小田急線新宿駅改札内にあるこちらのカフェは、ホームと同じ高さにあり、ロマンスカーを見ることができます。パン・コーヒーなどテイクアウトも可能。
小田急ロマンスカーVSE展望席の予約攻略法!空席は?値段は?子連れ乗車レポ
新宿~箱根湯本間を1時間半ほどで結ぶ「小田急ロマンスカー」は、子連れでの列車旅にぴったり♪特に人気の展望席は、眺めも良くて座席もゆったり。大人も子どもも楽しく快適に過ごせます。車内限定発売品や、新しいGSEグッズ、予約方法などお伝えします!
「小田急ロマンスカー」の特徴
「小田急ロマンスカー」とは、小田急電鉄の特急列車の名称で、新宿から箱根、最近では地下鉄にも乗り入れています。
どこか懐かしい雰囲気で、座席もゆったり。景色の見やすい展望席(※GSE・VSEのみ)や、準個室のサルーン席(※VSEのみ)などもあり、全席指定制でネットでも予約ができるので、子連れでの旅行にも使いやすいです。
現在乗れる「小田急ロマンスカー」ラインナップ
- 1996年デビュー パールブロンズのロマンスカーEXE(30000形)
- 2005年デビュー 白いロマンスカーVSE(50000形)※展望席・サルーン席
- 2008年デビュー 青いロマンスカーMSE(60000形)
- 2017年デビュー シルバーのロマンスカーEXEα(30000形)
- 2018年デビュー オレンジ色のロマンスカーGSE(70000形)※展望席
どれもデザイン賞などをもらっていて、高級感のある機能的な車両です。通勤にも観光にも使えます!
「小田急ロマンスカー」と言えば展望席!その予約方法
特に、人気なのは見晴らしがよく、開放的な展望席です。運転席が2階にあるので、電車の一番前に乗客が乗ることができます!GSEとVSEの最前部・最後部にそれぞれ16席ずつあり、追加料金もなく通常の特急料金で乗れます。
懐かしいクラシカルなデザインのLSE(7000形)にも展望席があったのですが、2018年の7月で惜しまれつつ、定期運行を終了いたしました。
「小田急ロマンスカー」と言えば展望席!その予約方法
特に、人気なのは見晴らしがよく、開放的な展望席です。運転席が2階にあるので、電車の一番前に乗客が乗ることができます!GSEとVSEの最前部・最後部にそれぞれ16席ずつあり、追加料金もなく通常の特急料金で乗れます。
懐かしいクラシカルなデザインのLSE(7000形)にも展望席があったのですが、2018年の7月で惜しまれつつ、定期運行を終了いたしました。
座席の予約は乗車日の1カ月前の10:00から
2018年3月17日にデビューしたばかりの、新型ロマンスカーGSE(70000形)の先頭展望席はかなりの倍率。先頭ではなく後方展望席や、2005年デビューの白いロマンスカーVSE(50000形)の展望席も申し分ない解放感です。こちらは比較的予約が取りやすい穴場かもしれません。
午前発より午後発、休日より平日が狙い目!
でも、「やっぱり新型ロマンスカーGSEの先頭展望席がいい!」という人は、発売初日の10:00に待ち構えて、インターネットで予約するか、窓口へ直接行って駅員さんにお願いするのがコツのようです。あとは、午前発ではなく午後発、休日より平日が狙い目だと思います。
2018年3月デビュー!新型ロマンスカーGSE(70000形)の魅力
やっぱりロマンスカーと言えば、この色味!さらにダイナミックな眺望!展望席前面窓の大型1枚ガラスは、VSEよりも30cm高くなっていて、先頭車両は座席上の荷棚もなくなりました(荷物は座席の下に置ける仕様)!側面窓も高さ1mの連続窓で、どの席からでも風景が楽しめます♪
繰り返しになりますが運転席は先頭車両の2階にあるので、お客さんが一番前に乗ることができます。運転席も限りなくカッコいいです!前面ガラスはかなり大きいので、対向車とすれ違うときは、迫力ありそうですね~。優雅で快適!展望席は1号車と7号車に2席+2席を4列(16席)ずつです。
座席には、WiFi・電源コンセントあり。GSEの車内限定コンテンツ「Romancecar Link」では、現在地マップや展望ライブカメラ映像、オリジナル動画などが見られます。先頭展望席が取れなくても、先頭車両の景色が楽しめますね!
