全国旅行支援がスタート!旅先でのねんねの不安を解消するための3ポイント

全国旅行支援がスタート!旅先でのねんねの不安を解消するための3ポイント

全国旅行支援が始まり、旅行に出かける人も増えていますね。そんな中、ママやパパたちから聞こえるのは「旅先でのねんねが不安」という声。快眠のためのポイントを乳幼児睡眠コンサルタントが解説します。

旅先でスムーズに眠るために大切なこと

旅先はいつもと違う環境な上に、いつもと違うスケジュールにもなりがち。興奮しすぎて眠れなくなってしまったり、昼寝が足りずに寝ぐずってしまったりとママやパパを悩ませてしまうこともしばしば。
そんな不安を解消するコツを紹介します。旅先でスムーズに眠るために大切なこととしては、


1.こまめな昼寝
2.リラックスモードへの誘導
3.いつものアイテムの持参


の3つが挙げられます。

1.こまめな昼寝

自宅や保育園ではまとめて昼寝の時間をとって眠っている子どもも、旅先ではそううまくはいかないもの。いつも寝ている時間に楽しい場所にいて寝ている場合ではなかったり、寝ついたタイミングで車から降りることになって起きてしまったり、大きな物音で起きてしまったり…いつも通りに過ごす方が難しいですよね。

だからこそ、こまめに昼寝をとりましょう。ちょこちょこと分けて寝るのでも良いので、できるだけ“疲れすぎてイライラモードになってしまう状態”を防ぎたいですね。観光の合間や移動中に睡眠をとれるように話しかけない・つまらない時間をわざと作って眠りに導いてあげるとよいでしょう。

2.リラックスモードへの誘導

寝る直前まで興奮して遊んでいると、なかなか寝付けないもの。ただでさえ楽しくて眠るのがもったいないと感じてしまうシチュエーションなので、就寝前は徐々に明かりを落としてできるだけ静的な遊びをして過ごすなど、リラックスモードへの誘導を心がけるとよいでしょう。

日中にたくさん動いて体も疲れているお子さんには、ゆっくりマッサージをしてあげるのも有効です。絵本の貸し出しをしているホテルもあります。いつも読まない絵本を読むのも楽しみですね。

3.いつものアイテムの持参

旅先はいつもと違う場所・違う環境だからこそ、なんだか落ち着かなかったり、うまく眠れない…なんてことになりがちですね。大人では「枕が変わると寝られない」などと言われることも昔からありますが、子どもたちも同様です。

できるだけいつも通りの睡眠環境で落ち着けるように、いつも着ているパジャマやスリーパー、(使っている人は)ホワイトノイズ、ねんねのお友だちなどを持参することをおすすめします。いつも使っているものの匂いや感触で、気持ちが落ち着くものですよ。

寝かせなきゃと焦らずに

旅先ではいつも通りの寝かしつけができない可能性も高くなります。でもそれはある程度は仕方のないこと! 不安になってしまうこともあると思いますが、せっかくの楽しい旅行の時間だからこそ、割り切りも大切です。「寝かせなきゃ寝かせなきゃ…」と焦らず、特別な時間として、今だけの家族の思い出を作ってくださいね。

そして、帰宅後はまたいつも通りの寝かしつけに戻していきましょう。今までおうちでできていたことは、必ず元に戻せるので心配ないですよ!

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担当カテゴリー

子どもの健康・発達

小児スリープコンサルタント/乳幼児育児アドバイザー ねんねママ

乳幼児育児アドバイザー。小児スリープコンサルタント。0〜3歳モンテッソーリ教師。株式会社mominess代表。YouTube「ねんねママのもっとラクする子育て情報局」やInstagramなどで乳幼児の育児に関する発信を続け、2024年現在、SNSの総フォロワーは18万人超。運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行っている。著書に『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』『○✕ですぐわかる!ねんねのお悩み消えちゃう本』がある

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