もう手放せない!買って大正解「せいろ」で野菜ギライが克服できた

もう手放せない!買って大正解「せいろ」で野菜ギライが克服できた

みなさんは調理道具の「せいろ」を使ったことはありますか? 
わが家では、コロナ禍でおうち時間が増えてから、「せいろ」を購入しました。点心や飲茶を作るときに使うイメージがありますが、それだけではないんです! 
今回は日常使いの方法や子どもたちが好きなメニュー、子どもが野菜ギライを克服したエピソードなどをまとめて紹介します。

せいろを使うのに必要なもの

はじめに、せいろを使うのに必要なものを紹介します。せいろは、沸騰させたお湯が入っている鍋などの上に置き、水蒸気を通すことで食材を加熱調理するもの。つまり、せいろを使うときは、お鍋が必要です。サイズにぴったり合うものをセットで購入する、もしくは蒸し板を使う方法があります。

私が使っているのは、中華街にお店がある「照宝」の製品。杉で作られたものを選んだのですが、蒸し上がりに、ほのかに杉の香りがするところが気に入っています。
せいろにもいろいろな種類があり、素材や大きさが異なるので、自分の好みでいろいろと選べるのも楽しいです。

せいろの基本的な使い方

せいろの基本的な使い方は以下の通り。
1.使用前にせいろをさっと水でぬらす
2.お湯を沸かす
せいろをセットする鍋に、お湯をたっぷり沸かす
3.蒸す
お湯をしっかり沸騰させてから、食材をセットしたせいろをのせる
4.火加減をキープ
蒸気が上がり続けるように
5.蒸し加減の確認
竹串で刺したり、味見して確かめる(やけどに注意!)

こんなものまで!せいろで温めるとおいしい食材

冷凍食品を蒸す

冷凍食品というと電子レンジを使用するイメージですが、これがせいろで温めると…ビックリするほどおいしい! レンジで温めたときよりも、ふっくらと仕上がります。餃子、焼売、肉まんはもちろん、焼きおにぎりや枝豆もおすすめ。たこ焼きを蒸したものもヒットでした! せいろに入れるときは冷凍のままでOK。

朝ごはんのおかずを蒸す

朝ごはんでは、おかずと野菜を同時に蒸すことができるので時短が可能。ウインナーやベーコンをフライパンで焼くと、どうしても油っぽくなってしまいますが、せいろで蒸し上げることで、やさしい味わいになります。

パンやごはんを蒸す

パンやごはんの温めにも、せいろが使えます。ごはんもパンもふっくらほっこり、もっとおいしくなります。せいろを重ねて使えば、おかずも一緒に蒸すことができますよ。

せいろを使って娘の野菜ギライを克服

娘はあまり野菜が好きではありませんでした。野菜にマヨネーズをかけたり、自分が好きな味つけをしないとなかなか食べてくれなかったのですが、せいろで蒸した野菜だけはそのまま食べているんです! せいろで蒸すことで野菜の旨味が凝縮されるので、「今まで食べていた野菜と違う!」のだそう。水に溶けやすい栄養素もしっかり閉じ込め、逃がしにくいのもうれしいポイントです。
娘がせいろ調理で好きな野菜は、蒸すことでぐっと甘みがでるニンジン、ジャガイモ、玉ネギなど。そして、意外だったのが小松菜です。味噌汁に入れた小松菜は苦手でも、せいろ蒸しにすると喜んで食べてくれます。

トウモロコシは今までおいしく仕上がると言われているいろいろな蒸し方に挑戦してきましたが、せいろが一番甘みがでておいしく仕上がるように感じます!
せいろを使うときは、素材の下にクッキングシートやキャベツなどの葉物野菜を敷いて使うので、底面が汚れずお手入れも簡単。
購入した時は、上手に使いこなせるか不安でしたが、今となっては手放せないアイテムになり、買ってよかった!を実感しています。ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。

ライター

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ニュースライター やまさきけいこ

フットワークの軽さをいかした取材記事や、自身の資格や経験をもとに主婦に役立つ情報記事などを執筆。子育てサイトを中心に、さまざまなメディアでフリーで活動中。

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