いまだに色褪せない!白いロマンスカーVSE(50000形)の魅力
むしろ、子連れにはおすすめかもしれないVSEは、予約も比較的簡単に取れて、ゆったり高級感のある内装、展望席・準個室のサルーン席もあります。展望席は1号車と10号車の車端に、2席+2席が4列(16席)ずつです。
側面窓は十分大きいのですが、30cmくらいの窓枠とかぶってしまう席もありますので、座席表をよく見ながら予約してくださいね。ちなみに展望席の場合、前から3列目に窓枠が来てしまいます。座席がちょっとずつ窓の方を向いているのもVSEの特徴です。
「小田急ロマンスカーVSE」子連れ乗車レポート
小田急ロマンスカーの「特急券」予約は、インターネットか小田急線の窓口で。
突如、箱根旅行が決まったため、出発日の2週間前では、新型ロマンスカーGSEの展望席はすべて満席でしたが、VSEの後展望席2列目が取れました。では、ちょっと鉄分多めの親子による、ロマンスカー乗車レポートです。
ロマンスカー乗車レポート
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新宿駅到着
小田急ロマンスカーに乗るには、「特急券」の他に「乗車券」も必要です。乗車券は当日suicaやPASMOでも良いですが、箱根旅行ならここで小田急線「箱根フリーパス」を買うのも手です
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新宿発「はこね31号」出発進行~!
乗り降り時間は短いです!掃除は新幹線並みの速さだと思います
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箱根湯本着
箱根登山鉄道に乗り換え
新宿駅ホームには、ロマンスカーMSE(60000形)が停車していました。この青いフェルメール・ブルーの車体もキレイですよね~。後述しますが、新宿駅ホーム内にはロマンスカーを眺めながら休める、ロマンスカーカフェがありますので、時間が合ったらそちらも良いですよ。
乗車予定のロマンスカーは、だいたい出発の15分前くらいにやっと来ました。
そして降車・車内清掃があって、乗れるのはわりと出発寸前です。
先頭車2階のコックピットみたいな運転席から、降りてくる運転士さんを見ることができました!屋根裏に上がるハシゴみたいな感じです。
展望席のさらに一番前はもう、夢のような場所ですね♪では、記念写真を撮って乗車しまーす。
高級感!VSEの内装は落ち着きのある、あたたかな雰囲気。ゆったり広々としています。足元もスッキリしているので、荷物を座席の下に入れることもできます。前後の間隔(シートピッチ)も1150mmもあって広々です。
座り心地のいいシートです。後展望席は、座席の向きは変わりません。後ろ向きに進む感じです。
「見上げた天井の上には、運転席があるのね~」とテンション上がります。
複々線をすれ違うロマンスカーをたくさん見ることができますし、2列目でもこの見晴らしの良さです。景色を見ていれば、子どもも夢中。展望車両には、赤ちゃん連れの家族や外国人観光客、女性グループ、男性1人など、堅苦しくない客層で遠足気分を味わえました。
1時間半くらいの乗車時間で、車内販売のワゴンは3回くらい来てくれました。車内販売でしか買えない、目当ての「ロマンスカー・GSE弁当」は1100円。お弁当とセットで「ロマンスカーおはしVSEorMSE」を買うと、通常520円のおはしが450円で買えます!
中身は子どもが好きそうなものばかり!おにぎりと海苔巻があるせいか、思ったよりボリュームがありました。もしかして、大人でも大丈夫な量かも。全部「おいしい!おいしい!」と言って食べていました。おかずはビニールにくるまれているので、弁当箱はキレイに持ち帰ることができます。持ち帰り用の袋もくれました。
車内も少し探検してみました。通路もトイレも広くてキレイです。ベビーベッドやベビーチェアのついたトイレもありました。
ロマンスカーは途中、車両基地の横も通るので、電車好きにはたまりません。すれ違うEXEとEXEとEXEαが、3台もいっぺんに!
ちょっと遠いですが、停まっているのはLSE(7000形)かな?どうかな?
VSEは10両編成で長いので、カーブでは後展望席から先頭車両が見えました。そして、あっという間に箱根湯本に到着です。小田急線は、地下を通ったり高架を通ったり、都会から田園風景への移り変わりも早くて、トンネルもたくさんあるし、見どころがいっぱいで楽しいです。
電車での移動時間そのものを楽しめるのがロマンスカーのいいところ◎
新宿駅にはロマンスカーカフェ、箱根湯本駅には箱根カフェ
ロマンスカーに乗る前後に楽しめるカフェも、ついでに紹介!
新宿駅にはロマンスカーカフェ
箱根湯本駅には箱根カフェ
箱根湯本駅の改札外になりますが、こちらのカフェからもロマンスカーを見ることができます。パン・コーヒー・スイーツなどあり、店内もロマンスカーの展示がいっぱいです。
改札内にはスイーツだけを扱う、スイーツショップもあります。
個人的には「箱根プリン」がおすすめです!箱根と言えば、「卵」なんでしょうか?かわいいフォルムで、なめらかなプリンです。
2021年春、開館予定の小田急線「ロマンスカーミュージアム」もすでに楽しみです!
小田急ロマンスカー インターネット予約
公式サイト | 小田急ロマンスカー インターネット予約「e-Romancecar」 ※最新の情報はこちらでご確認を |
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電話 | 小田急お客さまセンター:03-3481-0066 (特急券の予約10:00~18:00/無休 ※年末年始を除く) |
おすすめ年齢 | 子どもから大人まで |