友達にいじわるをする息子に困っています

相手の視点でものが見られるようになるのは4歳から6歳といわれ、失敗しながら相手を思いやる言動を学んでいきます。失敗を否定せず、学びに変える関わり方を見ていきましょう。

Question 友達にいじわるをする息子に困っています

  年長の息子は、妹が生まれた年中の中ごろから、友達にいじわるをするようになりました。遊んで泥だらけの手を付けるフリをして追いかけたりします。友達も面白がっているときはいいのですが、本気で嫌がっている子を泣かせてしまうことも。そういうときは私が叱って止めますが、見守った方がいいのでしょうか。本人に悪意はなく、単純にからかうのが面白いようです。
[東京都・さくら]

illustration ATFT GRAPHICS.

Answer 間に入って楽しい遊びに 変える工夫をしてみましょう

相手が嫌がっているのが分かっている場合はいじわるですが、この時期は相手が嫌がる度合いがまだ分かっていないので、いじわるとは違います。ママが間に入ってあげることは大事ですが、本人に悪意はないので、叱って止めさせるのではなく遊びに変えて、みんなが楽しくなる工夫をしてみましょう。今回のケースなら、「ママが○○くんに付けちゃおうかな」と言って、自分の子に泥を付けるマネをします。「自分にだけ泥を付けようとする」と思って泣いていた子にも、「これは遊びなんだ」と伝われば、案外面白がってくれるかもしれませんよ。
 今は友達といろいろなやりとりをしながら人間関係を学んでいる時期。遊びを通して子どもは相手を傷つけない言動を学んでいきます。大人は単に叱るだけでなく、学びの機会になるような手助けをしてあげてほしいですね。
 下の子が生まれると上の子はママを取られたという気持ちになるものです。赤ちゃんが寝ている時間は大いに上の子と触れ合って、絵本を読んだり、遊んだりして二人だけの時間を過ごすとお子さんが喜ぶはずです。

ライター

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&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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