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1日1分!運動が苦手&反り腰の人におすすめ!痩せ体質になる2つの超かんたんテクニック
児童館で産後ママに向けたヨガを行っています。そうすると目につくのが「反り腰」。お子さんを抱きかかえしあわせそうな笑顔の一方で…。実は「肩が痛い」「腰が痛い」「痩せたいけど生活は子どものペース。だから運動できていない」と、ママたちの辛い現実も教えてくれます。
私も出産経験があります。どうにもならない肩こり腰痛や痩せにくさと向き合ってきた一人です(笑)。ですからなお、みなさんの姿勢、そして代謝力の改善、痩せ体質を引き寄せるお手伝いをしたいです。今回はヨガ講師、日本美腸協会認定講師として、かんたんなストレッチをご紹介をしたいと思います。
反り腰はいけないの?
反り腰ではなにがいけないのでしょうか?
「反り腰だと腰痛になるからでしょう?」はい、現実的な問題として腰痛が一番気になりますよね。産後、自分のカラダをいたわる暇もなくおんぶや抱っこをがんばっていませんか?腹筋がゆるみ、体幹が安定しないままでは反り腰になりやすいです。猫背で骨盤が後傾している人が、姿勢を治そうとして反り腰になることもあります。背中の筋肉がぎゅっと縮み、お腹の筋肉が伸びてしまっている状態なんです。呼吸が浅くなることも…。
そもそも、反り腰でも、骨盤が後傾していても、リスクがあります。腰痛だけでなく、健康のかなめの腸をはじめ内臓の調子にとってもよくありません。姿勢が整っていないと内臓の空間が圧迫されます。それはぽっこりおなかの引き金になったり血流を悪くしたりもします。血流の悪さは、冷えやむくみの原因ともなり得ます。もちろん代謝が落ちることにもつながります。
ですから、反り腰のかたにはぜひ腹筋をつけ体幹を安定させてほしいです。そうすると、骨盤周りや背骨の安定、上半身の姿勢の良さを作りやすくなります。いわゆる「いい姿勢」だと、内臓たちも自分たちの居心地の良い空間をたもてます。腰痛や肩こり手放し、代謝もあげやすくなりますね。
「え!腹筋なんてむずかしい…」なんて諦める必要はありません。私たちが目指すのはムキムキではありません(笑)。反り腰改善できる超簡単なものをご紹介しますね!
魔法みたいに痩せ体質になれる超かんたんテクニック
「いい姿勢」でいること。骨盤をたて、胸を開いた状態だといいことばかりです。腸をはじめとした内臓の調子も上がり、血流もよくなり、体幹力もつきやすくなります。骨盤底筋群も引き締めやすく、呼吸も深まります。抱っこやおんぶが、運動としてカラダに還元されやすい姿勢なんです。この姿勢を作ると、自然と腹筋も背筋もバランスよく使えます。結果として痩せ体質の素地が出来上がりますよ。
- 壁を背にして立つ
- かかと、お尻、肩、後頭部を壁につけ、腰と壁の空間を手のひら1枚分にする
- 1分ほど姿勢をキープしたまま、鼻から吸って、口から細く長く吐き出す
反り腰の人は、たったこれだけでもかなりの運動効果を感じるのではないでしょうか?体幹部のインナーマッスルがふつふつと目覚めた実感があると思います。
いい姿勢をキープするお役立ちテクニック
魔法みたいに痩せ体質になれるかんたんなテクニック、つまり「いい姿勢」。やり方が分かりましたね。こちらを日常的に取り組んでいただきたいです。取り組みができるようになったら、それをキープする体幹部を刺激してほしいです。これも超かんたんテクニックですよ。
- 「いい姿勢」で、かかとを合わせて立つ
- 膝裏を伸ばしつま先をひろげ、かかとを「トントン」上げ下ろしする
※いま腰痛など痛みや不調がある方はお控えください。
4,5回ほど繰り返すだけでOK!体幹が入りやすく、「いい姿勢」がキープしやすいです。今回ご紹介した2つの超かんたんテクニックは、育児中でも取り組みやすいですね!新春からあなたも痩せ体質の素地を手にして、気持ちのいい1年にしていきましょう。