世界をつなぐアート体験! 万博会場で子どもたちが描く未来への夢&メッセージ「新宮 晋 元気のぼりプロジェクト」レポート

2025年7月20日、夏休みが始まった3連休の中日に、大阪・関西万博の会場で、関西から世界へアートの力でつなげることを目指した、「新宮 晋 元気のぼりプロジェクト」~笑顔応援こどもの笑顔溢れる未来地球を実現~が開催されました。
主催/一般財団法人地球アトリエ ・一般社団法人万博サクヤヒメ会議
後援/兵庫県・兵庫県三田市
協賛/ 株式会社サクラクレパス、大同生命保険株式会社、リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニエットコレクション、りそな銀行
■「元気のぼりプロジェクト」とは?
風や水といった自然エネルギーだけで動く作品などで世界的に知られる彫刻家・新宮晋さんが、2011年東日本大震災が発生した時に立ち上げたアート活動プロジェクト。日本の伝統行事である「こいのぼり」にちなんだ白い大きな筒状の布に、子どもたちが元気いっぱいに絵やメッセージを描き、それを「元気のぼり」として掲げて風にのせて送ります。「風に国境はない」という新宮さんの言葉通り、言語や環境、文化の違いを超えて一緒にのびのびと絵を描く活動は、世界各地で開催され、現在「元気のぼり」は250枚を超えています。
今回、万博会場でのイベントでは、28組の親子が参加しました。
能登地方から招待された親子のほか、あんふぁん読者5組の姿も。
その様子をレポートします。
子どもも大人も夢中! 万博会場から世界へ元気や笑顔を届ける作品づくり
会場となったのは、万博会場内にある「フェスティバルステーション」。
こちらはスタート直前の様子。
真っ白なこいのぼりの形をした大きな布が、会場に並んでいます。

会場となったフェスティバルステーション

真っ白な布が並ぶ様子
続々と集まった参加親子たちは受付をし、割り振られたエリアに着席。
いよいよ本番がスタート。
関西テレビのアナウンサー・関純子さんの司会により、イベントは進行します。

関西テレビアナウンサー・関純子さん

新宮晋さん

三田市長・田村克也さん
エアコンが効いた会場で体を休ませることもできた親子たち。
いよいよ描画がスタートしました。
万博をモチーフにしたり、好きなキャラクターを描いたり、子どもはもちろん、大人も一緒になって真剣に取り組む様子が見られました。


お昼休憩をはさみ、裏面も描いていきます。
そして、完成したら、新宮さんと記念撮影をパチリ。
あんふぁんチームの作品はこちら。





完成した元気のぼりは、順に会場のサイドに掲揚されました。
ズラッと並んだ様子は、迫力満点。
元気のパワーをもらえそうな作品ばかりです。

未来のチアリーダーが生まれるかも?日本一に24回輝いたパフォーマンスを鑑賞
後半には、箕面自由学園高等学校チアリーダー部「ゴールデンベアーズ」が登壇し、パフォーマンスが披露されました。
日本一に24回輝いたという同チームのパワフルな演技に、参加者一同魅了されます。


子どもたちとの交流・体験タイムもありました。
笑顔いっぱいの子どもたちから、未来のチアリーダーが生まれるかも?

その後、新宮晋さんから、今回イベントや作品への総評がありました。

最後には、全員で記念撮影!
夏休みの最初に、この夏のとびっきりの思い出づくりができました。
みんなの思いが、この万博会場から風にのり、世界に届きますように!
