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提供:こども家庭庁

こどもの事故を防ぐためには?
CDR(Child Death Review:予防のためのこどもの死亡検証)の
取り組みと事故の予防策を紹介

予防のためのこどもの死亡検証 Child Death Review

ニュース等で目にするこどもの痛ましい事故。どんなに気をつけていても、ヒヤッとした経験がある人も多いのではないでしょうか。こども家庭庁では、こどもたちの救える命を救うために、 CDR(Child Death Review:予防のためのこどもの死亡検証)という取り組みを行っています。その取り組みと、事故を防ぐための予防策を紹介します。

CDR(Child Death Review:予防のためのこどもの死亡検証)とは?

CDR(Child Death Review:予防のためのこどもの死亡検証)とは、医療機関や行政をはじめとする複数の機関・専門家が連携して、亡くなったこどもの事例を検証し、予防策を提言する取り組みです。その目的は、予防策を導き出すことで、未来の防ぎうるこどもの死亡を少しでも減らすことにあります。こどもたちにとって安全で安心な社会を実現するために、令和2年度から、複数の自治体でモデル事業としてこのCDRの取り組みを実施しています。

CDRの3つのプロセスと枠組み

CDRは下記のような3つのプロセスを経て、こどもが亡くなる事故を防ぐことを目指しています。

  1. Process1

    情報収集

    こどもの死亡に関する
    情報を収集する

    こどもが死亡に至る原因を様々な観点から把握するため、関係機関から、死因や医学的背景、死亡に至る経緯等を含めた情報を収集します。

  2. Process2

    検証

    専門家が協力して、
    死亡に至った背景・
    原因を検証する

    集めた情報をもとに医療機関、警察、消防、行政機関などの関係者・専門家が連携し、個別の事例の背景を深く理解する「個別検証」と、複数の事例の共通する傾向を話し合い、予防策を検討する「概観検証」を行います。

  3. Process3

    提言

    効果的な予防策を
    提言する

    検証の結果をもとに、地域全体でこどもの安全を守るための予防策をとりまとめ、行政に対して提言を行います。

CDRの詳細について
ポータルサイトはこちらから

こどもを守るための予防策とは?

では、こどもを事故から守るためにどうすればよいのか、ここからは、日常に潜むさまざまなリスクからこどもたちの命を守るために、家庭で取り組める予防策をシーン別に動画で紹介します。

chapter1:川の水難事故

川で起きる水難事故に関して、原因と予防策を紹介しています。

chapter2:窒息事故

誤えんや誤飲などによる窒息事故に関して、原因と予防策を紹介しています。

chapter3:転落事故

窓やベランダからの転落事故に関して、原因と予防策を紹介しています。

chapter4:交通事故

歩いているときや自転車走行中の事故に関して、原因と予防策を紹介しています。

そのほかの事故に対する
予防策はこちらから

CDRの取り組みや事故の予防策を知ることで、こどもたちにとっても保護者の皆さんにとっても、安心できる環境を作っていきたいですね。

問い合わせ先
CDR広報啓発事業事務局
MAIL:jimukyoku@cdr-cfa.com

提供:こども家庭庁

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