無駄なく賢く使い切る!食材ロスを減らす保存テクニック

買った食材を無駄にしてしまった経験はありませんか?食品価格が高騰している中、なるべく食品ロスは避けたいものですよね。

今回は、食育アドバイザーやナチュラルフードコーディネーターの資格を持った筆者が、野菜・肉・魚の正しい保存方法や、余った食材の活用アイデアを徹底解説。食品ロスを減らしながら、おいしく賢く食材を使い切るコツを学びましょう!

食材ロスが減る!保存の基本ルール

食材を無駄なく使い切るために、適切な保存方法を知っておきましょう。食品は「冷蔵」「冷凍」「常温」の3つの保存方法があり、食材によって適した方法があります。

例えば、冷蔵は短期間で使う食材向け、長期保存をしたいときは冷凍が最適、常温保存は風味を損なわずに保存できる食材に向いています。保存方法を間違えると食材の鮮度が落ちたり、風味が損なわれたりするので、正しいルールを押さえておきましょう。

必見!野菜の長持ち保存テクニック

「葉物野菜」の保存テクニック

ほうれん草やレタスなどの葉物野菜は、乾燥するとすぐにしおれてしまいます。保存の際は軽く湿らせたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室に立てて保存するのが理想です。湿度が保たれ、鮮度を長持ちさせることができます。

「根菜類」の保存テクニック

じゃがいもや人参などの根菜類は、土がついたまま風通しの良い冷暗所で保存すると長持ちします。カットした場合は冷凍保存がおすすめです。人参や大根はスライスや千切りにして冷凍すると、調理の時短にもなります。

肉・魚の鮮度を保つ保存法

小分けにして冷凍するコツは?

肉や魚をそのまま冷凍すると、解凍時にドリップ(旨み成分を含む水分)が出てしまい、食感や味が落ちてしまいます。そのため、使う分量ごとに小分けにして平らにならしてからジッパー付きの食品用保存袋に入れて冷凍しましょう。

急速冷凍搭載の冷蔵庫があれば、急速冷凍をおすすめします。さらに、冷凍する際に下味をつけておけば、調理の時短になるのでおすすめです。

解凍するときのポイントは?注意点をチェック

電子レンジでの解凍は加熱ムラができやすく、部分的に火が通ってしまうこともあるので、冷蔵庫に移して自然解凍するのがおすすめです。

すぐに使いたいときは流水解凍をしましょう。短時間で解凍できるので便利ですよ。

余った食材をおいしく使い切るアイデアレシピ

余ってしまった野菜は、スープやピクルスにして無駄なく食べきってしまいましょう。例えば、トマトやキャベツ、玉ねぎなどは煮込んでミネストローネにすれば栄養満点のスープに。きゅうりや人参、大根は酢・砂糖・塩で漬け込めばピクルスに変身します。

余った食材を組み合わせて、プラス一品おかずを増やしちゃいましょう!

簡単ピクルスの作り方

【材料】

ピクルス液

☆酢 …100cc

☆水 …100cc

☆砂糖 …大さじ2

☆塩 …小さじ1

お好みの食材(例:きゅうり・人参・ミニトマト・パプリカ等)

【作り方】

1. 鍋に☆を入れて中火で加熱する

2. 沸騰したら火を消してしっかりと冷ます

3. アルコールや熱湯で消毒した保存容器にお好みの食材を入れ、2を注いだら完成!

子どもも食べられるシンプルなピクルス液です。辛めの味が好きな人は赤唐辛子や黒胡椒を加えてみてください。逆に甘めにしたい人は、砂糖で調整したり、加熱時にしっかり酸味を飛ばすことがポイントです。

ライター

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webライター × 食育講師 池田夕起

横浜でゆるっと気ままな暮らしをしている、2歳差兄弟ママ。 自宅やオンラインで離乳食や幼児食の講師を務めたり、ママや子どもに向けたおやつ作り教室を開催。コストコ歴10年以上。WEBライター・WEBディレクターとしての顔ももつ、複業ママです。

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