「添い乳でしか寝てくれない!」を卒業するために大事な2つのこと
添い乳は添い寝で授乳して寝かしつけるやり方で、ママは身体を横に倒したまま飲みながら寝てくれたら、背中スイッチ発動リスクが少なくて楽ですよね。しかし夜中に起きやすくなることもあり、悩みのタネになることもしばしば。
添い乳をしていると「飲みながら寝ること」が癖になってしまいます。そうすると飲みながら寝て、ふと目が覚めたらおっぱいがない!と泣いてしまう、そして添い乳でまた安心して寝て…ということを繰り返すことになります。これによって夜中に何回も起きてしまうのが治らない、ということにつながります。
そうはいっても授乳は寝かしつけにとって最強の武器なので、これを奪われたらどうすればいいの!? と思うかもしれません。授乳での寝かしつけをやめるために、夜間断乳を検討する際のコツを紹介します。
就寝時の授乳で寝落ちさせない
授乳での寝かしつけをやめていく=別の方法で寝かせる、ということになります。もし、いまの授乳でしか寝かしつけができていない場合は、別の方法で寝られるようにしていく必要があります。
そこでまずは就寝時に練習をしていきましょう。就寝前の授乳は睡眠と関連付けないようにリビングなど寝室以外の場所で授乳して、終わってから寝室に移動するのがおすすめ。
どうしても寝てしまう!という場合は授乳の時間が遅い(疲れ過ぎ)が考えられるので、少し時間を早められると良いです。夜間断乳を始める日から突然こうするのではなく、だんだんとリビングで授乳→寝室に移動、という習慣をクセ付けしていきましょう。
お腹いっぱいの状態で、真っ暗な寝室でやさしく声かけし、トントンやなでなでなどその子の好きなあやし方で接してあげましょう。泣いてしまう場合は抱っこをしてもOK。抱っこで寝られれば、授乳で寝落ちよりも一歩前進です!
夜間断乳の前はしっかり予告を
夜間断乳に限らず、大きな変化を起こすときやこれまでの習慣を変えるときはたとえ相手が赤ちゃんであってもしっかり予告をしてあげることが大切です。
昨日まで夜中起きてしまっても授乳で寝かしつけてくれていたのに、まったく前触れなく突然「今日からなし!」と言われても赤ちゃんも心の準備ができません。なぜ夜間の授乳をやめるのか、いつからやめるのかを1週間くらい前から目を見てしっかり説明するようにすると良いですよ。
相手は赤ちゃん。言葉も通じないし、わかっていないと思うかもしれませんが、子どもはなんとなくでも意外と理解しているものです。また、言葉がわからなくても視覚的に理解しやすいように、カレンダーを見ながらカウントダウンするのも有効です。
添い乳については賛否あるものですが、私はママがそれで楽ならやってよいと思っています。ただ、窒息や乳腺炎のリスク、癖がつくことによって夜泣きの原因になることもあるので、卒業したい!と思ったときには参考にしてみてくださいね。