「今日どうだった?」はNG質問?子どもの様子がわかる問いかけのコツ

園や学校から帰ってきた子どもに、つい「今日どうだった?」って、聞いてしまいませんか。 今回は、子どもが園や学校のことをさらに話しやすくなる、コミュニケーションに適した質問方法をご紹介します。
「どうだった?」は聞かれた方が困る問いかけ方!
園や学校の様子に気を配ろうと「今日どうだった?」と聞いてしまうけれど、子どもには「ふつう!」と返されてさっぱりわからないケース、よくありますよね。
子どもへ「あなたのことを、気に掛けているよ」という気持ちを伝える手段として、問いかけ自体は非常に良いものです。ただし「今日どうだった?」に終始しているなら、せっかくの問いかけが「子どもを困らせるだけのNG質問」になっているかもしれません。
要は「何を聞かれているか」が明確でないため、答える方としては「何を、どう答えればいいか」に迷うのです。結果「楽しかった」とか「ふつう」という言葉で済ませてしまうことになります。こうした「明確に答えられない感覚」は、将来的に「ママやパパとは、話がしにくいな」という気持ちにつながっていく可能性もあります。いつだって話のしやすい親子関係を維持していきたいなら、幼いころから「話しやすい質問」を用意してあげることは効果的です。
具体性がポイント! 子どもが答えやすい問いかけのカタチ3つ
それでは、子どもが答えやすい問いかけとは、どのようなものでしょうか。ここでは、おすすめの問いかけ方法を3つに分けてご紹介します。
1.「いつ、何した?」時間の使い方を聞く
「今日は、昼休みに何をして遊んだの?」「今日の国語の授業では、何を勉強したの?」など、親が時間を指定して「その時間に何をしたのか」聞いてみましょう。
これなら、学校や園にいた数時間のうち、子どもが具体的に時間帯を思い浮かべることができるため、「何をしていたか」も明確に答えやすくなります。親の側も、子どもが何をしていたかという情報を具体的に手に入れやすくなるのがメリットです。
2.「それ、誰としたの?」時間を共に過ごした相手を聞く
「折り紙したんだね! 誰とやったの?」「グループ学習だったんだね! 同じグループには誰がいるの?」など、子どもが誰と活動をしているのかを聞いてみると良いでしょう。
年齢を重ねるごとに子どもの人間関係は分からなくなりがち。しかし「誰と一緒に遊んでいるか」「誰と活動をしたのか」といった質問は子どもにとっても答えやすいため、聞けば教えてくれることが多いのです。子どもの周辺をある程度把握しておくという意味でも、「誰と?」の質問は効果的といえます。
3.「そのとき、どんな気持ちだった?」感情を言語化させてみる
「うまくできたんだ! そのとき、どんな気持ちだった?」「ちょっと失敗しちゃったんだね。どんな気持ちだった?」など、子どもの気持ちにフォーカスしてみるのがおすすめです。日頃から自分自身の気持ちにフォーカスし、さらにそれを言語化する練習をしておくことは、子どもにとって大いに役立ちます。またこれは、ママやパパが「ぼく(わたし)の気持ちに、耳を傾けてくれている!」という安心感にもつながる質問です。
園児から小学校低学年くらいまでは特に、うまく気持ちを話せないこともよくあります。子どもが言語化するのをゆっくりと待ち、ときには「うれしくなった?」「次はがんばろうって思った?」といったように、サポートしてあげるのも良いでしょう。もちろん子どもの気持ちを聞けたら、それを否定せず受け入れる姿勢も必要です。
「どうだった?」を抜け出して親子の信頼関係をさらに強固に!
子どもが園や学校から帰ってきたときや、林間学校や合宿から帰ってきたとき、「どうだった?」と聞いてしまうのは親あるあるです。しかし「どうだった?」という質問には、大人も困らされた経験がないでしょうか? 大人のようにうまく答えをひねり出せない子どもが「別に」「ふつう」と返事してしまうのは、仕方ないともいえるでしょう。
「どうだった?」と聞く前に「私は子どもの何を知りたいと思っているのかな」と自問自答してみてください。その答えが出ると、質問はどんどん具体的になっていくはずです。具体的な質問に、具体的な答えが返ってくれば、それに対して親子が共に意見を出しやすくなり会話も続いていきます。
ぜひ、具体性の高い問いかけを実践し、子どもとの共通認識を増やしていってくださいね。




























