99.9%以上UVカット・高遮光率にプラスαこんな機能の日傘がトレンド!

今年の夏も猛暑が予想され、紫外線対策は欠かせません!紫外線のダメージから肌を守るために、日傘はますとアイテム。今回の記事では、傘ソムリエに今年の日傘のトレンドと、おすすめの傘の選び方をお聞きしました!
傘ソムリエに聞いた 2025 年に買いたい日傘のトレンド
世界に 1 人だけの“傘ソムリエ” 土屋 博勇喜(つちや ひろゆき)さんは、豊富な傘の知識を持つ、傘のスペシャリストとして、傘の魅力を世界に発信中。200 本を超える傘コレクションを持ち、悪天候時に耐風性や撥水性のテストを自ら行い、説得力のある接客で各メーカーにも高く評価されています。そんな土屋さんに今年の傘のトレンドをお聞きしました!
紫外線対策としての日傘だけでなく、“高機能な晴雨兼用傘”がスタンダードに
「UV カット率/遮光率、晴雨兼用というポイントに加えて、遮熱性の高さや、+αの機能・デザインがあるものが人気です。日傘に機能を求めるお客様の基準も年々高くなっており、今年は商品がもつ機能性にさらに注目が集まると予想されます。例えば UV カット率・遮光率に加えて耐風性能の高いもの、超軽量で持ち運びやすいもの、たたみやすいものなど、+αの機能性がついており、なおかつ撥水性能を持つ毎日使える晴雨兼用傘はぜひ注目していただきたいです。」とのこと。また、男性の紫外線対策の意識の高まりから、男女兼用で使えるよう、デザインはシンプルで性別を問わないユニセックスデザインがトレンド。無地を中心にスーツでも使いやすいスタイリッシュなデザインが人気となっています。
傘ソムリエ直伝!日傘を選ぶときのポイント
☆第一に「UV カット」「遮光」「遮熱」をチェック
「通常日傘には紫外線をカットする「UV カット率」と太陽光をカットする「遮光率」が記載されています。紫外線も太陽光もカットする日傘には、表面か裏面にコーティングが施されています。コーティングが施されているものは、基本的にUV カット率 100%、遮光率 100%の生地。製品には縫製部分があるため「99.9%以上」という表記をするメーカーも多いです。太陽の下に出ると、雨傘よりも影が濃くなる様子を楽しむことができます。実際の性能も確認できるので、ぜひ試してみてください。」
☆サイズ・重さは、自分にとって使いやすいものを
「日傘の標準サイズは、親骨 50cm が一般的。荷物が多い人など、より広範囲をカバーしたい場合は 55cm 以上あると安心です。ただし体格に対して大きすぎると荷物になったり、風にあおられやすくなったりというリスクもあります。自分にとって適切なサイズの目安は、広げた状態で手に持って鏡で確認し、自分と普段の荷物がしっかり入るのが理想です。また、重さは 300g 以下であれば、比較的軽量サイズです。」
☆耐風性にも注目して!
「傘には、骨の組み方や素材の組み合わせなど、製品によって強い風に耐えるためのさまざまな工夫が施されています。例えば骨の一部に、スーツケースにも使われるポリカーボネート素材を使用し耐風性を高めている傘や、骨にグラスファイバーやカーボンなどの軽い素材を使っているものなども増えています。骨の本数が多いほど、耐風性は高まりますが重くはなるため、重視したいポイントを考えながら選んでみてください。」
国内屈指の実績を誇る傘ブランド「Waterfront」おすすめの晴雨兼用傘
高い遮熱性・耐風性能・撥水性を兼ね備えた全天候傘〈ZENTENKOU 折 55cm〉
名前の通り、雨・風・晴どんな天候にも対応できるオールラウンダーな傘。検査基準最高値の紫外線遮蔽率により紫外線を強力にカットしてくれます。太陽光を 99.9%以上遮り、高い遮光性と遮熱効果を実現しました。風速 30m/s にも耐えた高い耐風性能も魅力。ユニセックスなデザインも人気です。

