公開

【横浜市】放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)「夏休みお弁当」がさらに充実!子育て世帯が“実感できるゆとり”を生み出す取り組みとは

提供:横浜市

【横浜市】放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)「夏休みお弁当」がさらに充実!子育て世帯が“実感できるゆとり”を生み出す取り組みとは

“おやこの笑顔があふれるまち”横浜市の子育て支援施策について紹介するコラム。今回紹介するのは、多くの児童が放課後の居場所として利用する「放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)」で、夏休み期間中に提供される昼食について。いわゆる「小1の壁」問題に対し、子育て世帯の時間的負担を軽減し、「ゆとり」を生み出すために2024年からスタート。2025年はさらに利用しやすくなるという、その内容とは?

2024年待望のスタート!放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)で夏休みの昼食を提供

横浜市では2024年、いわゆる「小1の壁」問題に対し、子育て世帯の時間的負担を軽減し、「実感できるゆとり」を生み出す取り組みの一つとして、市内に565カ所ある全ての放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)で夏休み中の昼食提供をモデル実施しました。

小学校が長期休暇に入り給食がなくなることで、放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)に通う子どもの保護者はお弁当を用意する必要がありました。お弁当作りを負担に感じる保護者は多く、利用する保護者を対象に行ったアンケートで、長期休暇中の昼食提供は実に93%の保護者が希望していることが分かりました。

モデル実施への反応は?見えてきた課題点も

そこでモデル実施を行った2024年の夏休み期間中(土・日曜、祝日を除く)は、民間事業者による配食サービスを活用し、1食400円で提供。各事業者が用意するWebサイトから直接利用登録・注文・支払いをする方式です。実施後に児童・保護者を対象に行ったアンケートでは「時間的負担が軽減された(98%)」、「気持ち的なゆとりを感じた(96%)」という声が多数上がりました(※)。また、利用した児童の92%が「おいしい」と回答しました。

令和6年度 長期休業期間中の放課後キッズクラブ・放課後児童クラブでの昼食提供モデル実施に関するアンケート結果

一方で、昼食提供の注文システム登録者のうち、実際にサービスを利用した人は74%にとどまったほか、利用者の中でも56%の保護者が「キャンセル期限が早い」と感じていたり、「量が多い」「学年によって食べる量も違うので、ご飯の量を選べるようにしてほしい」「お弁当の写真を見ながら注文したい」など、お弁当の内容や注文方法の改善に向けた声も上がったりしていました。

2025年の昼食提供は利用者からの反響をもとにもっとおいしく便利に

そこで2025年の夏休みからは、スマホからの電子決済にも対応した専用の注文サイトを新たに開設。カレンダー形式でお弁当の写真を見ながら注文できるようになるので、好みに合わせて注文日を選びやすくなります。また複数日の一括注文や、電子決済方法の充実、子育て応援アプリ「パマトコ」からもアクセスが可能に。

お弁当の写真を見て注文ができるのがうれしい

ごはんは量を選べて温かく、ハンバーグや唐揚げなど子どもが喜ぶメニューも追加

さらにアンケートの結果を踏まえてお弁当の内容を充実。ごはんの量は中(160g)と大(200g)から選べるようになるほか、温かい状態で提供。栄養バランスは引き続き配慮しつつ、より子どもの好みに合わせたメニュー内容にパワーアップします。

お弁当のイメージ

注文期間やキャンセル期限を見直し、追加注文も可能に

また要望の声があった「キャンセル期限が早い」点も見直しに。キャンセル期限は利用日の2日前(9:00)まで、また利用日の2日前(10:00)〜前日(15:00)までなら追加注文ができるようになり、より利用しやすくなりました。夏休み後の冬休み(12月26日〜1月6日)、春休み(3月26日〜4月6日)にも利用できるようになるのもうれしいニュースです。

昨年との変更点(下線部)はこちら

今後も横浜市は子育て世帯が「実感できるゆとり」を生み出す施策を展開予定

横浜市では「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ」を基本戦略として、子育て世帯への支援や「実感できるゆとり」を生み出し、“おやこMore Smile”を実現する施策を進めています。これからも市民の声に向き合い、利用者ニーズを施策に反映させていくそうなので、ぜひ注目してみてくださいね。

放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)とは?

横浜市で多くの小学生が放課後を過ごす居場所となっているのが、放課後キッズクラブ・放課後児童クラブ(学童保育)。

放課後キッズクラブとは…
小学校施設を活用して実施する事業で、市内の全ての小学校に設置されています。
①全ての子どもたちを対象に無償で「遊びの場」を提供すること
②留守家庭児童を対象に「生活の場」を提供すること
を目的に実施しています。

放課後児童クラブ(学童保育)とは…
地域の理解と協力のもと、民間の施設を利用して実施する事業です。
留守家庭児童に適切な遊びと生活の場を提供することを目的に実施しています。

横浜の暮らしの魅力がギュッと詰まった「子育てしたいまちブランドブック」を公開中!

大都市でありながら、海も自然もあって、住む、働く、遊ぶなど、子育てしやすい魅力がいっぱい。そんな横浜の暮らしを凝縮した初のブランドブックを公開中です。

横浜をもっと深掘り!「横浜移住サイト」

「横浜移住サイト」では横浜市のエリア紹介や子育てサポート情報、居住者のインタビューなど、横浜の暮らしの魅力がたっぷり紹介されています。あなたにピッタリのエリアが分かる診断も!ぜひチェックしてくださいね。

提供:横浜市

子育て支援:新着記事

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