あんふぁん 東京版 2026年2月号

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- 、3つのステップ
日々の会話や触れ合いの中で、子どもの「自分も相手も大切にする力」を育み、
安心して自分らしく生きるための土台を作りましょう。
自分のからだの主人公は
自分であることを教える
例えば、こんな風に伝えてみて
自分のからだは世界にただ一つの大切なもの。そして、それ
は他の人も同じです。
「似ているところもあるけれど、それぞ
れに個性があって、みんな素晴らしい」ということを伝えまし
ょう。また、水着で隠れる部分はもちろん、からだのどんな場
所も「誰が、どんなふうに触れていいか」を決められるのは自
分だけ。不快に感じたときは、相手が友達や家族であったと
しても「いや」と言っていいことを教えましょう。
(水野さん)
いやと言う
逃げる
自分の身を守る
お守りの言葉
□「命と心ってどこにあるのかな?
どちらもからだにあって、
からだはあなた自身だから、大切にしようね」
□「 いい も いや も自分で決めていいんだよ」
□「自分と同じように、友 達のからだも、
その子だけのものなんだよ」
NO・GO・TELL を
繰り返し伝える
性被害やいじめを防ぐため、子どもには自分の身の安全を守
る方法を伝えましょう。
「いや! ダメ! やめて!」と拒否をす
る「NO」
、その場から離れ、安全な場所に逃げる「GO」
、相
談しやすい大人に話す「TELL」の3つは、基本となる自己防
衛のスキルです。けれど、中には「NO」と言えず、自分を責
めてしまう子もいます。だからこそ、
「GO」と「TELL」を特に
しっかり伝えることが重要です。
(水野さん)
誰かに話す
何でも相談できる
親子関係を育む
日頃から子どもの話に丁寧に向き合い、対話を重ねることが
大切です。忙しいと、つい聞き流してしまうこともありますが、
子どもの思いを受け止めようとする大人の姿勢が、安心して
話せる関係を育てる第一歩になります。まだ言葉でうまく伝え
られない乳児の場合も、泣き声や表情から気持ちをくみ取り、
耳を傾けるようにしましょう。
(水野さん)
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東京 2026.2
言葉を遮らず、
子どもの顔を見て聞く
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