究極の餃子レシピはこれだっ!野菜は細かく、白菜はぎゅっと絞るのが吉

究極の餃子レシピはこれだっ!野菜は細かく、白菜はぎゅっと絞るのが吉

お義母さんの餃子がウマい!

家族の大好物と言えば「餃子」で、いつも70個くらいを月イチペースで焼いています。

子どもは大満足だけれど、大人にはちょっと物足りないくらいの量なのですが、夫婦ともども中年太りが気になるお年頃なので、今のわが家にとっては70個がベスト。

レシピはお義母さんから教わったものを少しアレンジして作っています。お義母さん自身は幼少期に過ごした満州時代に、家のボーイが作っているのを見よう見まねで覚えたそうです(満州というのが本格的な感じ!)。

作り方をざっくり説明すると、白菜をみじん切りにし塩でもみ、十分に水分が出たら絞る → 絞った白菜とみじん切りにしたニラと豚ひき肉をボウルに入れ、塩・コショウ・にんにくのすりおろしを合わせてよく混ぜる → 豚ひきの脂が手の温度でなじみ、具に粘り気が出るまで混ぜ、包む

塩やコショウなどの具体的な分量については、お義母さん自身も量って作っているわけではないので、私も見て食べて覚えるしかありません。

お義母さんが年に一度遊びに来ていた5年前まではその度に餃子を作ってくれたので、必ず手伝いその手順や量などを見て覚えました。ですが何度作ってもお義母さんの餃子にならない…!

白菜を絞る力加減、豚ひきの赤身と脂身の割合、野菜の切り方など、ひとつ違うと別物になってしまい、なかなか「これだ!」というものになりません。

そして、お義母さんの餃子はとにかくシンプル!味付けは塩とコショウとにんにくだけ。それなのにガツンとした食べごたえがあるんです。

それを私が作るとシンプルすぎるというか、どうしても間が抜けた味になってしまう。

そこにはどうしても乗り終えられない壁があるようなので、最近は乗り越えようとするのをすっかり諦め、長ネギやごま油、鶏ガラスープの素などを足してほぼオリジナルレシピになりつつあります。

私も分量を図らず、目分量で味を決めていくので毎回味に揺らぎはありましたが、今回初めて計量して作ってみました。参考までにご紹介したいと思います。

マルサイ家オリジナル餃子レシピ

材料

  • 白菜…1/4(フードプロセッサーでみじん切り)
  • ニラ…一把(包丁でできるだけ細かくみじん切り)
  • キャベツ…150グラムくらい(フードプロセッサーでみじん切り)
  • 長ネギ…15センチくらい(包丁でみじん切り)
  • 豚ひき肉…200グラムくらい(できたら脂身が多いもの)
  • にんにく…3片くらい(すりおろしておく)
  • 塩…小さじ1と1/2
  • コショウ…少々
  • ごま油…小さじ1
  • 鶏ガラスープの素…小さじ1/2
  • かたくり粉…大さじ1

作り方

  1. 白菜を塩小さじ1でもみ、水分が十分に出たら強めに絞る
  2. 絞った白菜と全ての材料を合わせて混ぜる
  3. 滑らかになるまでしっかり混ぜたら包んで焼く

ポイント

  • 白菜をしっかり絞って水分を切ると包みやすく焼き上がりもしっかりします (絞りが緩いと包むときに汁気が出たり、焼き上がりがだれたりするので注意!)
  • 野菜はできるだけ細かく均一の大きさに切ると舌触りがいいです
  • すりおろしたにんにくは具に入れずに付けダレに混ぜて食べるのもおいしいです
  • タレはお好みでどうぞ!(ちなみにわが家はしょう油・酢・食べるラー油で調合しています)

普段は忙しくて手作り餃子はなかなかハードルが高いですが、お休みの日に家族でしゃべりながらのんびり包むのもなかなか楽しいです。

小さい子どもは、ほぼ粘土遊び化しますが、食への興味が深まるのは間違いなしです。家族で月イチ餃子、オススメです。

ライター

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絵日記・漫画家 マルサイ

三兄弟の母。趣味は昆虫や磯の生き物の観察。インスタグラムで育児絵日記を投稿しています。裏アカウントでは毎日のごはんを投稿しています。大和書房より『男子が3人います。』絶賛発売中!

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