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食の最新トレンドが集結!「ネタマッチ2025」レポート

9月18日(木)、食品メーカー15社が一堂に会する展示・発表イベント「ネタマッチ2025」が開催されました。試食や担当者への取材を通じて、2025年の食のトレンドを一足先に体感できる貴重な機会。会場には新しい味わいを求める来場者が多く集まり、熱気に包まれていました。

各ブース個性的なディスプレイが楽しい!

15社の食品メーカーが一堂に!「ネタマッチ」会場レポート

交流エリアには多くの来場者が訪れ、プレゼンテーションでは各メーカーのこだわりや新商品の魅力が動画とともに紹介されました。商品開発秘話や人気の傾向を語る担当者の熱意に触れ、「こうして美味しさが生まれているのだな」と実感。展示ブースはまるでお祭りのような賑わいで、各ブースを巡りながら試食や体験を楽しみました。

その中から、特に印象に残った3品をご紹介します!

【ハウス食品】第2次キーマカレーブーム到来!専用ルウで手軽&本格

帰宅後すぐに作ったのが「ジャワカレー キーマカレー」。スパイスの香りとまろやかな味わいのバランスが絶妙で、自宅で本格的なキーマカレーが楽しめると話題になっていました。疲れて帰ってもサッと作れる手軽さに感動!

ハウス食品 ジャワカレー キーマカレー 中辛、こくまろキーマカレー 甘口、ごちレピライス キーマカレー 中辛の3種類
使った食材は、ひき肉、玉ねぎとしめじ。フライパンひとつでサクッと完成

人気の理由は「タイパ」「コスパ」だけでなく、やはり“美味しさ”。開発担当者が語ったポイントは、ルウの溶けやすさ、ひき肉特有の臭みを抑える工夫。そして、こくまろ・ごちレピライスは冷凍・解凍もしやすい!小分け冷凍しても風味が変わりにくく、ストックにも便利です。作りたてのコク深い美味しさはもちろん、野菜を混ぜ込んで子ども用にもアレンジできます。

【改源】創業100年のブランドから“入浴剤”が登場!

思わず目を疑った「入浴剤」の文字に、来場者も足を止めていました。昔ながらのパッケージでおなじみの「改源」から、体を温めてリラックスできる入浴剤が新登場。食と健康をテーマにした今回のイベントらしい提案でした。

3つの生薬成分(カンゾウ末、ショウキョウ末、ガイヨウ)と2つの温泉成分(塩化ナトリウム、炭酸水素ナトリウム)を組み合わせた独自処方
”もみ出し式”で広がる、自然や湯色と生薬の香りが心地よい

湯船にポンと入れると、優しく広がる天然由来の香り。担当の田中さんは「香料と表示していますが、天然由来の香り成分を配合し、『改源』特有のクセになる香りを再現しました」と話してくれました。生薬の香りは心地よく、まるでひのき風呂のよう。

また、パッケージにも遊び心が。風邪薬には湯呑が描かれていますが、入浴剤はバスタブに。ブランドの世界観を保ちながらもユーモアのあるデザインになっています。

【ケンコーマヨネーズ】家庭で手軽にプロの味!「ポテトサラダ」

ケンコーマヨネーズのブースでは、5種類のポテトサラダを紹介。お惣菜は日持ちがしにくいのがネックですが、「サラダのプロがつくったサラダ」シリーズは食べきりサイズで、冷蔵未開封なら製造日+60日保存可能。自立型のパッケージは「そのまま食卓に出せる手軽さがうれしい!」と好評でした。

「さやか」という品種のじゃがいもを使い、ほくほくで舌触りなめらかな仕上がりに。

製造工程にも鮮度へのこだわりが。じゃがいもは泥付きのまま加工に入り、わずか4時間で袋詰めまで完了。風味を損なわず仕上げられています。

そのまま食べてもよし、サンドイッチやおつまみにアレンジしてもよし。家庭でプロの味を楽しめる優秀な一品です。

「ネタマッチ2025」は、これからの食トレンドを占ううえでも注目度の高いイベントとなりました。来年の食卓を彩る新しい“おいしさ”が、ここから広がっていきそうです。


ライター

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ニュースライター 森岡陽子

生活情報誌のライター歴16年。行く先々で記事のネタを探すクセがあり、考えるより行動派。趣味のカフェめぐりを生かし、スイーツライターとしてスイーツ記事執筆は100本を超える。2人の子育てを終え、これからは一人時間を楽しみたいといろいろ模索中。

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