3人の子どもがいる写真好き夫婦がたどり着いた意外な写真整理ソフト

3人の子どもがいる写真好き夫婦がたどり着いた意外な写真整理ソフト

みなさん、子どもの写真整理、どうしていますか?
スクラップブッキングを習って、とってもきれいにしている方や、スマホアプリを使って整理しています、という声も聞きますね。年に一度、選りすぐりの写真を選んでフォトブックにしてまとめています、という人も。
でも、スマホで撮ってそのまんま、そんな方も多いはず。
今回はカメラ好きな夫婦がたどり着いた、増え続ける写真整理の方法を紹介したいと思います。

我が家は夫婦でカメラ好き!つまり枚数が多い!

現在小6・4・2年生の我が家の子どもたち。
もともと旅行好き、カメラ好きな夫婦ですが、追い打ちをかけるように3人分の保育園・小学校の行事が続きます。
長女が生まれたころは、夫婦それぞれがフィルム式カメラを持ち、2泊3日の旅行で、36枚撮りフィルム5本以上、200枚近く撮っていました。
その長女が保育園で運動会を経験するころには、我が家も遅ればせながらデジタル一眼レフカメラに移行しました。デジカメになると、当然ながら撮る枚数が増えてしまいます。運動会1日で、1000枚ということも!

増えてしまったアルバムの量にガクゼン!

1000枚の中からデータ上で選りすぐって200枚程度に減らし写真プリントします。そしてさらに、50枚程度を選んでアルバム化。
その結果、出来上がったのが、こちら。

長女が保育園卒園の頃には、押入れの下半分が埋まる勢いです。

できるだけシンプルに、ということで、現場監督をしていた夫のすすめで、工事写真整理用の写真3枚をポケットに入れるタイプのアルバム台紙を使っていました。

手書きコメントを入れながら、こんな感じで整理していました。

しかーし! 3人姉弟の我が家、なんでも×3です。
このまま写真が増え続けてはアルバムを収納する場所がなくなってしまうという危機感、それでも長女と3番目の子と写真の量に差をつけてはいけない、という親としての使命感もありました。
さて、どうしよう。

ということで、データ上で写真を整理するデジタルアルバムの登場です。

我が家の写真整理ソフト

デジタルアルバムのソフトは、スマホアプリも含めると莫大な種類が出ています。その中で我が家が選んだのが、シーサイドソフト社の「一発!写真帳」です。
本来、工事現場等での写真整理、役所への提出書類として使用できるなど、業務用として作られた有料ソフトです。
選んだ理由は、これまでと同様、1ページに3枚の写真を並べられ、コメント欄があるということです。これだとレイアウトを考える必要がありません。もちろんきれいにレイアウトを考えて、デザインを考えるのも楽しいし、見た目もおしゃれです。でも、『大量の写真』という前提があります。これを気軽に見られる形にすることが我が家の場合ポイントでした。それにはシンプルイズベスト、です!

こちらのソフトを使って大量の写真を整理し始めた我が家。2年ほど使ったある日、パソコン上でしか見られないデジタルデータになってしまうと、これまでのように、「ディズニーランドに行った時は…」などというアルバムをめくる親子の貴重なコミュニケーションの時間がなくなったことに気づいたのです。

親子で思い出を振り返る時間のために

そこで、これまで作ってきたデジタルアルバムを、印刷することを検討しました。
でもそもそも「なぜデジタルアルバム化したのか」というと、増え続けるアルバムの置き場に困ったから、でしたよね。
ということは、印刷したら、またその「場所を取る」、という懸念が発生するということです。
そこで、ただ「ページをめくって見る」ということを考え、普通のコピー用紙に両面印刷することにしました。
その結果は一目瞭然。

上が、写真を紙焼きして台帳に入れていた頃の2か月分のアルバム、下は2年分の整理した写真をデータ上でアルバム化して両面印刷したもの2年分です。

中身はこんな感じ。以前と同じようにコメントも残すことができます。

もちろん普通紙なので、子どもが無造作にバラバラめくったらやぶれることもありますが、元データは残っているのでいつでも印刷できるのでよしとしましょう!

気軽に出して見ることができるようになり、親子の思い出コミュニケーションタイムも復活です。
この量なら、カメラ好き夫婦が子どもたちが成人するまでこの調子で撮り続けても大丈夫、ですよね(^^)/

シーサイドソフト社 「一発!写真帳」

ライター

絵本専門士鳥山由紀の画像

絵本専門士 鳥山由紀

絵本専門士、絵本セラピスト(R)。 乳児親子向け施設、小学校等絵本読み聞かせの他、絵本に関する講演・執筆、大学講師等。2021年絵本販売店「絵本選書・販売 月のクローバー」を開業、イベント等にて出店。2017年より、京都市保育士会機関紙「ほほえみ」連載中。2018年から絵本読み聞かせと箏演奏のユニット「ことえほん」を立ち上げ活動中。3児の母。 ブログ「えほんらへん」

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