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おせちの残りで作る「ガレット・デ・ロワ」。フランス発祥のおみくじパイで運試し!
フランスでお正月に食べられている、「ガレットデロワ」というお菓子を知っていますか?フランス発祥のいわゆる「おみくじアーモンドパイ」。これを日本のお正月ならではの、栗きんとんの残りを活用して作ってみました。お正月に盛り上がること間違いなし!
「ガレット・デ・ロワ」知っていますか?
フランスでは、新年のお祝いに欠かせない伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」。
アーモンドクリームが入ったパイには、陶器で作られた「フェーブ」という人形が入っていて、そのフェーブを引き当てた人は王さま(女王さま)として王冠をかぶり、その日1日祝福を受けるのだそうです。
ここ数年、日本のフランス菓子屋さんでも、取り扱うところが増えているように思います。お正月の挨拶まわりにも喜ばれそうですね!
昨年は次男が引き当てました!
近くにあったおせんべいを渡されて、ご満悦の次男
日本のお正月にもぴったり!
元々キリスト教に由来するお祝い&お菓子ですが、お正月に「おみくじ」を引くことの多い日本でも、盛り上がること間違いなし!さらに、おせちの栗きんとんで作ることで、お正月モードも高まりますよ。(残り物も上手く活用できます!)
また、陶器製のフェーブをお菓子に入れ込むと誤飲が心配なので、これまたおせちの黒豆を使用。お菓子屋さんでもフェーブの代わりに、アーモンドなどのナッツを忍ばせ、フェーブは別で付けてくれるところもあります。
レシピ内で栗きんとんの量は適量としていますが、足りないようならサツマイモをゆでてつぶし、好みの量の砂糖を加えて足してくださいね。
当たりの数を増やしても楽しいですね!その分、紙の王冠も必要になるので、お忘れなく。「ガレット・デ・ロワ」用の紙製王冠は、製菓材料店でも取り扱いがありますが、100均やお手製でも◎
材料 直径18cm 1台分
- 冷凍パイシート 18×18㎝2枚
- 栗きんとん 適量
- 「当たり」用黒豆 1個
- 卵黄 1個分
※栗きんとんが少ない場合は、ゆでたサツマイモをつぶして足してください
※「当たり」用黒豆は1個とありますが、増やしてもOKです
<作り方>
所要時間10分
STEP 1
20分ほど室温に出しておいた冷凍パイシートは、皿やケーキ型などを使って、丸くカットする
STEP 2
パイ生地に栗きんとん、当たりの黒豆をのせる。ふちに小さじ1の水を加えて、よく溶いた卵黄をのり代わりに塗る
STEP 3
もう1枚をかぶせ、全体に2の卵黄を塗る
STEP 4
ナイフで表面に模様を入れて、200℃のオーブンで30~40分ほど焼く。裏面もしっかり焼き目がついていたら、網などにのせて冷ます
※冷凍パイシートを室温に出しておく時間、およびオーブンでの焼き時間は所要時間外です
今回の道具の話
フェーブはお店によって違ったり、その年によって違ったりするそうです。イヤープレートのように、コレクションするのも楽しそうですね!
NATURAL KITCHEN(ナチュラルキッチン)で見つけた鏡餅の置物と、富士山の箸置き。どっちも陶器でできているので、フェーブ代わりに使えそう!黒豆引き当てた人に、王冠とお正月のかわいい小物を。
どうです?今年も1年、いい年になりそうじゃないですか♪
2020年も皆さまにとって、良い年になりますように!