「晩飯はオレが作るよ」と言ってくれる日を夢見て。長男作の卵ペースト
朝食時に大活躍の「卵ペースト」
子どもたちは卵ペーストが大好き。前もって仕込んでおけば忙しい朝食時にサッと出せ、そのまま食べたりオープンサンドにしたりレタスと一緒に食べたりと、とても重宝しています。作るときは多めに仕込んでおきますが、一瞬でなくなります。あるとき、長男が物足りなさそうにしていたので
卵をゆでてマヨネーズ入れれば完成だよ。すごく簡単だから自分で作ってみる?
と声をかけると大喜び。私は三男の食事に付き添っていたので、手順だけ説明しあとは長男に任せてみることにしました。
長男は簡単な炒め物などは何度か作ったことがあり、ヤケドも経験済みなので火を使うことにはかなり慎重です。始めの頃はなかなかガスに火がつかず、その時点で断念したこともありましたが、何度かやるうちにコツをつかんだようです。今ではフライパンを持つ姿もだいぶ様になりました。
そういえば私が初めて火を使う料理を作ったのは小1か小2の頃でした。見よう見まねで目玉焼きにチャレンジしたのですが、油を熱するなんてことも知らずにいきなりフライパンに卵を割り入れしまい、黒焦げにしてかなり焦った覚えがあります。
トラウマとまではいきませんでしたが、初めての料理に失敗したこと、黒焦げになっていく卵を見て若干の怖さを感じたことで「もう二度とやらない!」と思ったことを覚えています。
あのとき正しい知識で美味しい目玉焼きが作れていたら、料理好き小学生になっていたかもしれない…。
長男が料理に興味を持ち始めてからは、私のような思いをさせてしまってはもったいないと思い丁寧に指導してきました(これがまたなかなか面倒なのですが)。
- 自分の作ったものが家族に美味しいと言ってもらえる
- 食べたいものを自分で作る事ができる
- 作った人の特権で多めに食べられる
料理を通じてたくさんの喜びに出会った長男はすっかり料理好きになりました。
そんな長男の姿を見た次男、「オレも作りたい!」とやる気になったので、先日次男の大好物の杏仁豆腐を一緒に作りました。
杏仁豆腐はお湯と牛乳を混ぜるだけの失敗いらずのものですが、食べたいものが簡単に作れるというのが料理好きになる一番の近道だと思うので、どんどんチャレンジさせてあげたい。
いつか三兄弟のうち一人くらい“今日の晩メシは俺が作るよ”と言ってくれるようになるといいな!
と下心を持ちつつ、子どもたちとキッチンに立つ機会を増やしていければいいなと思います。