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赤ちゃん連れで楽しめる「つどいの広場」に行ってみよう!(京都編)

ポカポカ陽気に誘われて、どこかにお出かけしたくなるこの季節。でも、赤ちゃんを連れてのおでかけ、どこに行けばいいのかわからない、やはり子連れは不安、という方におすすめの施設です。春は特にゆったりしているのでデビューにおすすめです。雨の日も快適ですよ。
「つどいの広場」ってどんなところ?
国の定める「つどいの広場」事業実施要綱に基づき設置され、京都市では「乳幼児親子のつどいの広場(京都市子育て支援活動いきいきセンター)」と呼ばれており、現在41か所開設されています。
今回は、NPO法人山科醍醐こどものひろばが運営するつどいの広場「げんきスポット0-3(ぜろさん)」にお邪魔しました。「0-3」と名前がついていますので未就園児親子の利用が多いですが、土曜日などは平日は幼稚園に通っている子が来館することもあります。
実際に「げんきスポット0-3」に行ってみました!
山科区の住宅街にある一軒家、一見すると普通の住宅の様相を呈する建物です。入り口には看板があり、外からは小さい子どもたちのげんきな声が聞こえることもあります。
中が見えないので、初めての方は少し入りづらいかもしれませんね。まずは、ウェブサイト等の最新情報をチェックしてみるのがいいかもしれません。
「げんきスポット0-3」では、Instagramが日々更新されていて、その日のイベントの模様、イベントのない日もその日の様子が紹介されています。外からは見えなくても、中の情報がとてもよくわかるようになっています。
初めての方は、利用者登録が必要です。最初に登録をして、親子とも名札を作れば、その後は開館時間内であれば、いつ行っていつ帰ってもOKです。

4月から幼稚園・保育園に行くお子さんも多く、新年度は少しゆったりとしています。小さな赤ちゃんのひろばデビューにおすすめ!スタッフは専門知識を持っているので、気軽に相談してください、とのこと。

毎年3月末に名札コーナーを一旦片付けるそうです。半年もするとここがギューギュー詰めのいっぱいになるそうですが、4月中旬はまだまだゆとりがありますね。
来館者の様子を尋ねてみると、買い物帰りのほんの30分ほどに寄る方、朝からお昼ご飯持参で長時間いる方、ほぼ毎日来られる方、と利用方法はそれぞれのようです。

3部屋に分かれており、おままごとや絵本のお部屋、小さい子が過ごせるお部屋など、その日の来館者の年齢層などによって、なんとなくコーナーができあがるそうです。

スタッフ手作りの衣装で撮影会もできます。これはハーフバースデー。記念にぜひ!

2階では常時フリーマーケットが開催されています。破格のお値段で手に入ります。
つどいの広場があってよかった! 利用者さんの声
- 家では寝ているだけだったのが、明らかにまわりに興味を持って動きたそうにしている様子にうれしくなりました
- 初めて見るおもちゃに目を輝かせていて楽しそう
- 家で二人で過ごしているとうつうつとしてしまうけれど、ここに来れば大人と会話ができるので気分が晴れます
- 遊んでいる姿を見ながら、スタッフや他のママとお話ししたり悩み事を共有できてホッとします
- 保育園入園時にたくさん服が必要なので、フリマで安く手に入って助かりました
すでに大きくなったお子さんのママからは、「ここで出会ったママが小学校に入っても、子育て仲間としてずっとつきあいがあり、心強い」といった、つどいの広場に通わなくなってからも「広場があってよかった」という声も!
講座やワークショップなどさまざまな企画も
4月のカレンダーです。

毎週火曜日の「おはよう体操」、日々いつでもできる折り紙での工作、有料企画のベビーマッサージ、子育て相談など、多種多様なイベントがあります。
また、常時建物2階にあるフリーマーケットは、子ども服などどれも20円で販売されています。「この服かわいいね」などと声をかけられて「ここで20円で買ったんですよ」とうれしそうに答えるママも。子どもの服はすぐにサイズアウトしてしまうので、安くで手に入るのも、いらなくなった衣類が活用されるのもうれしいですよね。
春はデビューに最適!
4月5月は特にこれまで利用していた親子が保育園・幼稚園に入園して、少しゆったりしています。初めてのデビューにおすすめ!入りづらいと思っていた方もぜひこの時期にのぞいてみてはいかがでしょう?
取材協力:NPO法人山科醍醐こどものひろば「げんきスポット0-3」
「げんきスポット0-3」Instagram
「山科醍醐こどものひろば」blog