帰省先でうまく眠れず親子でげっそり…旅行や帰省で子どもが快眠する方法
年末年始の帰省や旅行先で子どもがいつもより寝づらかったり早起きしてしまったり、ということはありませんか?違う環境、スケジュールで行動し気持ち的にもウキウキする旅先だからこそ、あるあるなんです。対策を乳幼児睡眠コンサルタントが解説します。
寝る前に大切にしたい3つのポイント
せっかくの旅先なのに、うまく眠れないとイライラ…。パパの実家に帰省されている場合、ママは日中はお義母さんのお手伝いに気を遣い、夜は睡眠不足になってしまったら滞在がつらくなってしまいますよね。
子どもにしっかり寝てもらうために大切なのは寝る前のリラックス、安心して眠れる環境、そして遮光です。ひとつずつ解説していきます。
寝る前のリラックス
旅先ではいつもと違う環境、久々に会う人々にワクワクドキドキ。子どもたちは興奮するものです。すると交感神経が優位になり続けてしまい、眠気やリラックスのための副交感神経が優位になれず、安心して眠りにつきづらくなってしまうのです。
寝る前にしっかりリラックスタイムを設けることで、気持ちを落ち着かせて安心してぐっすりとした眠りに導くことができます。
テレビやスマホを消して、目と目をあわせてたっぷりスキンシップをとる時間を持ちましょう。明かりを少し落として行うとさらに効果的です。
安心して眠れる環境
いつもと違う環境で寝るというのは子どもにとってはドキドキすることです。安心して眠れる環境にするために、できるだけいつもと同じアイテムが使えるよう、可能な範囲で持参しましょう。
例えば枕。大人もいつもと違う枕になると眠れないこと、ありますよね?日頃から枕を使っている子であれば、持参すると良いでしょう。荷物にはなりますが、新幹線や飛行機ではクッションとしても使えますよ。
それから、いつも一緒に寝ているお人形やブランケットなどがある場合、これはマストアイテムです。安心して眠れるねんねのお友達なので、一緒に旅行に出かけましょう。
遮光
早朝に起きてしまう理由の大きな要因が光です。家では遮光カーテンでしっかり暗くして寝ていても、旅先ではそうもいかないことが多々あります。
帰省先の場合は毎年のことなので、環境を整えてもらうことをおすすめします。雨戸がある場合は雨戸をきっちり閉めましょう。ない場合は遮光カーテンを設置して、カーテンレールの隙間や脇から明かりがもれがないようにマジックテープで留めたりタオルをかけたりしましょう。
手軽にできる対策としては、遮光マスキングテープを持参することです。私のブログでもよく紹介しているのですが、一重でしっかり光をシャットアウトできる遮光テープがあるんです(amazonなどで購入できます)。これを光がもれているところに貼り付けることで、簡易的に遮光をすることができますよ。