「東京都計量検定所」の子連れ社会科見学に注目!11月1日(土)にはイベント開催

体重計やタクシーメーター、ガソリンスタンドの数字……。わたしたちの生活のまわりには、たくさんの「はかる」がありますよね。東京都江東区にある東京都計量検定所は、そんな「はかる」を守っている、とても大切な場所。実は、予約なしでも楽しめる展示室や、長期休暇限定の親子イベントなど、子どもと一緒に学べるスポットでもあるんです。

さらに、「計量記念日」でもある11月1日には、どなたでも参加できるイベントも開催予定。今回は、そんな「はかる」の世界を親子で楽しめる東京都計量検定所を紹介します!

気軽に楽しめる計量展示室へ

東京都計量検定所があるのは、江東区新砂エリア。東京メトロ東西線「南砂町駅」から徒歩約8分の落ち着いた場所にあります。

入口では、公式キャラクターの「はかるん」パネルがかわいくお出迎え。そのすぐ後ろには、明治時代に使われていた精密な大型天びんが展示されています。大きなはかりの前で「これで何をはかっていたのだろう?」と、想像してしまいます。

2階に上がると、誰でも無料で入れる「計量展示室」があります。ここでは、江戸時代から使われていたはかりや分銅、メートルやキログラムのもととなる原器のレプリカなど、学べる展示がたくさん。

展示室は平日の9時~16時まで開放されており、予約不要で自由見学OK。事前予約をすると、展示品の解説や計量検定所内部の施設見学も受け付けています。

こちらは、手の感覚だけで重さを当てる計量感覚ゲーム。私も実際に挑戦してみましたが、思っていたよりもむずかしく、重さの感覚を親子で一緒に確かめられるのが楽しいポイント。小さなお子さんでも気軽に参加できる内容で、「これくらいかな?」と相談しながら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

夏休みには親子はかり教室も開催

また、夏休み期間には「親子はかり体験」イベントも開催されます。こちらは事前予約制ですが、参加は無料。
親子でさまざまな「はかる」を実際に体験できます。

複数のはかりを使って重さを比べてみたり、お金の重さを当ててみたりといった体験のほか、ガソリンスタンド気分で水をぴったり3リットル注ぐチャレンジなども楽しめます。

遊びながら“正しくはかることの大切さ”を学べるので、自由研究や夏の思い出づくりにもぴったりです。さらに参加者には、嬉しい記念品もいただけますよ!こちらは、公式HPにて、毎年6月頃に最新情報が更新されるので今から是非カレンダーにメモしておいてくださいね。

11月1日は計量記念日

そして、毎年11月1日は「計量記念日」。この日に合わせて、東京都計量検定所では、「都民計量のひろば2025」が開催されます。(参加無料・予約不要)

今年は「くらしと計量 計量150周年!みんなで計量を見てみよう」をテーマに、クイズや工作体験、ステージイベントなどが予定されています。自分たちで作ったはかりはそのまま持ち帰ることができ、おうちでも身のまわりのものをいろいろはかってみよう!と盛り上がりそうですね。

▶イベントに関する詳細はこちら(PDF)

暮らしの中の「はかる」を考えるきっかけに

いつも何気なく触れている〈はかる〉という行為も、その正確さを支えている人がいるからこそ、私たちは安心して暮らせています。東京都計量検定所は、そんな当たり前のすごさを親子で体感できる場所。遊びながら「正しくはかることの大切さ」や「数の面白さ」にふれられる体験が待っています。展示室の自由見学や季節のイベントなど、予定に合わせて参加してみてはいかがでしょうか。

施設情報

東京都計量検定所

住所:〒136-0075 東京都江東区新砂3-3-41
営業時間:9:00~16:00
定休日:土日祝日・年末年始(12月29日~1月3日)
予約:不要 ※事前予約で解説付きおよび計量検定所内の見学可能
料金:無料
アクセス:地下鉄東西線南砂町駅5番出口より徒歩8分
TEL:03-5617-6623

ナビゲーター

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担当カテゴリー

おでかけ・旅行

工場見学 丹羽桃子

学生時代から工場見学が趣味で、訪問回数は500回を超える。工場見学マニアとして、「マツコの知らない世界」「あさイチ」ほか、メディア出演や記事監修・執筆なども行う。経済メディアや地域情報誌、企業HPなど、ライターとしても活動する。姉妹の母でもあり、台湾高雄に5年間在住経験あり。

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