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とても心配性の年長息子は、知らない場所に行くと不安がります。どんな声をかけるべき?
question デリケートで心配性
年長の息子は、とてもデリケートで心配性。知らない場所に行くと、「ここはどこ?来たことはある?おうちに帰れる?」などと不安がります。こんなときは、どんな声をかけてあげればよいのでしょうか。(神奈川県・OTIT)
answer おおらかに接して。安心感を与える関わりを
人間には持って生まれた気質(個人の性格の基礎になる感情的傾向)があり、この子の場合は「神経質で不安が強い」気質なのかもしれませんね。このタイプに必要なのは、安心感を与える言葉や行動。
明るく優しく、「心配なんだね。でも、ママも一緒だから大丈夫だよ」と言葉をかけたり、手を握ったりして、不安を軽くしてあげましょう。
また、親が心配しすぎると、子どもの心配性がより強くなることもあります。「◯◯しちゃダメ」と制限するようなしつけは控えて、親もおおらかな気持ちで、子どもに接するようにしましょう。
心配性というのは、悪いことばかりではありません。言い換えれば、「細かいことに気付ける」「周囲を気遣える」「さまざまなことに関心を持てる」「感受性が強い」「人よりも慎重」ということ。
そうした良い面に目を向けて、ゆったりと成長を見守ってあげてくださいね。
※この記事は、2019年12月発行の「ぎゅって首都圏版」に掲載した記事を再編集したものです