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帽子のようにすぽっと被れる『ゴム付き三角巾』の作り方

何かと必要となる子どもの『三角巾』
後ろで自分で結ぶのが難しい小さな子でも、被るだけでかんたんに着脱できる、便利なタイプの作り方を紹介します。
園でのお料理タイム、小学校の給食当番や調理実習、家でのお手伝いの際など、何かと必要となる『三角巾』。
でも小さな保育園・幼稚園の子、小学校低学年でもなかなか三角巾がほどけないように、自分で後ろで結ぶのは難しいですよね?
今回はかんたんに、自分で着脱できる帽子タイプ三角巾の作り方です。すぽっと被るだけで便利なので、サイズを調整して大人用として使用するのもお勧めです。
前回記事のカフェ店員さんのおままごと遊び用でもセットとして使用してもかわいいですよ。
準備するもの
※完成サイズ:約54~56cm ここでは小学校低学年の頭回りサイズで作成しています。
・綿生地:50cm×50cm
・平ゴム10cm
・ゴム通し(長めの物が使いやすいです)
作り方
1.綿生地を縫い代込みで三角形、1辺42cmで裁断する。
2.ゴムベルト用生地を縫い代込み、縦18cm×横6cmで裁断する。
3.平ゴムを縫い代込み10cmで裁断する。
4.ゴムベルト用生地の両端を5mm折りたたみ、輪っか状にし端を縫う。
5.平ゴムの端をミシンで縫い留め、中に通す。
6.ゴム通しを使用して、ベルトの反対側までゴムを引っ張り、同様にゴムの端に縫い留める。
7.三角巾の生地の両端を、5mmの三つ折り縫いで縫う。
8.底辺の部分を最後に、5mmの三つ折り縫いで縫う。三角の両角がたゆんだ状態になるが、気にせず端まで縫う。
9.両端角の1cm程度を、画像の様に切り落とす。
10.6で作ったゴムベルト部分と、三角巾の切り落とした角に合わせ、画像の様に5mmで内側に畳むように折りこんだ後、外側に向けた状態で縫い留める。
反対側も同様に縫い留め、完成。
頭に通すだけでかんたんに装着できるので、わが家では3歳の頃から自分で着る事が出来ていました。未就学児サイズで作成する時は、三角巾の長さを2~3mm程度短く38cm程度にし、ベルト・ゴムは同じサイズで作っていました。
それぞれのサイズ感に合わせて作成してみてくださいね。