読もう、贈ろう!クリスマスには絵本まとめ

読もう、贈ろう!クリスマスには絵本まとめ

今年もそろそろクリスマスのことを考えて、子どもたちも「サンタさんが…」「プレゼントは」などと言いだしている時期でしょうか。
クリスマスには絵本業界も活気があふれてきます。本屋さんにもクリスマス絵本コーナーがあらわれますよね。
毎年楽しみにしているクリスマス絵本ですが、さて今年のおすすめは?

今年は新作のブルーバージョンが登場!

「メリークリスマス! せかいのめいさくえほん★アドベントカレンダー ブルーバージョン」

ハンス・クリスチャン・アンデルセン他:原作/のざかえつこ他:訳 ひさかたチャイルド

小さな絵本が1日1冊。窓の中からでてきます。窓を開けるのも毎日楽しみです。そして小さな絵本を親子で読むのもクリスマスに向けてのカウントダウンがさらに盛り上がりますよね。

「世界の名作」ですから、「ねむりひめ」や「美女と野獣」といった聞いたことのあるおはなしから、大人も知らない、でも知っておきたいおすすめの1冊まで入っています。祖父母へのおねだりにもぴったり!

24冊の小さな絵本を毎日楽しむことができます。

どんなおはなしが登場するのか、毎日窓を開けるワクワク感も堪能しましょう!

通常版よりゴージャスなキラキラバージョン!

「ぴかぴか ころりん・ぱ!」

ひらぎみつえ:作 ほるぷ出版

通常版の「ころりん・ぱ!」も大人気ですが、今年登場の「ぴかぴか ころりん・ぱ!」は、全ページ赤ちゃんが喜ぶキラキラ仕様になっています。キラキラしているだけでも、クリスマス気分を盛り上げてくれますよ。小さな指で絵本のしかけを動かして、指先を使って楽しそうに遊んでくれること間違いなし。

(出典:ほるぷ出版)

赤ちゃんのいるおうちにツリーは少しハードルが高いけれど、床に絵本を並べて、赤ちゃんがさわってもいいクリスマスコーナーをお部屋に作ってみるのもいいですね。この「あかちゃんがよろこぶしかけえほんシリーズ」には、サンタやクリスマスが登場するものもたくさんあるのでチェックしてみてください。

レトロな装丁に大人もキュン!

「ちいさな手のひら事典 クリスマス」

ドミニク・フゥフェル:著/いぶきけい:訳 グラフィック社

小さいけれど存在感のあるレトロ装丁の絵本。靴下やブッシュドノエルの起源などクリスマスにまつわる豆知識が1ページずつすてきな絵とともに語られます。1日1ページずつ読み進めるのもおすすめです。クリスマスがやってくるワクワク気分が少しずつ盛り上がっていくようです。分厚い本ですが、だからこそ本の小口(ページの端の切りそろえられた部分)が金色なのも、おしゃれでうれしい。

親子で読むもよし、大人が静かに手に取るもよし!

「ちいさなトガリネズミ」

みやこしあきこ:作 偕成社

クリスマス絵本ではありませんが、シックな外見に見返しを開くと色味を抑えた赤と緑のクリスマスカラーのチェック柄が目に入ってきます。

おはなしはトガリネズミの日常がたんたんと描かれている、そんな印象です。大笑いするような物語ではないけれど、日常の小さな幸せが感じられるやさしい絵本。寝る前に親子でゆったりと心穏やかにものがたりの世界に入っていくイメージの1冊です。大人の友人へのクリスマスプレゼントにもよさそうです。

この時期だけお得なクリスマス特別カバーのついた絵本がおすすめ

毎年クリスマスシーズンになると登場するのが、いつも販売している絵本のカバーがクリスマス特別版がついているもの。通常カバーの上にもう1枚カバーがかけられていますので、もちろんクリスマス以外にも楽しむことができますし、クリスマスカバーがついていてもお値段そのままなので、とってもお得。気に入っている絵本をクリスマスにプレゼントするにもおすすめです。

「きみのことがだいすき」

いぬいさえこ:作 パイインターナショナル


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ライター

絵本専門士鳥山由紀の画像

絵本専門士 鳥山由紀

絵本専門士、絵本セラピスト(R)。 乳児親子向け施設、小学校等絵本読み聞かせの他、絵本に関する講演・執筆、大学講師等。2021年絵本販売店「絵本選書・販売 月のクローバー」を開業、イベント等にて出店。2017年より、京都市保育士会機関紙「ほほえみ」連載中。2018年から絵本読み聞かせと箏演奏のユニット「ことえほん」を立ち上げ活動中。3児の母。 ブログ「えほんらへん」

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