【大阪・関西万博】老化細胞を9.8倍効果的に除去する植物は古くからお茶として利用されてきた!万博会場で江崎グリコが発表

「いつまでも若々しいステキなママ・パパでいたい」と思っている人は多いですよね。
先日、江崎グリコが大阪・関西万博会場で「細胞ケア」研究についての記者発表を実施。
老化細胞を効果的に除去する、老化を予防することができる可能性がある…最新技術がいかにも万博っぽい!と、あんふぁん編集部が参加してきました。
江崎グリコグループの「大阪・関西万博」への想いとは?
グリコグループは創立103周年。
1922年、食品による国民体位向上を目指し、栄養価の高いグリコーゲンが入った栄養菓子グリコを発売したのがスタートなのだそう。
今回の大阪・関西万博では、「大阪ヘルスケアパビリオン」のプレミアムパートナーとして、またシグネチャーパビリオン「EARTH MART(アースマート)」のシルバーパートナーとして協賛するほか、会期中のさまざまなイベントを実施していく予定とのことです。
大阪ヘルスケアパビリオンでチェック!老化細胞の除去によって健康寿命を延ばせる技術
江崎グリコグループでは、「REBORN」をテーマにする大阪ヘルスケアパビリオンで、老化細胞を除去する細胞ケアの仕組みなどを、グラフィックを使って分かりやすく展示しています。

老化細胞は、加齢や紫外線、活性酸素などでDNAがダメージを受けた状態の細胞のこと。細胞分裂が止まってしまい、炎症性タンパク質を出すなどで、体へ悪影響を及ぼします。老化細胞はどの年齢の体でも発症して除去されるものですが、加齢とともに除去されにくくなるのだとか。
江崎グリコグループでは、ネムノキが老化細胞を9.8倍(正常細胞との比較)効率よく除去することを実証し、2025年4月に特許を取得しました。老化細胞の除去は、さまざまな加齢関連疾患を改善し、健康寿命を延伸させることが報告されているのだそう。
ネムノキとは…? その名前を聞いたことがある人は多いと思いますが、実際どんな植物なのでしょうか?ネムノキは、イランからアジアを中心に分布する、マメ科ネムノキ亜科の落葉高木。その名前は、夜になると葉が合わさって閉じる就眠運動(眠る)から名付けられています。実は日本や中国では、花や皮を古くからお茶として利用されている植物なのです。

江崎グリコグループでは、今後、食品として取り扱われてきたネムノキで老化細胞を除去する作用の検証を進め、身体機能の低下を予防する老化ケアでできる可能性を探っていくとのことです。
ぜひ万博に行く予定がある人は、ぜひ「大阪ヘルスケアパビリオン」を訪れ、ネムノキがどうやって老化細胞を除去するのか、細胞ケアの仕組みをチェックしてくださいね。
シグネチャーパビリオン「EARTH MART(アースマート)」で「お米のキャラメル」を配布
もう一つ発表されたのが、「お米のキャラメル」です。シグネチャーパビリオン「EARTH MART(アースマート)」では、食の未来をより良くするために世界に共有したい日本発の食の25のリスト「EARTH FOODS」を展示。
その第一番目が米(米粉)なのだそう。そこで、江崎グリコグループでは、日本人になじみが深く、やさしい味わいを持つ「米」の良質な素材を生かしたお菓子づくりを!と、「キャラメル」の製造技術と「米」の掛け合わせて、お米のキャラメルを開発したのだそう。

乳由来の素材、添加物は使わず、米由来の素材(米飴、米粉、米たんぱく、米油)と砂糖だけのシンプルな原料で、お米で豊かな風味を引き出すのは大きなチャレンジだったとか。

記者発表では、一粒ずつ試食させていただきましたが、やさしく香ばしい、そしてちょっと懐かしい味わいでした。
「お米のキャラメル」は、アースマートの来場者に5月末ごろから一人一粒ずつ、配られるのだとか。万博用に開発されたものなので、これ以降の販売予定はないとのこと。つまり、今しか食べられないもの。米の新しい可能性を味わいに、アースマートを訪れてみませんか。