赤ちゃん連れでも大丈夫『八犬伝』『アイミタガイ』話題作を映画館で見よう
育児中の映画鑑賞は、もっぱら家で動画サイトという人も多いのでは。「たまには、子ども連れでも話題作を劇場で見たい」という人は、「TOHOのシネマズベイビークラブシアター」を利用してみては？上映される話題作を紹介します。
TOHOシネマズの「ベイビークラブシアター」は、赤ちゃんが泣いても、おしゃべりしてもお互いさま。赤ちゃんといっしょに気兼ねなく映画が楽しめるママ・パパのための上映を毎月1-2回（※）木曜日を中心に実施中です。
「子育てが忙しく、最近映画館に行っていないな…」「赤ちゃん連れでも話題作を楽しみたい」そんな人は、ぜひチェックして劇場に足を運んでみてくださいね。映画は動画配信で楽しんでいる、という人もたまには劇場へ出かけてリフレッシュしてみてはいかが？ ※実施頻度は劇場により異なります
- 登録は不要
- 映画鑑賞料金はそれぞれの作品の通常料金と同様
- インターネットでチケット購入可能！
11月の対象作品は『八犬伝』『アイミタガイ』『ヴェノム：ザ・ラストダンス』『室井慎次 生き続ける者』と、話題作がラインアップ！ 作品の見どころを紹介します。
TOHOシネマズ「ベイビークラブシアター」とは
11/7（木）上映は映画『八犬伝』
日本のファンタジーの原点を、豪華俳優陣と美しい映像で描く
江戸時代後期に人気作家・滝沢馬琴によって書かれ、日本のファンタジーの原点と言われる『南総里見八犬伝』を映画化。八つの珠を持つ八人の剣士が集結し、里見家にかけられた呪いを解くために戦うという壮大な作品です。
これまで歌舞伎、漫画、映像作品、人形劇など、さまざまな形で語り継がれてきた『八犬伝』の物語。今回の映画化では、馬琴とその親友の絵師・葛飾北斎が生きる「実」の世界と、物語の中の「虚」の世界を交錯させて描きます。「虚」のパートではCGやVFXをふんだんに使った壮麗な映像美が楽しめますし、「実」のパートでは失明しても書き続けた馬琴の『八犬伝』にかけた想いが胸に迫ります。
役所広司、内野聖陽、黒木華、寺島しのぶなど、時代劇の演技にも定評のあるベテランが「実」のパートを支え、渡邊圭祐、板垣李光人、河合優実など注目の若手実力派が「虚」のパートで躍動する、豪華俳優陣の共演も見どころです。
11/14（木）上映は映画『アイミタガイ』
人と人をつなぐ不思議な“ご縁”を描く、心温まる物語
ウェディングプランナーとして働く梓と、カメラマンの叶海は、中学時代からの親友同士。後ろ向きになりがちな性格の梓にとって、叶海はいつも背中を押してくれるかけがえのない存在でしたが、撮影のために訪れた海外で交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまいます。気持ちの整理がつかない梓は、叶海のスマホに日々の思いや他愛のないメッセージを送り続けます。そんな梓のメッセージに気づいたのは、娘のスマホを解約できずにいた叶海の母。梓の恋人の澄人もまた、悲しみに沈む彼女を支えたいと、結婚を切り出そうとするのですが…。
一風変わった作品のタイトルは、漢字で書くと「相身互い」。同じ境遇にある者同士が助け合うという意味です。物語は、梓と叶海を中心に、彼女たちを取り巻く人々を結びつける不思議な縁を描き出していきます。自分では気づいていなくても、どこかで誰かに救われている。見たあとは人の善意を無条件に信じたくなるような、秋にふさわしい心温まる一本です。
11/21（木）上映は映画『ヴェノム：ザ・ラストダンス』
グロテスクだけど愛嬌たっぷり、人気ダークヒーローの最後の戦い
マーベル・コミックに登場するダークヒーロー・ヴェノムの活躍を描き、大ヒットした『ヴェノム』シリーズの第３弾。
ジャーナリスト・エディが地球外生命体の謎に迫ったことをきっかけに、その生命体シンビオートに寄生され、誕生したのがヴェノム。2018年の『ヴェノム』では、エディとヴェノムの出会いを描き、21年の続編『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』では、最凶ヴィラン・カーネイジとの死闘を乗り越えて世界の危機を救い、さらに深い信頼関係で結ばれました。見た目はグロテスクで狂暴ですが、愛嬌のあるヴェノムと、エディとのユーモアある掛け合いがこのシリーズの魅力。共存関係にある中で絆を育んでいく様子がユニークで、幅広い層が楽しめる作品として高い人気を誇ります。
シリーズ最終章となる本作は、前作で命を落とした刑事を殺害した容疑者として警察から追われる身となったエディとヴェノムの壮大な逃亡劇と、ヴェノムの謎を知る最強のシンビオートとの死闘が繰り広げられます。彼らが迎える結末は…？
11/28（木）上映は映画『室井慎次 生き続ける者』
「踊る」シリーズ最新作、柳葉敏郎の味わい深い演技に注目
1997年の連続テレビドラマ放送開始以来、国民的人気を博してきた「踊る大捜査線」シリーズ映画最新作の後編。警察組織を指揮してきたエリート警察官・室井慎次の“その後”を描きます。
前編『室井慎次 敗れざる者』では、27年前に熱血刑事の青島俊作と交わした約束を果たせないまま、故郷の秋田に帰って無職になっていることが分かった室井。犯罪と関わりのあった少年たちと一緒に暮らしながら、穏やかな日々を送っていましたが、そこに謎の少女・日向杏が現れます。杏の母親は、人を操って罪を犯させたシリーズ最悪の殺人犯・日向真奈美。その娘と知りながら杏を受け入れ、一緒に暮らし始める室井でしたが、再び事件が…。『生き続ける者』では、この杏と室生の対峙が見どころになりそうです。
物語の舞台は、室井の故郷である秋田。演じる柳葉敏郎も秋田出身であることは有名です。長年にわたり室井を演じ続けてきた柳葉の、味わい深い演技にも注目してください。
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