学園祭もチェックして親子でお出かけしてみてはいかがでしょうか。

リンク一覧

• 第98回五月祭公式サイト