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横浜には“学び”がある遊び場がいっぱい!親子で行きたいおすすめの体験スポット

横浜には“学び”がある遊び場がいっぱい!親子で行きたいおすすめの体験スポット

横浜といえば観光やグルメのイメージが強いかもしれませんが、実は“子育てしやすい街”としても注目されています。アクセスの良さや施設の充実度に加え、「遊びながら学べる」体験型スポットもいっぱい。今回は小学4年生の娘と一緒に、そんな横浜の魅力を親子で体感してきました。魚釣りや防災体験、最新のアミューズメント施設など、子どもの五感と知性を育てる、親子で訪れたい注目スポットを紹介します。

「住みたい街」横浜が、子育てファミリーに人気の理由

都市としての利便性と自然の豊かさ、どちらも兼ね備えているのが横浜の魅力。保育園や公園の整備状況、交通アクセスの良さなどから、子育て世代の「住みたい街」としても常に上位にランクインしています。さらに、子どもがのびのび過ごせる体験型施設や、親子で気軽に出かけられるスポットが市内各所に点在。日常のおでかけの延長で、子どもが“学び”にふれられる環境が整っているのも、横浜が支持される理由のひとつです。

【横浜八景島シーパラダイス】魚釣り&バーベキューで“食育”を学ぶ親子体験!

約700種・12万点もの生きものが暮らす、日本最大級の水族館「横浜八景島シーパラダイス」。その中にある体験型エリア「うみファーム」では、魚釣りからバーベキューまで楽しめる“海育”体験が人気です。

初心者でも安心!親子で挑戦できる釣り体験

アジ釣りは、15〜30分ほどでサクッと楽しめる人気のアクティビティ。ここでは「食べられる分だけ釣る」のがルールなので、必要以上に釣りすぎる心配もありません。釣り竿・バケツ・エサはすべて入口で貸し出されるので、手ぶらで気軽に挑戦できるのがうれしいポイント。「釣りに興味はあるけど、道具をそろえるのはハードルが高い…」という方にもぴったりです。

実際にやってみると、初心者でもすぐに釣れてびっくり!釣れるとうれしくて、楽しい気分に。針を飲み込んでしまった魚も、スタッフが専用器具で丁寧に対応してくれるので、初心者でも安心して楽しめます。

また、マダイはスタッフと一緒に行う“フカセ釣り”方式で、ギンザケ釣りは12月後半〜4月頃まで(※時期は変更になる可能性あり)の期間限定で楽しめます。季節によって異なる魚との出会いがあるのも、この体験の楽しさのひとつです。

海とふれあい、遊びながら学べる施設も


釣りだけでなく、自然の海を体感できる「マリンビオトープ」では実際に中に入って遊ぶことができ、サンダルの貸し出しもあります。「オーシャンラボ」では東京湾の環境やSDGsについてスタッフから話を聞きながら学ぶことができます。

釣った魚はその場で調理!おいしく学べる食育体験

釣った魚は持ち帰ることはできませんが、隣接する「うみファームキッチン」で、その場で調理してもらえます。アジやギンザケはフライや塩焼きに、マダイはグリルや塩焼きにして提供されます。アジや銀鮭はフライや塩焼きに、真鯛はグリルにして提供され、釣った魚は受付に持っていくと、調理の様子を見学することも可能。娘は、「こんなふうに魚を切るんだね」と、興味津々でした。
バーベキュー施設「Seafood & Grill YAKIYA」では、アジに串を刺してもらい、自分で焼いて食べることができます。コースを選べば本格的なバーベキューを楽しめます。

アジはフライと塩焼きの両方に調理してもらいました。自分で釣った魚はやっぱり格別!魚が苦手な娘も、ぺろりと完食してしまうほどのおいしさでした。目の前に広がる海を眺めながらのバーベキューはとても気持ちよく、手ぶらでここまで楽しめるなんて大満足です。

横浜・金沢区ならではの“海の学び”がそろうエリア

八景島のある金沢区は、横浜駅から電車で約20分。自然海岸の残る野島公園、潮干狩りが楽しめる海の公園など、豊かな海辺の自然がすぐそばに広がっています。横浜市内には金沢・柴の2つの漁港があり、地元でとれる新鮮な魚が市民の食卓にも届いています。市内には「磯子海づり施設」「本牧海づり施設」といった釣り施設もあり、安全柵やレンタル用品が充実。子ども連れでも安心して“海育”を楽しめる環境が整っています。

横浜八景島シーパラダイス公式サイトは>こちら

【横浜市民防災センター】親子で「防災」を学ぼう!体験型プログラムで備えをアップデート

横浜市神奈川区にある「横浜市民防災センター」では、地震や火災など、さまざまな災害を実際に体感しながら学べるプログラムが用意されています。横浜市民だけでなく、県外から訪れる人も多く、防災意識を高めるきっかけづくりとして注目を集めています。

