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子どもにはナイショ!ママだけの「子育てを楽にする考え方」

子育ては常に「大変」との勝負。親の思いどおりになるようなことはまれで、「もう疲れた!」と感じてしまうママやパパも多いでしょう。今回はそんな「もう疲れた!」を少し調整するための、子どもには絶対言えない禁断のマインドセットを3つご紹介します。
かなりのスピードで変化を続ける多様性の世の中。「これが正解!」というものが薄れ、子育てはどんどん難しくなっているといえるのかもしれません。この、難易度の高いミッションを乗り切っていくためには、ちょっとした考え方のコツがあると私は考えています。
ただし今回ご紹介する考え方は、絶対に子どもには秘密です。ママやパパの心のなかだけに、こっそり留めておいてくださいね。
考え方1「子どもはどうせ親の言うことなんか効かない」
色々なことをせっかく教えても、さっぱり言うことをきいてくれないと「どうして効果がないの? 教え方が悪いのかな……」と落ち込んでしまうかもしれませんね。そればかりか、イライラして「言うことをききなさい!」と声を荒げてしまうこともあるでしょう。
そんなときこそ、「子どもはどうせ親の言うことなんか、きかないものだよね……」と考えてみてください。
実はこれ、あながち間違いではありません。幼児期以降の子どもが親の思いどおりにならないのは、自我がしっかりと育ち、また親に抑圧されすぎることなく伸び伸びと育っている証拠でもあります。いわば正常な状態です。
「自分の教え方が悪いのではなく、目の前の状態が正常なんだ」と理解すると、少し気持ちが楽になりませんか? 慣れるとイライラすることが減り、何度でも同じことを、落ち着いて優しく子どもに指導しやすくなるので、結果的に子どもも親の言うことをききやすくなる好循環を作れます。
ただし「どうせ効果がないから」と指導をやめてしまうのはNGです。この考え方の目的は、あくまでも気持ちを楽にして、継続的に指導を行うことにあります。子どもへの指導の成果は、根気良い継続なくして得られません。
考え方2「とりあえず何か食べていれば大丈夫」
なんでもパクパク食べてくれる子どもなら良いですが、わが子が食が細い、好き嫌いが激しいとなれば、親としては悩んで当然です。しかしここは「とりあえず何か食べていれば、大丈夫」と考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん栄養バランスなど気になる点はありますが、大きく体調を崩していないのなら良しとする考え方もあります。「どうしても食べなければならない」と教えて食事そのものに嫌気がさすと、将来的にも食事を楽しめないかもしれません。一方、楽しく食事をすることを重視していれば、味覚が発達し、量的にも食べられるようになってきた頃に、好き嫌いを自然と克服していくケースも多いものです。
子どもならではの鋭い味覚で、素材そのものの味を「おいしい」と思えないケースもあります。これは努力を続けているママやパパの責任ではないですよね。食べさせる工夫や努力をしても、なお食べられない場合は「まだ食べる時期が来ていないだけ」と考えておくのがおすすめです。
考え方3「運が悪い日だって、ないと困る」
子育てをしていると、「何をやってもうまくいかない日」にしょっちゅう遭遇します。子どもはグズるし、園には忘れ物をするし、あげくに仕事でも失敗する、などということは少なくありませんよね。こんなときは「運が悪い日だって、ないと困るよね!」と考えてみてほしいと思います。
運気というものは、常に上下を繰り返しているものです。上がれば下がり、下がれば上がります。つまり運の悪い日が訪れたからこそ、どこかで運の良い日を呼び込むことができる、ともいえるでしょう。色々な事がスムーズに進んだ日。遊びに行って楽しい日。運の良い日に来てもらうには、運の悪い日は「ないと困る」のです。
もし「今日、本当に運が悪い」と感じることがあれば、それは運の良い日がやってくるサインなのかもしれません。
本当はダメだけど……そのほうがうまくいく!?
今回ご紹介した3つは、最初から諦めモードの、どちらかといえばネガティブな考え方です。「どうせ言うことなんかきかないでしょ」「何か食べてればいいから!」「運が悪いね……」といった言葉は、積極的に子どもに聞かせたい言葉ではありません。「自分は期待されていないんだ」「自分は運が悪いんだ」といったマイナスの影響や、思い込みを与えてしまうかもしれないからです。
ですから、これらのフレーズはどれも、ママやパパの心のなかだけで、こっそりつぶやいてくださいね。
子どもには秘密でも、こうしたちゆるやかな考え方は、育児でバタバタしているママやパパの気持ちをちょっとだけ楽にしてくれます。完璧主義を手放すことで、子どもへの優しい指導が長続きするようになるでしょう。結果的に、声を荒らげて指導するのに比べて子どものほうもママやパパの言うことを理解しやすく、効率的な子育てに近づくメリットもあるのです。


















