「手作りしなきゃ」にちょっと待った!ごはん・お弁当・⼊園⼊学グッズ…子どもにとって本当に大切なのは?

助産師として多くの親子と関わりながら、プライベートでは12人の子どもを出産したHISAKOさんが『がんばらんでええ!』『テキトーでええ!』を合言葉に、キレイゴト抜きの方法論でみなさんの心を軽くするコラムをお届けします。
手作りしなきゃ!と自分を追い詰めていませんか?
こんにちは!助産師HISAKOです。「入園準備、裁縫のことを考えるとため息…」「毎日の献立、栄養バランス考えなくちゃ」「やっぱりおやつも手作りすべき?」こんなふうに、自分を追い詰めている人はいませんか?
SNSを開けば彩り豊かなキャラ弁や、プロ級の手作り通園バッグが溢れている時代です。ママなら手作りに時間を割くのが当たり前と言われている気がしてきて、「私はダメなママだ」「愛情が足りてないのかも」なんて落ち込んでしまうかもしれませんね。
大前提として、手作りは「したい人だけすればいい」んです。愛情は「手間」の量ではなく、あなたの「笑顔」で伝わるもの。既製品やレトルトに頼って浮いた時間で、子どもをギュッと抱きしめてあげるほうが、よっぽど素敵な育児だと思いますよ!
「一汁三菜」って、そんなに重要?
まず、毎日のごはん。「一汁三菜」って、そんなに重要でしょうか?台所でイライラしながら「うるさい!ちょっと待って!」って子どもに怒鳴り散らすぐらいなら、スーパーのお惣菜を並べて「おいしいね」って一緒に笑って食べるほうが、子どもにとってはよっぽど栄養になると思います。
お弁当作りもとことん力を抜きましょう!ここだけの話、わが家のお弁当のおかずは毎日ほぼ同じです(笑)。市販のミートボール、チキンナゲットは神!冷凍食品、大優勝!お弁当箱の、どのスペースに何を詰めるかさえ固定の徹底的なズボラっぷりです。高校生のお弁当にいたっては、全面茶色弁当(つまり全部肉)です!
彩りやら栄養バランスやら、気になるのもわかるけど、おなかが満たされたらそれでヨシ!子どもは親の愛情を「海苔の切り方」で測ったりしませんよ。
大事なのは誰とどんな気持ちで食べるか
次におやつ。「手作り=健康的」というイメージがありますよね。でもわたしは、毎日そんな時間は取れません!(時間があってもめんどくさい笑)。
添加物が心配ですか?今の日本で売られているおやつは、厳しい安全基準をクリアしているので、神経質にならなくて大丈夫。大事なのは、「何を食べるか」よりも「誰とどんな気持ちで食べるか」。疲れ果てて作った「砂糖控えめクッキー」より、市販のポテチやチョコを「幸せだね〜」って一緒に食べる時間のほうが尊いです。
親子で感動を共有する楽しさが、子どもの心を育てます。楽できるための便利ツールとして、おやつはどんどん市販品に頼りましょう!

子どもの人生を支える記憶になるのはどっち?
そして、この時期のママを悩ませるのが「手作りバッグ」の壁ですね。 園からの説明会で「手作りが望ましい」なんて言われると、裁縫が苦手な人は絶望しちゃいますよね。ぶっちゃけ、 既製品のほうが丈夫で使いやすく、手作りするより安上がりだったりして、「なんだかなぁ〜」ですよね。ママが作ってくれたという記憶より、一緒にお店に出かけて「どれにする?」ってワクワクしながら選んだ記憶のほうが、子どもの人生を支える力になりますよ。
自分を犠牲にしなくてよし!
「手作り」は、それが好きな人が「趣味」として楽しむものです。 苦手な人、時間がない人は、自分を犠牲にしてまでやることではありません。子どもが求めているのは、完璧なバッグでも、豪華なお弁当でもなく、目の前で笑っている元気なママです。 「手作りしなきゃ」という思い込みをポイッと捨てて、その分、自分のためにコーヒーを一杯飲む時間を作りましょう!がんばらんでええ。テキトーでええ。もっと肩の力、抜いていきましょう!

ナビゲーター
担当カテゴリー
子育て支援


























