「ひとりっ子」はわがまま?協調性がない?気にしなくて OK!ひとりっ子ならではの時間を「宝物」に

助産師として多くの親子と関わりながら、プライベートでは12人の子どもを出産したHISAKOさんが『がんばらんでええ!』『テキトーでええ!』を合言葉に、キレイゴト抜きの方法論でみなさんの心を軽くするコラムをお届けします。
「うちはひとりっ子」と決めたものの、周囲からの「きょうだいがいないと寂しいよ」「わがままに育つのでは?」「子どもがかわいそう」といった言葉に、ふと心が波立つこと、ありますよね。そんな何気ない一言に、「本当にこれでいいのかな…」と迷いや罪悪感を抱いてしまうママ・パパも少なくないかもしれません。
でも、立ち止まって考えてみてください。本当にひとりっ子であることが、子どもの将来にマイナスの影響を与えるのでしょうか。世間のイメージに振り回されて、大切な今の幸せを見失っていませんか。
ひとりっ子にはひとりっ子ならではの良さがある!
断言します!ひとりっ子には、ひとりっ子ならではの良さがあります!大人とじっくり関わる時間が持てること。自分の世界を深める時間があること。安心できる基地がしっかりしているからこそ、自立心が育つ子もいます。
一方で、きょうだいがいる家庭にはまた別の良さがあって、日常の中で自然に支え合う経験ができるのが強みですよね。だからといって、どちらが優れている、という話ではありません。どんな物事にも、メリットしかない都合のいい話なんかないし、それぞれにメリットもあれば、困りごともあるはずです。
「協調性が育たない」は根拠なし
そもそも「きょうだいがいないと協調性が育たない」なんて、何を根拠に言ってるんでしょう。12人を育ててきた私から言わせれば、そんなの思い込みでしかないと思いますよ。
子どもの成長を左右するのは、実はもっと別のところにあって、性格のベースは、なんのことはない、「本人の気質!」なんです!おっとり、負けず嫌い、慎重…。これらは生まれつきの個性であり、きょうだいの有無で変わるものではありません。同じ親から生まれた12人でさえ、笑っちゃうほどバラバラなのがその証拠です。
協調性はどこで身につく?
では、協調性はどこで身につくのか。それは家の中ではなく、一歩外に出た「社会」です。園や学校でのルール、公園での順番待ち、友達との衝突。家族という甘えられる存在を離れ、他人と触れ合う経験こそが、その子が持つ気質を「社会で生きる力」へと磨き上げてくれます。
つまり、性格の根っこは「本人の気質」であり、枝葉を伸ばすのは「外での交流」です。どちらのプロセスにおいても、家の中にきょうだいがいるかいないかなんて、どっちでもよくないですか?笑

自分たちの家族のかたちに自信を持とう!
そして何より大事なこと。体のこと、仕事のこと、経済状況、気持ちの余裕。さまざまな背景の中で出した選択、自分たちの家族のかたちに自信を持つことです。
「2人目は?」「やっぱりきょうだいは必要よ」そんな言葉に出会うたびにモヤモヤと揺れるのは、もしかするとあなた自身が、世間にどう見られるかを気にしているからかもしれませんよ。つい「あれが足りない」「これが必要かも」と欠けているものに目が行きがちだけど、きょうだいがいないことを「不足」と捉えず、ひとりっ子だからこそ注げる「時間」や「余裕」を「宝物」として受け止めてみましょう!
子育ては、予想外の出来事や思い通りにいかないことの連続です。ときには「私の選択は間違いだったかも」と足元が揺らぐ日もあるでしょう。でも、あなたが悩み抜いて選んだ今の形こそが、子どもにとっての正解!周囲の声ではなく、目の前で笑う子どもの姿を信じてくださいね。あなたの深い愛情は、子どもにしっかり届いていますよ!

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