【地震体験】「倒れるものがない・倒さない」備えの大切さ

地震体験では、「こんなに揺れるの!?」と驚くほどの激しい揺れを全身で体感。娘も思わず手すりをしっかり握りしめていました。実際に揺れを体験することで、防災の大切さをよりリアルに実感。「この揺れの中で家具が倒れてきたら…」と考えると、その被害の大きさが具体的にイメージでき、家具の固定など、備えの重要性を改めて感じました。

【火災体験】煙・炎・消火器、命を守る判断力を育む

モニター画面に向かって消火活動を行うシミュレーションも体験しました。消火器は、いざというときに正しく使えるよう、使い方を知っておくことが大切です。さらに、煙の中を避難する体験も!「たった1分で動けなくなる!?」という驚きとともに、煙のこわさを実感。火災が起きたときの行動を、親子で確認するよい機会になりました。

【水害体験】水深50cmで100kgの圧力!?想像以上の危険

なんと、水害の体験もできました!「たった50cmの水」で、なんと約100kgもの圧力がかかるそうです。実際に扉を開けようとしましたが、びくともしませんでした。また、冠水した場所では足を上げて歩こうとするとバランスを崩しやすく、すり足で慎重に進む必要があるとのこと。実際に体を動かして学ぶことで、より実感を伴った学びになりました。

いつ起きてもおかしくない災害に、日ごろから備える

横浜市では今年3月に新たな「横浜市地震防災戦略」を策定し、市民の備えを強化する取り組みを進めています。防災は「知っている」だけでなく、「体験して行動できるようになる」ことが、いざというときの命綱となります。横浜市民防災センターには、ここでしか体験できない貴重な学びがたくさんあり、家族で防災について考える絶好のきっかけになるはずです。子ども向けのイベントも開催されているので、詳しくは公式サイトをご覧ください。

横浜市民防災センター公式サイトは>こちら

【ゆめが丘ソラトス】子連れにうれしい仕掛けが満載!複合商業施設

横浜市にある「ゆめが丘ソラトス」は、「Dear Life,Dear Local 」をコンセプトに掲げた地域密着型の複合商業施設です。子育て世代にうれしいサービスが充実していて、親子で楽しめる環境が整っています。施設内には5ヶ所の「コミュニティスペース」が配置されていて、地域とのつながりを感じられるのも魅力のひとつです。

子連れのお出かけにおすすめ!「ゆめが丘ソラトス」の魅力


「ゆめが丘ソラトス」には、天候や安全面への不安を解消し、子どもがのびのび遊べる屋内遊び場「ASOBLE(アソブル)」があります。入場無料で気軽に利用でき、親子ともにリラックスして過ごせます。施設内には、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス 鳴川研究室と共同開発した、世界初のオリジナル遊具があります。遊びながら自然と体力や知力が育まれるように工夫されている、学びと遊びが一体となった空間です。


さらに、「あたまとココロの、遊びかた。」をコンセプトに、本を“遊び”として楽しめるエリアも設けられています。静かに読むだけでなく、声に出して読んだり、思わず身体を動かしたくなるような、ASOBLEならではのユニークな選書がそろっています。また、窓の外には電車がよく見えるので、電車好きの子にもおすすめのスポットです。

地元横浜の味を楽しめるお店がいっぱい!

【Augusta MilkFarm】


横浜市にある「相澤良(あいざわりょう) 牧場」で、愛情いっぱいに育てられた牛から搾った新鮮な牛乳を使ったスイーツが楽しめます。ストレスの少ない環境で育てられた牛の、安全・安心で高品質なミルクが特徴です。また、横浜市泉区産のさつまいもを焼き芋にして作ったジェラートもおすすめ。地元食材のおいしさがぎゅっと詰まった、ここでしか味わえない逸品です。

【gout gout YUMEGAOKA】

“パン研究室”をコンセプトに、グーグー博士が毎日おもしろいパンを開発!発見と驚きを届けることを使命としたユニークなベーカリーです。神奈川県産の小麦「ぼくらの小麦」を使用し、地域の果物や野菜など、四季折々の“旬”を活かしたパンが並びます。オープン以来、不動の一番人気は「クリームブリュレ」。パリッと香ばしい表面と、とろけるクリームの組み合わせが絶品です!

ゆめが丘ソラトス公式サイトは>こちら

防災、自然、グルメも!横浜の「学べるあそび場」へ出かけよう

自然体験や防災プログラム、体を動かす遊びや地域のおいしい味まで、横浜には「遊び」と「学び」が自然に融合したスポットがたくさんあります。どの場所にも、子どもが夢中になれる工夫や、親子で過ごす時間を豊かにしてくれる仕掛けがいっぱい。ぜひ、親子でのお出かけの参考にしてみてください。

横浜での暮らしに少しでも興味をもった方は、移住に関する情報をまとめた専用サイトもぜひチェックしてみてください。
横浜移住サイトは>こちら

企画・編集/&あんふぁん編集部、取材・文/やまさきけいこ

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