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子どもの習い事で意外と穴場? 将棋の魅力をご紹介!

ママ友とよく話題にあがることの一つとして、子どもの習い事の話があります。
我が家の小3の長男はサッカー、書道、将棋の3つの習い事をしていますが、将棋はマイナーなのか習っている子は周りにはほとんどいません。
サッカー、書道は習っている子が多いにも関わらず、何故将棋は少ないのか。将棋の楽しさをもっと広めたい!
マイナーな習い事ではありますが、子どもにとっても親にとってもメリットたくさんな将棋。
一度体験だけでもしてみませんか?
将棋のメリット
現在小3の長男が将棋と出会ったのは、年長の冬。スマイルゼミで勉強をしてスターを貯めるとゲームができるという仕組みで、そのゲームの一つに将棋がありました。
最初は駒の動きがチンプンカンプンで面白さがわからなかったようですが、駒の動きを覚えるにつれて将棋にはまっていきました。
将棋は簡単にいえば王様を捕まえるゲームです。相手の王様を捕まえると勝ちで、自分の王様が捕まってしまうと負け。
様々な駒の種類があり、種類毎に動ける範囲が異なったり、相手の陣地に入ると駒がパワーアップしたり、相手の駒をゲットすると自分の持ち駒になったり。
仲間(持ち駒)を増やしながら相手の王様を捕まえに行くゲームです。
駒の動き方を覚えるのは大変ですが、一度覚えてしまえば大人も子どもも関係なく遊べるし、頭の体操にもなりますし、先を見据える力がつくので思考力がついたように感じています。また勝負するからには勝ちたいので、集中力もついたように感じます。
将棋にはまった長男はスマイルゼミ内では余裕で勝てるようになったので、今度は私や夫と勝負するようになりました。
最初は楽に勝てていた私も次第に長男に追い詰められるようになり、今じゃ全く勝てません。ハンデを貰っても負けます(笑)
大人だから強いとか、子どもだから弱いとか。そんなの関係なく親子で真剣勝負をして楽しめるのも将棋の魅力の一つだと思いますし、これから寒い時期になるので屋内で遊ぶのに将棋はもってこいだと思います!
将棋のデメリット
将棋大好きになった長男は小学校の係活動でも『将棋係』なるものを作り、現在は2年連続で将棋係りを担っているようです。活動内容は『みんなに将棋を教えること』だそうです(笑)
私たち親があまり強くないので、ついに将棋を習いに行きたいとまで言い出し、現在将棋教室に通って2年が経ちました。
将棋のデメリットとして、将棋人口が少ないためか将棋教室になかなか出会えないことが挙げられると思います。
また駒を一つでもなくすと勝負が成り立たなくなるため、紛失には要注意。我が家は将棋セットを二つ用意し、駒がなくなっても長男がパニックにならないように細心の注意を払っていますし、使用後の片付けは毎回必ずさせています。
通っている将棋教室は3~5名程の小学生が在籍していますが、人数が集まらないため来春になくなることとなりました。私の最近一番ショックだったことです。
長男に合う将棋教室を探した結果、遠い隣の区まで送迎して週1回の将棋教室を楽しんでいましたが、それももうじき終わり。長男もですが、私も凄く悲しいです。
将棋=おじいちゃんがやるもの、といったイメージを持たれることもあるのかもしれませんが、思考力や集中力をつけたい子どもには特にオススメなのに、と個人的には思います。
将棋の大会に出場して
数は多くないですが将棋の大会やイベントもあり、先日長男と参加してきました。
プロ棋士の方の指導対局や子ども同士での対戦、最後にはプロ棋士のサイン色紙が当たる抽選会もあったりと盛りだくさんな大会で、将棋のルールがよくわかっていない私でも楽しめる大会でした。
将棋好きの子どもたちの目はみんなキラキラしていて、対局が始まると集中して考えこむ姿や負けたのが悔しくて泣いちゃう子、お友達同士で対局を楽しむ子、男女問わず様々な子が参加していました。
始めたばかりの子もいれば、めちゃくちゃ強い子もいたりと実力差があるのは確かなのですが、上手な子でも反則となる駒を指してしまうこともあり、勝負は最後までわからない世界でもあります。集中力を切らさずに最後の一手まで駒を指す長男の姿に成長を感じたと共に、もっと将棋の良さを広めたいと私自身が思いました。
将棋を習う中で、最初に「お願いします」最後に「ありがとうございました」の挨拶を必ずするように指導されますし、持ち駒は相手にも見やすいよう綺麗に並べましょうと言われることもあります。そういった心がけは普段の生活にも生かされますし、対局中は無言で黙々と駒を指していきますが相手がどういったことを考えているのか、考える力もつきます。
メリットが多い将棋。興味がある方は是非!一度将棋に触れてみてほしいと思います!

運営の方の本音
大会の様子の写真撮影、並びに掲載許可をいただいた時に運営の方と少しお話したのですが、今までで一番『是非宣伝をして下さい!』『どんどん掲載して下さいね』と温かいお声をかけて下さいました。
やはりここ最近は子どもの将棋離れが進んでいるようで、なんとか将棋に興味を持ってくれる子を増やして将棋人口を増やしたいんです、とのことでした。
この記事がきっかけとなり、少しでも将棋に興味を持ってくれる方が増えたら嬉しいです!
私の好きな駒は『飛車』です。
(長男曰く、真っすぐ突き進みまくれるのがママみたい~と言われたので笑)


























