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講談師の読み聞かせアドバイス「講談調で絵本の読み聞かせ」はいかが?
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子育てしながら講談師活動をしております、金印亭紅みき(きんいんてい べにみき)です。講談って何?と思われるかもしれませんがこれは意外と簡単に家で体験することが出来ます。どうしたら良いのでしょう?今日はその秘訣をお届けしたいと思います。
ズバリ!読み聞かせで出来ます!
皆さんはご家庭でいつも読み聞かせされてますよね。
そこにちょっとしたポイントを抑えるだけで
お子さんに講談で絵本読み、またお子さんも講談調で読むことが出来るんです。
昔々、あるところに、 おじいさんと おばあさんが
を例にしてみます。
む(か)し むかし (あ)るところに
お(じ)いさんと お(ば)あさんが、、、
基本的には ドレミの ミの音で読んでいきますが
(○)の所をラの音で少し高く読んでみましょう。
すると不思議 講談調に、なりませんか?
この調子で リズム良くアクセントをつけて読んでみる。
場面が変わるところなどで張り扇で机を叩きリズム良く読んで見いましょう。
この時、声を大きく元気良く読むのがコツです。
沈んだ声では伝わりませんし、元気良く読むだけで
日頃のストレスが発散できます。(笑)
実際講談師は長生きされている方が多いのですが
それは普段から大きな声を出しているからとも言われているんです。
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絵本でもOKですが日記でもOK!
お子さんが書いた日記などお子さん自身に読ませてみる。
これがオススメです。何故なら講談は実際に起こった話を語る事が多いからです。
きっと喜んでしてくれるに違いありませんし、
またお父様、お母様も講談調で何かを語る事が
いつもと違って喜ばれると思います。
そして最後、登って降りてくる感じで
読むとより講談らしさが出てきます。