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【浴衣】子どものかわいい兵児帯・半巾帯結びアレンジ
保育園や幼稚園での夕涼み会、お祭りや花火は、浴衣でお出かけ。でも、浴衣の帯ってどう結んだらいいの?ちょっと違う結び方をしたい。結んだ帯がずり落ちちゃうけど、ずり落ちない方法は?意外と簡単にできるものをご紹介します。
帯の種類
兵児帯(へこおび)
兵児帯というと幼児が使う昔ながらの帯(写真↓)を思い浮かべると思いますが、
今はオーガンジーやしわ加工のもの、ボリュームが出るもの、レースと合わせたものなどいろいろな種類があります。
↑写真にはしわ加工のものはありませんが、しわ兵児帯やしわふわ兵児帯で検索すると出てくるので見てみてください。大人にも人気で可愛いですよ。
半巾帯(はんはばおび)
大人が浴衣を着るときに着ける帯。小学生になったら、半巾帯でもいいと思います。
子どもに使うなら、幅が狭いもの、軽いものを選んであげるといいですよ。
下の帯に比べて、上の帯の方が幅が狭く、子どもにはバランスよく見えます。
下の帯は、幅広ですが、軽いので、幅を少し折ってあげたり、兵児帯と合わせ幅を狭く見せることで使うこともできます。
兵児帯がずり落ちない結び方(動画あり)
子どもって、浴衣や甚平でもいつもと変りなくよく動きませよね。せっかくきれいに着つけたのに、帯がだら~んと落ちちゃうことありませんか?
これは、帯を巻くとき、ゆるゆるはダメ。きつくない程度に巻くことも大事ですが、結ぶとき、1巻き目の帯に絡げて結ぶ事で、ずり落ちなくなります。たったこれだけで、落ちなくなりますよ。
更に落ちなくするには、浴衣の紐にも絡げてしまうと絶対に落ちません。(帯によっては、紐が見えるので、見えたらお花など付けて隠してあげてください)
兵児帯2本使いで可愛くアレンジ
2本使うとボリュームが出て、グンと華やかになります。でも、2本使うってどうすればいいの?2巻きすると短くなって、リボン結びが小さくボリュームがでないってことありますよね。
ここでは、いくつかご紹介しますが、兵児帯の結び方には決まりがないので、解けず、可愛ければ実はOKなんです。
グリーンと水色の兵児帯(オーガンジー)を使っています。水色を先に2巻きして結びます。この時、2巻きするとリボンが小さくなるので、左右対称じゃなく片花結びで大丈夫です。その上にグリーンを巻きます。1巻きです。
前の帯はグリーンが、アクセントになります。少しねじったり、水色に半分被せたり、自由にアレンジしてみてくださいね。後ろは、片花結び(水色)の上に、リボン結び(グリーン)をしただけです。
兵児帯2本まとめて1巻きアレンジいろいろ(動画あり)
基本、2巻きして浴衣の腰ひもを隠しますが、2枚重ねれば、2巻きしたと同じ厚みができるので1巻きでも大丈夫です。
(紐が透け透けの時は、紐が隠れるように、紐部分を厚くして隠します)
1巻きだと、ずり落ちないか心配ですよね。この時は、腰ひもに絡げちゃいます。(「兵児帯がずり落ちない結び方」参照)。
2本まとめてリボン結び↓
リボンの垂れ下がっている先を使って、もう1度リボン結びで、お花にアレンジ↓
リボンの垂れ下がっている先を腰の帯に挟んでアレンジ
半巾帯と兵児帯を合わせて
小学生になったら半巾帯もいいですが、急にお姉さんになった感じになるので、ふわふわ兵児帯を合わせて可愛くするのもおススメ。
簡単で可愛いパタパタ結び(動画あり)
何か可愛い帯結びない?って、着付け講師をしている姉に聞いたら「とっても簡単で可愛いのあるよっ!」と教えてもらったパタパタ結び(カラテア結び)。大人にも使えてとっても可愛いんです。
これは、紐や三十紐が必要。
紐を使った時は、スカーフや帯あげを紐に被せ隠します。
巻き始めは、手先(肩にかける方)は、ももくらいまで長さをとっておきます。
ダブルリボン(動画あり)
1つリボンより華やかでとっても凝っているように見えちゃうダブルリボン。裏表色違い、柄違いの帯だとより可愛いです。紐、ゴムは使いません。
ダブルリボンでも作り方は、何通りかあるようなので、検索してみるといいと思います。
半巾帯お花の作り方(動画あり)
お花も意外と簡単にできるので、挑戦してみてください。
紐1本使います。紐は、半分に折っておきます。
お花を作るとき、花びらの根元を全部を押さえる事でお花が崩れなくなります。
お花の作り方はコチラ↓
お花の結び方はコチラ↓
お花は、背中の中央ではなく、少しずらすと可愛く見えますよ。
まとめ
浴衣の帯結びいかがでしたか?同じ帯でも、色や柄の出し方を変えるだけでもガラッと感じを変えることがでます。帯留めやお花などの小物を合わせても、いつもと感じを変えることができるので楽しいですね。
お子さんには、オーガンジーの兵児帯がおススメ。簡単にふわっと可愛くなります。これらを参考にして、いろいろ試してみてくださいね。