緊急事態SOS! 病気、ケガ、事故、災害…いざという時どうする?知っておきたいトラブル対処法10選
9.災害時(自宅)

〈洪水・土砂災害〉
自治体から高齢者等避難や避難指示が出たら、指示に従って避難する。
※「高齢者等」には、妊婦や子どもなども含まれる。
〈地震〉
できるだけ安全な場所に移動し、子どもの頭をかばうように抱きかかえ、おうちの方自身の安全も守れる姿勢で揺れが収まるまで待つ。地震後の移動時は、ガラスの破片などを踏まないようにスリッパなどを履く。
普段からしておきたい備え
- 子ども連れで避難しやすい避難所を調べておく
- 子どもの出生時の健康状態、持病やアレルギーの有無、かかりつけ医の情報などをリストにまとめ、保険証やお薬手帳、母子健康手帳とともに持ち出せるようにしておく
- 家族の連絡手段、集合場所を確認しておく
- 困ったときに頼れる人を見つけておく
10.被災後(在宅避難)

乳幼児がいる家庭では、自宅が無事であれば、被災後も避難所には行かずに在宅避難をしたほうが安心して過ごせることが多いようです。電気、ガス、水道といったライフラインがストップした場合でも困らないよう、1週間分を目安として生活に必要なものを備えておきましょう。飲料水や保存期間の長い食品などは、普段から「使っては買い足す」をくり返しておくと、無理のない備蓄(ローリングストック)ができます。粉ミルク用には軟水をストックしておきましょう。
家庭に備蓄しておくとよいもの
- 水
- 非常食
- ベビーフード
- 粉ミルク
- 簡易トイレ
- 紙おむつ
- おしりふき
- 充電器(電池式)
- カセットコンロ・カセットボンベ
- 携帯ラジオ
- 懐中電灯
- 体拭き用ウェットタオル
- ドライシャンプー
- 新聞紙
- ラップ
- 現金
もしものときは!
医療に関する情報を検索するときは、公的な機関のウェブサイトや医師などが医療監修を行っている記事を参照しましょう。
⚫救急車を呼ぶときは
- 119番に電話する
- 「火事ですか、救急ですか」と聞かれるので、「救急です」と返答する
- 住所と「誰が(何歳の子どもが)」「いつから」「どのような状態なのか」を伝える
- 通報した人の名前と連絡先を伝える(救急隊から電話がかかってくることがあるため、固定電話と携帯電話の両方の番号を伝えておくとよい)
- 応急処置の指示があればメモをとり、落ち着いて対処する
⚫救急車を呼ぶかどうか迷ったら
救急安心センター事業#7119に電話する(一部の地域では未実施)
⚫休日や夜間の子どもの急病などで判断に迷ったら
子ども医療電話相談事業#8000に電話する
⚫誤飲などによる中毒事故で困ったときは
・大阪中毒110番 電話072-727-2499
・つくば中毒110番 電話029-852-9999
( いずれも365日 24時間 どの地域の方も利用可能)
⚫受診の判断の目安や応急手当の手順を知りたいときは
イラスト/秋野純子 デザイン/平野 晶 文/安永美穂 構成/ KANADEL
『ベビーブックFirst 2025 夏号』のふろくは「親子でごきげんDVD」と「モンポケピカチュウまんまるじょうろ」の2大完成品!

ベビーブックFirst 2025 夏号のふろくは、「親子でごきげんDVD」と「モンポケピカチュウまんまるじょうろ」の2大完成品です。
「モンポケピカチュウまんまるじょうろ」は取っ手が大きく、小さな手でも持ちやすいサイズのじょうろです。まんまるがかわいい、夏らしいさわやかなデザインは絵本作家・かしわらあきおさんによるもの。おふろや夏の水遊びでたくさん使えそう!
「親子でごきげんDVD」は、おはなし、知育、歌、動物、乗り物など、バラエティ豊かな12コンテンツをたっぷり、約50分収録。東京大学・赤ちゃんラボの開一夫教授監修による、絵本作家・かしわらあきおさん「おててちゃん こんにちは」、日英W音声収録のわらべきみかさん「What’s this?」をはじめ、どれも赤ちゃんのための厳選コンテンツとなっています。
「ベビーブックFirst 2025 夏号」 価格:1590円

1・2・3歳児向け知育絵本「ベビーブック」から誕生した、0・1・2歳児向けの増刊「ベビーブック First」。赤ちゃんが喜ぶコンテンツを厳選し、「遊び」「しつけ」「知育」を1冊にギュッとまとめました。絵本作家が手がける描き下ろし絵本や、アンパンマンなど人気キャラクターのシールやしかけ遊びが満載!本誌は全ページ日本語・英語の二か国語表記となっており、英語デビューにもぴったりな1冊です。
この記事は小学館「ベビーブックFirst 2025 夏号」の内容を掲載しています