個人的には、開けるときに爪を守ってくれる仕様になっているのが、嬉しかった!ラクに開けて指が全く痛くなかったです。

UV カット率 99.9%以上、遮光率 99.99%以上

つまみの部分が少し反っていて、爪を守ってくれます。
軽く振るだけで水滴が振り払える撥水加工も施されており、雨の日でも安心!骨の一部分には、スーツケースにも使用されるポリカーボネートという素材を採用し、強風の衝撃をしなって受け流す構造になっているのだとか。耐風性を謳っている傘はあまりないですが、意外と重要ポイントですよね。強風にあおられて傘が裏返ってしまった経験は誰しも苦い経験としてあるのでは…。

外側はシルバーでおしゃれ。

傘の中に入るだけで涼しく快適。
直径 3.5cm!まるでペンのようにラクに持ち運べる〈ペん細 サンシェイド 折 50cm〉
特許を取得している特殊な骨構造で、ペンのような極細折りたたみ傘。子どもから大人まで幅広く使え、いつでもいっしょに持ち歩けます。カバンの隙間にスッと入る持ち運びのしやすさが最大のポイント。太陽光を 99.99% 以上遮る、高い遮光性と遮熱効果もあり、機能性も充実しています。

UV カット率 99.9%以上、遮光率 99.99%以上
2200円

直径 3.5cm、重さは200gと持ち歩くのに邪魔にならないサイズ。
新デザインになった〈ペん細〉は、カバンに入れっぱなしでも気づかないほど軽くて、細くてコンパクト。「今日、雨降るのかな…」なんていうときにもとりあえず持てる便利な傘です。

子どもでも持ちやすいチェック柄のデザイン。

しっかりとした遮熱効果も。
累計20万本突破の人気シリーズを販売する「ムーンバット」のおすすめ晴雨兼用傘
パッとさして、サッとしまえる〈kowaza〉
「kowaza」は、累計20万本突破したしロングセラー「urawaza (ウラワザ) 」シリーズが進化して、新たに持ち運びに便利なコンパクト晴雨兼用として登場。 従来の3秒で折りたためる傘としてシリーズに採用されている形態安定技術を継承。ボタン一つでパッと開いて、しまうときもボタンを押すとサッと閉じてくれます。

感動したのが、傘の裏側に貼られたPET樹脂素材の特殊シート。これがガイドの役割を果たし、くるくるっとシワにならずに折りたたみやすいんです。雨のとき、折りたたみ傘がうまくまとまらなくて、イライラするあの手間から解放されますよ。折りたたみガイド付き。

ワンタッチで開いて、閉じる。

このシートがあるだけで畳むときのまとまりやすさが違う!
魔法のような軽さと機能を兼ね備えた晴雨兼用傘〈マジカルテック プロテクション〉
今年の〈マジカルテック プロテクション〉は、独自の特殊カーボン骨(実用新案登録済)を使用し、骨の強度は保ったまま重さは約82g~、遮光率・UVカット率100%・紫外線防護係数もUPF50+とパワーアップしています!さらに、世界最軽量級の自動開閉50㎝モデルが登場。より軽く、よりスマートに持ち運ぶことができ、バッグの中でも邪魔になりません。

自動開閉のものは、重さが155g~と多少重くなりますが、それでも軽い!! 大きさは50cmと、58cmが選べます。

ボタンを押すだけで開閉が可能!

シンプルで、男女どちらでも持ちやすい。
さて、今選ぶべきは、晴雨兼用傘にプラスしてどんな機能を選ぶか、という点のようです。耐風性?細さ?軽さ? 自分の生活スタイルや、よく傘を使う場面を想像しながら、なるべくストレスのないアイテムを自分に、そして子どもにも選んであげたいですね。