ぎゅって 首都圏・関西版 2026年2月号

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- 巻頭特集
…
教
れたのは
てく
え
|
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大切な の話
人間と性
教育研究協議会
(性教協)
元代表幹事
幼児期は、自分の「からだ」の成長や他人との違いなどに興味津々な時期。読者アンケート(※)
では「子どもの性や性教育について悩んでいることはありますか?」という質問に対して、
水野 哲夫さん
65.2%の人が「はい」と回答しました。そこで今回は、性教育について詳しい専門家に、幼児
高校教員を経て大学でセクソ
ロジーを講じ、
「季刊セクシュ
アリティ」編集長として性と生
の理解を広める。日本の性教
育をリードする第一人者。
期からの「からだ」と「性」についての伝え方を教えてもらいました。
※2025年9月6日∼10月7日/あんふぁん・ぎゅって読者にアンケート/有効回答数1277 ※あんふぁん・ぎゅっては姉妹誌です
イラスト/かわいひろみ デザイン/大橋智子 文/白 寛子
読者アンケートで多かった 2つの悩み に答えます
「性器をよく触っていて、
やめさせたい…」
子どもが自分のからだの仕組みに関心を持つ
のは、ごく自然なことです。炎症など病気ではな
い場合は「性器は、自分だけが見たり触ったりし
てもいい場所。でも、誰も見ていないところでね」
と伝えてあげましょう。
(水野さん)
「人前で『うんち』『おしっこ』
『ちんちん』などを連呼して困る…」
まず、なぜ連呼するのか尋ねてみましょう。子
どもが答えを出せなくても、落ち着いて対話を重
ねることが大切です。大人の反応を面白がってい
る場合は、さらりと受け止めることで、子どもが
拍子抜けして収まることも。
(水野さん)
親世代の多くは性教育を受ける機 会が少なかった世代。
だから、分からないことがあるのは当然のことです。
大人も子どもと一緒に、
「からだ」と「性」について、改めて学びませんか
3
性被害やいじめから
子どもを守るためには?
つ 目 は、
﹁心とからだの健や
幼児期からの性教育には、
つの大きなメリットがあります。
かな成長につながる﹂
こと。
﹁か
らだは自分そのもの﹂
﹁どうす
るかを決めるのは自分﹂という
感覚が育つと、清潔さを保った
2
り、自分のからだを大切にでき
たりするようになります。 つ
目 は、
﹁自分の身を守れる力が
身に付く﹂こと。からだの権利
を理解すれば、不快なタッチを
ようになります。 つ目は、﹁よ
﹁いや﹂と感じて自分を守れる
り良い人間関係を築けるように
なる﹂こと。自分のからだを大
切に思うことで、互いを思いや
り、対等な関係の土台になりま
す。これらを子どもに伝えるこ
とで、性被害やいじめから身を
守ることにもつながります。次
つの
のページでは、おうちで伝えた
い性教育のポイントを、
ステップに分けて紹介します。
3
3
1
幼児期からの性教育
3大メリット
1
心とからだの健やかな
成長につながる
2
自分の身を守れる
力が付く
3
より良い人間関係を
築けるようになる
2026.2
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