赤ちゃん連れでもOK、映画「ふれる。」「室井慎次 敗れざる者」を観に行こう
育児中の映画鑑賞は、もっぱら家で動画サイトという人も多いのでは。「たまには、子ども連れでも話題作を劇場で見たい」という人は、「TOHOのシネマズベイビークラブシアター」を利用してみては？
TOHOシネマズの「ベイビークラブシアター」は、赤ちゃんが泣いても、おしゃべりしてもお互いさま。赤ちゃんといっしょに気兼ねなく映画が楽しめるママ・パパのための上映を毎月1-2回（※）木曜日を中心に実施中です。
「子育てが忙しく、最近映画館に行っていないな…」「赤ちゃん連れでも話題作を楽しみたい」そんな人は、ぜひチェックして劇場に足を運んでみてくださいね。映画は動画配信で楽しんでいる、という人もたまには劇場へ出かけてリフレッシュしてみてはいかが？ ※実施頻度は劇場により異なります
- 登録は不要
- 映画鑑賞料金はそれぞれの作品の通常料金と同様
- インターネットでチケット購入可能！
10月の対象作品は『トランスフォーマー／ＯＮＥ』『ふれる。』『室井慎次 敗れざる者』と、話題作がラインアップ！ 作品の見どころを紹介します。
TOHOシネマズ「ベイビークラブシアター」とは
10/17（木）上映は映画『ふれる。』
コミュニケーションが苦手な親友3人に隠された秘密
同じ島で育った秋と諒と優太は、二十歳になり、東京に出てきて共同生活を始めます。性格も趣味も違うのに、子どもの頃から親友の3人。彼らの関係をつないでいるのは、故郷の島で“神か？ 妖怪か？”と言い伝えられている不思議な生き物「ふれる」の力。「ふれる」がいれば、言葉で伝えなくても、互いに触れるだけで心の声が伝わるのです。しかし、ある事をきっかけに、これまで伝わっていたはずのお互いの心の声が聞こえなくなっていることに気づき…。
コミュニケーションが苦手で、他人との距離感がどこかおかしい3人。「ふれる」の力に隠された真実が明らかになるにつれて、彼らに感じる違和感の理由が見えてきます。アニメーションでしか描けない不思議な物語ですが、3人が故郷を離れて広い世界に足を踏み出したばかりの青年という設定にリアリティがあり、彼らの心の叫びが胸に迫ります。人からの悪意、居心地の悪いもの、面倒なものには触れたくない――そんな気配が濃厚に漂う今の世の中。他者と関係を築くというのはどういうことなのかを、見つめ直すきっかけをくれる作品です。
3人の声をKing & Princeの永瀬廉、若手実力派俳優の坂東龍汰と前田拳太郎が担当。YOASOBIが主題歌「モノトーン」を手がけていることにも注目です。
10/24（木）上映は映画『室井慎次 敗れざる者』
警察を辞め、故郷に帰った室井慎次に何が…？踊るプロジェクト最新作
国民的大人気シリーズの映画最新作。現場の捜査官たちが働きやすい警察づくりのために、組織改革に努めてきた室井慎次。熱血刑事の青島と27年前に交わした約束を果たせないまま、現在は秋田に帰郷しています。穏やかな日々を送っていましたが、室井の前に謎の少女が現れ、ほどなく他殺と見られる死体が発見されます。謎の少女の名は日向杏。母親は、猟奇殺人犯・日向真奈美だということが判明し…。
1997年に放送が始まって以来、熱狂的なファンを生み出してきた連続テレビドラマ「踊る大捜査線」。その後、映画版などさまざまなシリーズ作品が作られ、映画シリーズの第2作目『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ！』（2003年）の興行収入は20年以上経った今も邦画実写映画史上のトップに君臨し続けています。「組織を変える」と語っていた室井が辞職？ 室井に何があったの？ 懐かしのキャラクターの現在は？――などなど、その後が気になるシリーズファンには見逃せない1本。もちろん、初めてでも刑事ドラマ、サスペンスとして楽しめます。二部作の前篇。
『トランスフォーマー／ＯＮＥ』もおすすめ！
シリーズ初心者でも大丈夫！ロボットの友情物語に胸が熱くなる
大ヒットシリーズ『トランスフォーマー』の最新作は、最新の映像技術で制作されたCGアニメーション。これまで全７作が製作されてきた息の長いシリーズですが、今回はトランスフォーマーの起源が語られる前日譚ということで、トランスフォーマー初心者でも、イチから楽しめる作品です。
地下都市で働いている若い労働ロボット、オプティマスプライムとメガトロン。まだトランスフォーム（変形）能力を持っていない2人は、上官にバカにされつつも、励まし合いながら過酷な労働に従事する日々を送っています。しかし、耐えられなくなったオプティマスは、仲間たちと地上に脱出。謎の存在からトランスフォームする力を与えられるのですが…。
主に人間との関係を描いてきた実写映画と違い、本作に登場するのは全員ロボット。仲間との友情や関係性の変化など、繰り広げられる人間ドラマ…ならぬロボットドラマが熱い！
『トイ・ストーリー４』を手がけた元ピクサーのジョシュ・クーリーが監督を務めており、どこかピクサー映画に通じるテイストも。トランスフォーマーを男性向きだと敬遠していた方にもオススメできる作品です。
映画紹介テキスト／新田理恵
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