入園前に保育園のスケジュールに合わせるべき!?合わせておいた方がいいポイント
4月に保育園の入園が控えている方は今からドキドキですね。子どもは保育園に馴染めるだろうか?夜泣きで寝不足なのに仕事はできるだろうか?そんな入園前に気になる子どもの生活の準備について、子どもの睡眠のプロが解説します。
保育園の生活スケジュール
保育園に入園すると、それまでずっと一緒だったママと子どもが離れて生活することになります。一体どんな生活になるのか?気になりますよね。
園や月齢によっても多少異なりますが、おおよその保育園の生活スケジュールは以下の流れです。
〜9:30 :登園
9:30 :午前の活動
11:30 :昼食
12:30 :午睡
15:00 :午後の活動
16:00〜 :降園
0歳児クラスの場合はみんなでリズムを合わせることが難しいため、個々のペースで食事や睡眠がとられることも多くあります。
事前に保育園のスケジュールに合わせるべき?
こう聞くと気になるのは現状のスケジュールとの違いではないでしょうか。食事や午睡(お昼寝)の時間が家庭とは異なることはとても多いケースです。
特に0歳〜1歳半以下の子どもの場合、家庭ではお昼寝を2回しているということも多くあるでしょう。
その場合、事前にお昼寝を1回にしてできるだけ保育園の生活スケジュールに近づけておいたほうがいいのではないかと思われるかもしれません。ですが、お昼寝については家庭では必要なだけとらせてあげることをおすすめします。
0歳児の場合、日中1回の睡眠では睡眠不足になってしまうことが多く、そうなると疲れすぎて脳が興奮することによって夜の寝つきが悪くなってしまったり、夜泣きが悪化してしまったり、朝4時など早朝に起床してしまうなどのトラブルにつながりやすくなります。
そのため、保育園でのスケジュールに合わせるのではなく、子どものペースで生活させてあげることをおすすめします。
保育園で日中の睡眠が1回に統一されるかどうかは月齢と園の方針次第です。
私自身の経験では、月齢が12カ月に至るまでは個々人のタイミングで布団を敷き、みんなが活動している部屋の隅で寝ていることもありましたが、1歳をすぎた頃からはお友達と一緒に決められた時間に午睡をするように統一されていました。
このあたり、気になる人は事前に入園説明会などで質問してみると安心だと思います。
入園後のスケジュールに合わせておきたいこと
睡眠については個々のペースで、とお伝えしましたが、入園後のスケジュールに合わせておいたほうが良いこともあります。それは起床と就寝です。
特に起床時刻。これまでは育児休業中で、朝はゆっくり寝ていたり、夜泣き対応でやっと朝5時におさまってくれて9時まで寝る…といったりしたこともあるかもしれませんね。
ですが、これからは家を出る時刻が決まってきます。これは急にある日から「明日からこの時間に起きる!」と決めてできるものではなかなかありません。
大人は気合いで起きられても、子どもの身体の中は「え?いつもはまだ寝てる時間でしょ?むりむり…」と起きられず、ぐずってしまう可能性も高くなります。
体内時計ができていれば機嫌よくスムーズに起きることができるので、事前に入園後のスケジュールに合わせておくことをおすすめします。
夜泣きが続いたままの保育園入園は不安な部分も多いと思います。ですが、夜泣きには起きてしまう理由があるはずなので、それを見つけて1つ1つ取り除いていくことで解決することができます。
不安な場合は、専門家に相談してみてくださいね。