夏太り解消!やせたい人必見の【酢の物レシピ】で、短鎖脂肪酸を味方に!

暑すぎた今年の夏。クーラーで過ごすことも多かったでしょう。かき氷やアイスなどがひとしおおいしく感じられた8月が過ぎ、9月になりました。少しばかり暑さが和らぐと、暑すぎた夏の清算を…と冷たいスイーツでポッコリしたおなかに目がいくのではないでしょうか(笑)?

これからの季節、秋の食材を取り入れることもダイエットには役立ちます。糖質・脂質の気にならない”きのこ”も、おススメですが、せっかくですからもう一歩進んでみましょう。やせるには腸を意識することです♪今回は日本美腸協会認定講師として、やせ体質で健康を目指すのにベストな「短鎖脂肪酸」を味方にするお話をさせていただきます!

短鎖脂肪酸ってなに???

そもそも「これさえ食べればやせる!」「美しく健康になれる!」というものはありません。でも、腸内でたくさん生成されると、やせ体質や健康の近道となる成分があるんです。それが短鎖脂肪酸。では、短鎖脂肪酸って、どんな働きをしてくれるのでしょうか?

〇便通をよくする
〇大腸を健康にする
〇脂肪蓄積をへらし、肥満の予防と改善に役立つ
〇悪玉菌の増殖を抑える
〇細菌の繁殖や食中毒、炎症を防ぐ
〇免疫力を高める
〇免疫の過剰反応を抑える
〇ミネラルの吸収を促す
〇腸管の活動や、肝臓や筋肉などのエネルギー源となる
〇幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促す

おー!幸せ感じちゃう働きですね(笑)

短鎖脂肪酸を増やすには?

この短鎖脂肪酸、実は腸内細菌が”あるもの”をエサとして、作り出してくれるものです。そのあるものとは…食物繊維やオリゴ糖!

そう、短鎖脂肪酸を増やすには、食物繊維やオリゴ糖が有効なのです。

また、お酢に含まれる酢酸は短鎖脂肪酸の一つですし、バターやチーズに含まれている酪酸、カプロン酸も短鎖脂肪酸です。意外と、日常の食べもののなかに「夏太り解消」のエッセンスが詰め込まれています。ただ、バターやチーズは脂肪分も多いので、摂る量には気をつけましょう。

ちなみに、、。カキ氷やアイスをランチ代わりにしたり、朝食を菓子パン、コーヒーで済ませる方。こういったお食事は血糖値が急上昇しやすいので要注意ですが、発酵性食物繊維(※)やたんぱく質をお食事の最初に摂ると、急上昇を抑えてくれるので覚えておきましょう。(※発酵性食物繊維は水溶性食物繊維と一部の不溶性食物繊維のこと)

夏太り解消ごはんは「酢の物」推しで!

結局、なんでもバランスよく食べることが一番なのですが、中でも残暑の厳しい今、おすすめなはこちらです。

まだ暑さ厳しい中、酢の物は食欲増進効果も、防腐効果も期待できます。またお酢の味わいは、あっさりながら満腹感が得られます!
【さっぱり簡単メニューのご紹介】
連日の暑さのなか、身体を涼めるナスやきゅうりをお酢で和えるだけの、夏太り解消【ナスときゅうりの酢の物レシピ】。こちらに、鮭➕わかめと玉ねぎの味噌汁➕もち麦ごはん、はいかがでしょうか?酢の物に入れるはちみつや、味噌汁に入れる玉ねぎにも、オリゴ糖は含まれています。わかめやもち麦は発酵性食物繊維です。
ナスときゅうりの酢の物レシピ
【材料】4人分
〇ナス3本
〇きゅうり2本
〇ミョウガ1個
〇お酢大さじ2~3※
〇はちみつ大さじ1※
〇塩小さじ1※
1.ナス、きゅうりはともに、食べやすい薄切りに
2.ナス、きゅうりはボウルで塩(少々)で塩もみし、数分おいたら水けをきる
3.薄切りにしたミョウガと※と2をボウルで混ぜ合わせる
メインは、黒酢で味付けた鶏肉ステーキもおすすめです。わが家では鶏肉を黒酢と醤油麹で味付けするのがお気に入り。暑すぎてついスイーツを食べてしまった方もそうでない方も、短鎖脂肪酸の恩恵を受けられる酢の物でお口さっぱり、ウエストすっきりさせていきましょう。

ライター

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日本美腸協会認定講師×ヨガ講師 田中道子

腸happyトレーナー/ティーンズ3人のママ。便秘・冷え・ガス張り・重たい肩こり腰痛・マイナス思考など…に苦しんだが、美腸×ヨガと出逢い、食事・ヨガ・腸もみで心身を整えた。健幸にむけた美腸講座や腸内解析、ヨガや腸もみ&歪み調整を行う。施術は2か月待ちと人気。

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