更新

ぷすーん、えべれーた…。こうやって残そう、我が子のカワイイひとこと。

ぷすーん、えべれーた…。こうやって残そう、我が子のカワイイひとこと。

子どものかわいいひとこと、残していますか?
「ぷすーん」(スプーン)、「えべれーた」(エレベーター)、「てべり」(テレビ)、こんなかわいい間違いをしていませんか?
え?そんな発想するの?と言いたくなるようなことや、とんでもなくかわいい言い間違いや勘違い。よくよく聞いていたら、いろいろありますよね。

まずは記録しておきましょう

言葉を覚えたての2歳3歳の頃ばかりではありません。
最近の我が家の小5、小3の娘の会話でも…。

妹(姉の顔を見て)「かお、こばすけついてんで。」
姉(いかにも何まちがえてんの?という顔をして)「こばかすやし!」
母(すかさずつっこみ)「そばかすやろ!!!」

こんな会話も、メモとして書き留めているからこそ、こうやって思い出しては、子どもたちと何度も笑いのネタになっています。
でも、書き留めておかないと、これがまたすぐに忘れてしまうんです。私も、残しておこうと思いながらも、「こんなにおもしろいかわいいひとこと忘れないでしょ、後で」と思っていたら、絶対後では思い出せないんです。
子どもの成長過程のその一瞬、何万分の1秒をとらえた写真にも匹敵するそのひとこと、発したその時にメモしておきましょう。
時間がない時には、スマホの音声メモでとりあえず。
子どもが寝静まった後に、専用ノート(私はネタ帳と呼んでいます)にメモ!

わかりやすくするため、へたくそなイラストを添えてみたり、時には、「育児冊子」なんかに投稿して掲載された実績を貼り付けたり(ちょこちょこ投稿しては、1000円図書カード、などと小遣い稼ぎをしている私…)。

とっておきのひとことは、見える場所に!

我が家では、私のお気に入りを、目に付く場所に掲示しています。
例えば、こちらは我が家のトイレ。

上には3歳児画伯の額縁入りしょくぱんまんと、棚には家族旅行でひろってきた貝殻などの思い出の品、そして、下の写真が私のお気に入りのひとこと。

4歳(らっきょうを見て)「これ、なまえなんていうの?」
母「らっきょう」
4歳「じゃあ、みよじ(苗字)は?」
苗字と名前を覚えたばかりで、お友達の名前を出しては、「〇〇ちゃんのみよじは△△で…」、と話していた頃でした。

3歳(空を見ながら)「みて~、おそらきれい!かみなりさんが、かかはった(書いた)んかな?」
子どもって本当にファンタジーの世界の中で生きてるんだなぁ、と感動したひとことでした。

私はパソコンの画像編集ソフトを使って加工し写真として写真屋さんでプリントしています。でも今はスマホアプリで文字を入れたりも簡単にできますよね。加工したものを普通の写真データとして保存すれば、コンビニで30円くらいでプリントできちゃいます。

のちのち、子どもが大きくなった時、普段は目に入っていませんが、ふと目についたときに「私こんなこと言ってたの?」と会話のネタ、笑いのネタになったりもします。
つい先日、我が家の9歳、トイレから出てきていきなり、「でさあ、らっきょうの苗字ってなんなん?」と言われました。ちょうどこの原稿を書いている最中だったので、ビックリ!しかも、「絶対ちゃんとした苗字ってあると思う」と。またまたネタ帳にメモメモ、の母です。

かわいい盛りの子どもたち、でもいつか憎たらしいギャングになる時も!
我が家の子どもたちも、現在小5・小3・小1になりました。かなーり反抗期に突入しつつあります。
「だまれや、うっさい」「うざいねん」と言われ、泣きそうになる母ですが、そんな時、部屋に飾ってある生まれた時の写真、かわいかったよちよち歩きの頃の写真を見ながら、このネタ帳を開いて、「こんな頃もあったのね」「あの頃は天使だったわ」と振り返る材料としても、活用しています。

ライター

絵本専門士鳥山由紀の画像

絵本専門士 鳥山由紀

絵本専門士、絵本セラピスト(R)。 乳児親子向け施設、小学校等絵本読み聞かせの他、絵本に関する講演・執筆、大学講師等。2021年絵本販売店「絵本選書・販売 月のクローバー」を開業、イベント等にて出店。2017年より、京都市保育士会機関紙「ほほえみ」連載中。2018年から絵本読み聞かせと箏演奏のユニット「ことえほん」を立ち上げ活動中。3児の母。 ブログ「えほんらへん」

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